《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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カワムラさん

聞き分けゼロ

Oct. 5, 2005
カワムラさん
ペリー

いい子だった

Oct. 5, 2005
ペリー
2005年10月5日 水曜日

整体院で預けた荷物からカードをスキミングする事件があったそうだが、物騒な世の中だ。

荷物を預ける方式の場所は他にも色々とある。カードや財布は、海外旅行の時のように肌身離さず持っていないといけないかも知れない。



しかしもっと酷い事件を新聞で読んだ。

健保組合の保険料を15年間19億円も着服して、17人もの愛人との交際費に使っていたという組合事務長がいたのだ。

9億円にも呆れるが、17人も愛人を持つ健保組合の事務長というのも凄い。15年間も、それが発覚しなかったというずさんな管理もどうかと思うが、どうすれば17人もの愛人をさばけるのだろう。

その手腕を、もっとましな事に活用すれば凄い成功を収められるのではないか。金を使わなければモテない男というのも哀れで馬鹿だが。



昼近く、遂に新しい冷蔵庫がやって来た。嬉しいよりも、それに伴なう諸々の作業を思うと何日も前から憂鬱だった。広いところに広い通路から運び入れるだけだったら新旧の中身の入れ替えだけで済むのだろうが、うちの2階となるとそうはいかない。

搬入が来る前が先ず大変。階段上のスペースにある本箱やらバスケットやらを、一時的にミュウたちの部屋へと移動させる。本なんか抜いていられない。幸いにして薄い背の低い本箱だったので、本を収納したまま移動。退かしてみると、ホコリだらけ。とほほ。




いざ冷蔵庫の中身を出し始めてみたら、つくづく私って収納の名人だと改めて思った。それはもう、引っ越しの度に、引っ越し運送業者の人に感心して戴ける。でも決して美点じゃない。最大の欠点なのだ。

その昔、4畳半二間にキッチンという間取りの「2K」のアパートに住んでいた事がある。どちらの部屋にも、一間の押し入れがあった。その押し入れには、様々な工夫をして大量の物が詰め込まれていたのだ。

引っ越しする際、事前に見積もりに来てダンボールの数を決め、見積もられた金額で契約する。しかし梱包の人たちが来た当日(勤めながらの引っ越しだったので、らくらくパックにしたのだ)、とてもじゃないけど予定していたダンボールでは足りず、結局40箱も追加になった。

殆どの現況は押し入れの荷物だった。同じスペースにどれだけ入れられるかだけを競ったら、絶対にチャンピオンになれるだろう。




その事を、改めて今日実感した。とほほ。ええ、勿論たくさん捨てましたよ。そして心に誓いました。もう保存食なんか作らないと。

捨てた瓶の数をカウントしておけばよかったけど、搬入の時間が迫っていたので兎に角必死で捨てた。捨てられないものも一杯ある。既に生鮮品は食べ尽しておいたので殆ど無かったのだが、こんなにも大量のものが詰まっていたなんて、何て恥ずかしい冷蔵庫だったんだろう。




冷蔵庫が到着すると先ず、階段の下の扉を外す事になった。ここはかつて丑三つ時に舅が襲撃して来るのを防ぐ為に取り付けたのだが、今では1階の猫たちと2階の猫たちとを隔てる扉として存在している。

いや、別に1階と2階で隔てているという訳ではないか・・・全ての部屋は、猫たちが行き来出来ないように隔てられているのだから。各部屋、完全分離飼育なんだもん。




いつもだと、階段を上がりたくて仕方ないのは、ペリーとカワムラさんだ。しかし今日のペリーは、大きな冷蔵庫やら搬送のお兄さんたちやらがいつもと違う雰囲気を醸し出しているせいか、身動きひとつせず、炬燵の上で香箱を組んで行儀良く固まっていた。

しかし・・・誰がいようと何があろうと動じない(ボケているのか?)カワムラは、足元で邪魔ばかりするし、ドアが無くなれば早速「じゃあワシも行くかな・・・」とばかりに階段を上ろうとする。ゴマのように言葉で制して聞く相手じゃない。

仕方なくこうちゃんが1階に張り付き、私が2階を担当した。しかし2階の担当は最悪だったな。恥ずかしいのと掃除が忙しいのとで、カワムラの番をするのとどっちがマシだったろう?




2階のドアも蝶番を外し、壁に取り付けたこうちゃんの手作りマガジンラックも取り外した。ダイニングのダデカいテーブルと調味料の入ったデカい戸棚を移動させる。整理していないで積み上げられていたものたちがボロボロと落ちる。恥ずかしい。

古い冷蔵庫を動かしてみると、下には14年分のホコリがたんまり。通り道を作るのに、TVの乗っている大きなキャビネットもずらしたのだが、その下にはトイレの砂とホコリとゲロッパの残骸がごっそり。

タバコシバンムシの死骸もたくさん。どうやらこぼれて掃除機ですいとりきれなかったトフカスサンドを食い荒らしていたらしい。ゴマやジャムが近寄る前に掃除機で吸い取り、雑巾掛けをする。雑巾は何度濯いでも直ぐに真っ黒になる。こんなにら汚いんだな、家具の下って。とほほ。




ダイニングのドアも蝶番ごと外し、配送のお兄さんたちは狭い急な階段を大変苦労して新しい冷蔵庫を運び上げた。搬送費1万円(税別)では申し訳ない位、大変な作業だと思った。

そしてリーダー格のお兄さんの方が、若い方のお兄ちゃんに向かって「何はともあれ、下のドアだぞ」と促して、階段下の扉を再度取り付けてくれた。

良く我が家の事情を理解してくれている事が解かる素晴らしい気配りだったし、他の指示を聞いていても、頭の良い人なんだな・・・というのが感じられた。声は大きいけど、良い担当で良かった。

これ程猫が一杯居る中での作業は初めてだったんじゃないかな。もっとたくさん居る家もあるあるかも知れないけど、うちほどには猫たちの扱いが神経質で過保護ではないだろうから。

リーダー格のお兄さんは、「私も独身の時、実家で猫を飼っていたんです」と言っていた。じゃあ、また猫が飼いたい時にはお声を掛けて下さい・・・と言ってみたのだが、奥さんが犬も猫も苦手らしい。残念。




しかしジャムが臆病で、お兄さんたちが居る間は一度も姿を見せずにベッドの向こう側に篭もっていたのと、ゴマの聞き分けの良さに驚いた。

ドアがなくなれば、当然ゴマはダイニングを出てあっちの部屋(ミュウたちの部屋)に行きたいのだが、「ゴマちゃん、ダメダメ」と言えば引き返す。

ホコリにまみれたオモチャが出てくれば興味深々で匂いを嗅ぎに近づきたいのだが、「ゴマちゃん、汚いからダメダメ」と言えば踵を返して仕事部屋に戻る。何ていい子なんだ。カワムラに爪の垢を煎じて飲ませたい。



新しい冷蔵庫は、大きさは今までと変わらないものの、容量は幾分大きくなっている。465リットルで65センチ幅だという点が決め手になった。(右のイメージ画像と >>こちらをご参照下さい)

以前キャンセルしたものは、500リットル超で80センチ近くもあったのだ。デカ過ぎ?でも何でも大きいのが好きなんだもの。




新しい冷蔵庫に、トロ箱に入れておいた食品を戻しておしまい。しかしこれもなかなか大変だった。折角だから、綺麗に詰め込みたいじゃないか。




そして今日、様々な教訓を得た。忘れないうちに書いておこう。

 1.冷蔵庫には食品をあまり詰め込み過ぎてはいけない
   
(知ってはいたけれど、なかなか実践は出来なかった)

 2.食べるのが追いつかない程、保存食を作らない

 3.ろくに食べないジャムばかり10種類以上も買ってはいけない

 4.お茶もコーヒーも紅茶も、買い過ぎてはいけない

 5.兎に角何でも大量に買わない

 6.もう2度と引っ越しなんか出来ない

 7.大掛かりな作業をする時は、カワムラをケージに入れておく事





そしてスカスカに綺麗に収められた状態を見ては、こうちゃんと異口同音に何度もしみじみ喜びを分かち合った。「(買って)よかったね」と何度繰り返した事か。ふん、どんな面倒だって終わってしまえばこっちのもんだ。

しかしその後には地獄が待っていた。それはまた明日のお話・・・

ゴマ

聞き分け良し

Oct. 5, 2005
ゴマ
ジャム

そもそも臆病

Oct. 5, 2005
ジャム


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