《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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チャイ

小さい顔

Sep. 15, 2005
チャイ
チャイ
2005年9月15日 木曜日

一気に湿度が下がった。

気温もグンと下がった。

今日の最高気温は、昨日からの日付けが変わった直後だったと言う。つまり、夜中が一番暑くて、その後はどんどん冷えていったという事だ。

日中、少し暑く感じたけれど、それは動き回っていたせいかも知れない。



一日中、動いていた。朝、避妊して入院させていた親猫のお迎えを兼ねて、チャイの初通院、そして仔猫たちの検便で動物病院へ。

チャイ、キャリーに入れたら鳴いた鳴いた。ゴマと同じだ。いつもは小さくてかすれた声しか出さないくせに、車の中でも病院の待合室でも大声で鳴いた。なんだ、おっきな声が出るじゃん。



チャイはこの3週間で1キロ体重が増えていた。

毎日見ているとちっとも太っていないような気がしていたが、ちゃんと増えていたのだ。しかしまだ相当痩せている。後ろ足など、骨の形が見える感じで皮が張り付いているだけだ。

3週間の大量のハイポで、ヨダレと目やには随分と減った。

口角のただれと出血は、口角炎のせいだろうと言われる。歯茎も赤い。鼻詰まりもあるので、インターキャットを接種して貰う。痛かったのか、チャイは振り向いて怒った。みんな我慢して注射されているのに、チャイって意外と我が儘みたい。

耳の奥が汚れていたので、耳の中の洗浄をし、薬を注して貰う。

奥さん先生がたくさん撫でてくれて、しっかり保定してくれていたので、女好きのチャイとしては大満足だっただろう。



女好きかどうかのデータ収集はまだ出来ていないが、少なくとも私の事はメロメロに大好きだし、カワムラそっくりだから多分女好きに決まっている。

去勢手術の予約もしておいたのだが、まだ状態があまり良くないので、もう少し様子を見てからの方が良いでしょうと言われてしまった。残念。



それにしても、インターフェロンは1日おきに3度打つので、結構我が儘で大騒ぎするコイツをまた通院させるのは憂鬱だなあ。

チャイの今日の検便や耳の中の検査では、変なものは何も発見されなかった。ハイポのお陰だろう。疥癬の薬とフロントラインは、保護直後に自宅でしてあるし。



さて、仔猫たちのウンチだが、回虫卵とカンピロバクター(らせん菌)が発見されてしまった。ガビ〜ン!回虫は簡単だが、カンピロはしつこい。しかしそれでウンチがちょっと軟らかかったのか。

しかしこれもハイポの威力だろう、あの程度のウンチの緩さで済んでいたのだから。普通はどんどん下痢が酷くなり、水様便でフードそのものの匂いになる。つまり消化されなくなるのだ。



ガラの時は水様便だけでなく嘔吐も酷くなり、すっかり衰弱して食べられなくなった。それからガラには初めてシルバーを使ったのだ。その時とは私の心構えが大違いという事だ。

兎に角、チャイのような成猫も仔猫も保護したら直ぐにハイポを大量投与。お陰で目やにも殆ど酷くならず、カンピロも急激に増殖しないで済んだ。チャイに至っては、ハイポだけでカンピロ完治。3週間も大量投与していたものね。

メラたちにも、1匹につき日に100滴程のハイポを与えている。それで悪化させずに済んだのだったら、本当に安いものだと思う。一度悪化させてしまったら、カンピロのしつこさはカワムラやチャイ顔負けだ。日に2度の抗生剤投与と、抗生剤による善玉菌死滅の下痢・・・抗生剤の長期投与が及ぼす悪影響は尾を引く。

このところのハイポの消費量は並み大抵ではないが(月に軽く4本以上行っちゃう)、稼ぐに追いつく貧乏なし・・・と信じて頑張ろう。うちの貧乏はなかなか足が速そうだけどね。



今日は診察までにも待ったので、帰宅したら11時。手術になると思って朝ご飯を抜いたチャイに先ずご飯を与えて、それから仔猫たちのご飯に薬を混ぜる。少量の美味しいフードに、すり潰した駆虫薬とシロップの抗生剤、そしてベネバックパウダーとダイジェストエイドを大量に加え、ハイポを100滴落としてよく混ぜる。

これを3皿作る。さて、食べてくれるかな?と差し出すと、全員美味しそうに音を立てて夢中で食べてくれた。残さずペロリと皿まで舐めた。よっしゃ。これで万事OKだ。



仔猫たちが食べ終えて、直ぐにウンチをしない事を確認したので(つまり下痢していない事を確認したので)、急いで私達も昼ご飯にする。疲れている上、その後の予定も詰まっているので、二人とも無言でせっせと食べる。

食べたら直ぐにまた出掛け、銀行の用事を済ませる。

時間指定で且つ代金引き換えでアクシスからサプリが届くので、その時間までに帰宅しなければいけない。

ひ〜っ。





再度帰宅し、仔猫たちのトイレを見る。

よかった、下痢していない。ハイポのお水もたくさん飲んであった。そしてそれぞれが身体を伸ばして、ぐっすり眠っている。

チャイも疲れたのか、いつものように目を覚まして騒ぐ事もなく眠っていた。

みーちゃんも穏やかな顔をして、窓辺で寛いでいた。そっと部屋を出る。





荷物を受け取り、今度はプロポリス等の梱包をして郵便局で発送、そして不在通知が入ってしまった書留を受け取り、公共料金の支払いも済ませる。



疲れたね・・・と言いながら戻る途中、「いちごの樹」というショップで苺の生ジュースを飲む事にした。

苺ジュースと好きなケーキのセットで580円のところが、今日は偶然月に一度のサービスデイ(15日)で500円だった。苺ジュース単品だと300円するところが、ケーキとセットで500円。安い。

色んなフルーツがたっぷり乗ったタルト(400円)を選んだら、大変美味しかった。

生のパインと苺、キウィ、ブルーベリー、バナナ、そして生クリーム。普段だったら食べないバナナとパインが、どちらも香り高い完熟で美味しかった。

店内では果物も安く買えるし、種類の多い手作りジャムもケーキも買える。

そしてパーラーもあるのだ。

駅から遠いので車でしか行けない場所だが、近所にこういう店がある事が解かって嬉しい。たまには二人でお茶を飲みに行こう。

それにケーキを買って帰って食べると汚れた皿を洗わなければならないから、忙しい時は店で食べるに限るね・・・と言って、満足して帰宅。ちょっと疲れがとれた感じがする。





戻って見ると、仔猫たちは揃ってまだウンチをしていない。

どうやら落ち着いたようだ。このまま順調にカンピロが落ちてくれれば、もう何も言う事ない。



暫く仔猫たちにはa/d缶を食べさせる事にして、混ぜ込む粉のサプリ数種類もたくさん届いて補充したし、ハイポも在庫切れになりそうだと聞いていたものが今日無事に入荷したし、昨日までのささやかな不安も解消。



しかし全く触れないので、ワクチンは少し先になりそうだ。

まあ、母体からの免疫が切れても、ウィルス対策は原理としてはハイポで行けるはずだ。一時凌ぎでも、ウィルスに曝された時、そのウィルスが増えないようにしてやれれば良い。



マニュアル通りに事を運べない事だってある。

ずっと野良で生きてきて、今もワクチンすら打てないみーちゃんだっているのだ。出来る事に手を抜くのは良くないけれど、出来る範囲で精一杯やるしかない時だってある。



もう少し馴らせたら、どうにか捕まえてワクチン接種に連れて行こう。

皮手袋をしてまで捕まえて恐がらせるような事は、今はまだしたくない。しかし意外なところで、皮手袋のお世話になってしまったのだった。



その事は、また明日・・・。

今はもう夜中近くで、とても涼しい。今夜こそ、しっかり寝るぞ。

パパシロ

Sep. 15, 2005
パパ


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