チャイ
やさ男だがしつこい
Oct. 9, 2005 |
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2005年10月9日 日曜日
雨がしとしと日曜日。
懐かしいな、タイガース。タイガースと言っても、阪神タイガースちがいまっせ。グループサウンズでっせ。
しかし一体あの頃から何十年経ってしまったのだろう。あの頃は、ジュリーも綺麗だったし、加山雄三だってまだかなりカッコいい若代将だった。首相なんか佐藤栄作だったのだから、古い話だ。自分の過去の記憶に関して、こんなにも古い事が語れるようになろうとは・・・。
しかしもっと古い話が、我が家では当たり前のように飛び交っている。こうちゃんの記憶が異常に良いせいだ。先日など『スペイン語講座』の第一回目のゲストに、藤村有弘が出ていたという話を聞かされた。
藤村有弘は、タモリがデタラメの外国語を話すネタを始めるより遥か前に、いかがわしいデタラメ外国語を話していた事をご記憶の年配者も多いと思う。『ひょっこりひょうたん島』の、ドン・ガバチョの吹き替えもしていて、随分とアドリブが利いていたのも印象にある。
その第一回目の『スペイン語講座』の放映当時、こうちゃんが何歳だったのか知らないが、その回のスキットを覚えていると言うのだ。一応、私はスペイン語が専門だったので、チェックしてみる事にした。
「トライガ ロ ミスモ パラ ミ」 成る程、Traiga lo mismo para mi. だろうな。「ケ オラ エス?」とか「ポルファボール」だとか「コモ エスタ ウステ?」「イ ウステ?」「ブエナス タルデス」などというフレーズも口にしていた。
こうちゃんはスペイン語は全く知らない。たった一度、集中してこの放送を聴いただけなのに、35年も前の事をかくも正確に覚えているなんて信じられない。勿論、極めて初級の会話だが、耳から入るだけではなかなか正確には覚えないものだ。
これは音を正しく聞き取って、上手に真似て再現する能力の高さなのだろうと思う。意味も文法も知らないのに、少なくとも私が聞いたところでは聞き間違い・覚え間違いは無かった。
そういうヤツだからこそ、一切の予備知識なしにインドネシアに急な赴任をしても、現地で直ぐに会話が覚えられたのだろうな。因みに、こうちゃんは動物の鳴き声の物真似も上手いし、TVのニュースなどで耳にする外国人の喋り方の特徴を捉えて真似するのも上手い。
外国語会話も同じなのだ。文法など、その後から付いてくるものさ。但し、最初に真似すべき相手を間違えると、ずっと酷い話し方から抜けられない事もあり得るだろうが、こうちゃん位の器用さがあれば、その矯正も問題ないだろうと思う。同じアメリカ人の英語でも、各地方の訛りまで真似してくれるし、そして悔しい事に歌も上手いのだ。
つまり耳が良く、再現性に優れているという能力なんだろうな。それが密室芸にしか生かせないのは勿体無いけど、お抱えの芸人がいるというのも贅沢で良いかも知れない。
他にも古い話題では、私がまるで今の歌謡曲でも歌うかのように当たり前に『美しい十代』とか『メキシカン・ロック』などを歌う事、こうちゃんが『遊星王子』のテーマソングをしつこく歌う事・・・おや、歌ばっかりだな。
喘息が出っ放し。ミヨコと電話していても、お互い息が出来ていない感じがする。それでも元気はある。まだまだ行ける。明日の未明、ミュウがこの世を去って2年になる。心の内はとても書けない。
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