《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ガラ

カンピロなの

Dec. 5, 2005
ガラ
2005年12月5日 月曜日

モアの不調は、何とか今回も乗り切れそうだ。

昨夜遅く、免疫サポート系のサブリメントと大量のハイポをたっぷりまぶしたホタテを食べる事が出来た。(その1皿の原価はママ達の1食分より高いのよ、モアちゃん)

もう1ヶ月以上この組み合わせを続けて来た結果、良い感触を得ている矢先だったのだ。

最後のステロイドから2ヶ月以上経過している。最近では、ドライフードも少し食べられるまでに回復していたのだ。

今回の突然の不調は、きっと悪天候の低気圧のせいだったのかも知れない・・・と勝手に思っている。





しかしガラは一昨日の晩以来、何も口にしていない。

嘔吐も続き、かなり弱っていたので、決死の覚悟で捕まえてキャリーに押し込んだ。飛び出そうと抵抗するのを、辛うじて蓋を閉め終えたら、心臓がドキドキした。

もう少し元気がある時だったら、とても出来ない真似だったろう。幸なのか不幸なのか・・・。





ワクチンの時期が来ていたペリーと共に、急いで病院に連れて行く。

どちらも車の中では鳴かず。

ペリーはとても大きいのに、太ってはいないので軽かった。体重6.7キロ。オスは7キロを超えないと、デカ猫という感じはしない。7種のワクチンを打たれながら「シャー」とは言ってみたものの、暴れるでは無し、おとなしくワクチン証明書用の写真を撮っ貰い、さっさとキャリーに戻った。ちょっと笑える弱虫ぶり。




さて、ガラの番だ。何も食べず、下痢はしておらず、ひたすら白濁した胃液を吐いていたので、急性腎不全にでもなっていたら・・・と不安だった。まだ2歳にもならないガラだけど、さりとて油断は出来ない。

お尻に体温計を入れられたら、かなり緩いウンチがたっぷり付いたので、それで以って検便すると・・・出ました恐怖のカンピロバクター。ああ・・・急性腎不全でなくて良かったけれど、飼い主はげっそりしてしまう。




カンピロが出たという事は、うちのどの子かが不感症のまま保菌していたという事だろうか。生肉どころか人間の食べ物は一切与えていないし、カンピロ保菌者には接触していないはずだ。

だけど解からないな。どうしたって保護猫にも触るし、勿論その後は手を良く洗って消毒しているけれど・・・う〜ん、兎に角困った。

何が大変かって、カンピロが出た以上、同じ部屋の猫たち全員に投薬しなければいけないのだ。よりによって一番頭数の多いカワムラ部屋にカンピロが出るとは。

しかも投薬はおろか、抱っこも爪切りも出来ないガラとイオがいる。モアも口内炎が痛むせいか、決して口には触らせない。それぞれに与え方を工夫し、ガラだけは毎日注射に通わなければならないだろう。

でもガラが捕まるのか?明日以降も本当に・・・。




2日間食べなかったせいか、それとも長毛のせいで太って見えていただけだったのか、ガラの体重はたったの3.8キロだ。ゴマの方が300グラムも重たいなんて、見た目では解からないものだ。




一日2回、7日間で1クールの薬は、8匹分ともなると流石に大量だった。会計を済ませて家路を急ぐ。

空は晴れて気持ちの良い昼間だったけれど、心は曇天よ。にっくきカンピロ。こんな細菌、この世に存在する意味があるのか。ま、それを言い出したら他にもキリが無いのだが。



さて、私のぎっくり腰の再発だが・・・昨夜、動かないようにしていたお陰で、息が出来ない程の痛みはなくなったものの、また油断して2週間ごとに繰り返していては辛い。炎症が続くと言われている48時間は、せめて安静にしたい。

でも、寝てもいられないじゃん!苦労性な自分が悪いんだけど・・・。




昨夜はかねてよりお願いしていて、ラボの野良フードをダミアン・イノウに運んで貰う為、夜の8時にお越し戴いたというのに、私は階段を下りて行く事すら出来なかった。

本当は3人で、天麩羅蕎麦でも食べに出掛けたかった。だけど蕎麦を啜る事は出来なかっただろう。息もろくに吸えなかったのだから。

ダミアンにはハロウィンの子供たちに対するように、玄関先でお菓子渡して帰すという失礼をした。ダミアンはお子ちゃまだから、お菓子が好きだよね。

こうちゃんに近くのケーキ屋まで行って貰い、プリンとシュークリームとケーキを買って来て貰っていた。

ごめんね、ダミアン。会えなくて残念だったよ。次は美味しい晩ご飯をご馳走するからね。



ゴマの膀胱炎が治まったと思ったら、カンピロ騒ぎ。決して休ませてはくれないらしい。他の子に症状が出ていないのが幸いと思いきや・・・午後になって、リマが水様便と水ゲロを始めた。

優しいリマは、きっとガラのお尻を舐めてやったのだろう。エイズキャリアで免疫力の無いリマは、いざ感染症になったら大変だ。今回も、ガラ以上に酷く症状が出てしまった。




素直で従順な性格のリマ。仔猫の頃から毎日3回ずつもプロポリスを飲ませて来たお陰で、錠剤だろうが液剤だろうが投薬は出来る。しかし、今回は投薬の直後に激しく吐いてしまう。仕方ない、明日はリマも病院だな。

今日のところは日に2回、ハイポをスポイトに7杯ずつ飲ませる。一回に10cc程度にはなるだろう。100滴どころの量ではない。これで効いて欲しい。本当はシルバーを静脈注射したい位だ。




テトも投薬され慣れていて、口から喉の奥に「ぐい」と薬を入れられる。ペリーにもカワムラにもルス・リマにも経口投与可能だが、投薬で押さえつける事や口を強引に開ける事などがストレスになるのは確かだろう。

1週間で14回、その後再検査して、1匹でもまた検出されればもう1クール続けなければならないカンピロ治療。飼い主にも猫にもストレスの少ない投薬が出来るなら、それに越した事は無いだろう。




今日の試行錯誤の結果、ペリーとカワムラ、イオとルスとモアの5匹には、美味しい缶詰フード少量に抗生剤を仕込んで与えるのが一番だという結論に至った。

但し錠剤を砕いて混ぜては駄目。苦味だけじゃなく匂いも感じるのか、イオは舐める事すらしないのだ。1/4錠にカットしたものを、そっと缶詰フードに隠す。食べきるまで、固唾を呑んで見守る。

カワムラはボケているせいか、食い意地が張っているのか、砕いて混ぜた薬が苦かろうと缶詰の種類が何であろうと、自分の分はさっさと食べて他の猫の分まで横取りしようとする。

カワムラの場合あまりたくさん一気に食べると、食べ終わった直後に全てゲロッパしてしまうので、適量を与える事も大事だ。あればあるだけ食べてしまうところなど、カワムラとチャイはそっくり。




ナイーブなイオやルスは、食べているところにペリーやカワムラが近づくと、直ぐに食べるのを止めてしまうので、さっさと自分の分を食べ終えて他の子の分まで欲しがるカワムラやペリーを、テーブルからマメに下ろす事も大事だ。

下ろしても下ろしても、直ぐにまた上がって来てしまう形状記憶合金のようなカワムラ。「ご飯命」と眉間に書いてやりたい。ジジイなのに、どうしてそんなに食べるんだ?




ともあれ、リマとガラは今日も一日全く食べられず、嘔吐を繰り返している。せめて水だれでも飲んで欲しいが、今はじっとしていたいらしく、何を持って行っても顔を背けてしまう。明日は補液して貰おう。

また毎日通院の日々が続く。一難去ってまた一難・・・カンピロが完治したら、次は順番にワクチン「冬組」の季節が始まる。どうかこれ以上は何事も起きませんように。




メラ・ビル・プティのカワムラ部屋への開放は、カンピロのせいで延期せざるを得なくなった。せめて、みーちゃん部屋やぶーちゃん部屋、そして2階にカンピロをうつさないようにしないと、もう私達、寝不足と過労で死んじゃうよ。

マルコ

ボクは絶好調

Dec. 5, 2005
マルコ


覚え書きとして:

朝は食べられず。理由は2つ。腰痛、そして時間と心の余裕が全くなくなっていた。こういう事じゃいかん。

昼はオムライス。卵は2個ずつ使う。次第に食欲が出て来る。杏仁豆腐も食べる。しかし野菜が足りない。

深夜になって、試しに買ってみた「チヂミ(韓国風お好み焼き)の素」を焼いた。具はニラと人参、じゃが芋の千切りが、既に溶いたタネと合わさっている。袋からすくってフライパンで焼くだけ。タレ付き。美味しかった。


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