《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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マルコ

正面向いて3連発

Jun. 12, 2006
マルコ
「んなぁ」 マルコ
「・・・」 マルコ
2006年6月12日 月曜日

午前3時前に目覚める。

いかにも早すぎる。確かに早寝はしたのだが、2時間しか寝ていない。

でも、その割にスッキリしている。



もう一度寝ようかとも思ったけれど、次に起きた時にスッキリしているとは限らない事を思い知っているので、潔く起きて仕事を始める。

どのみち、やる事は山ほどあるのだ。





外が明るくなると、息抜きにベランダに出て4本のシマトネリコ樹ののケムシ探しをする。

これは最近、早朝の日課になっている。

今日も1匹、小さいのを発見した。



小さいとは言っても、1週間前と比べると大分育っている。2センチ位はあっただろうか。その分、シマトネリコの葉は食い荒らされてしまうのだ。



ジックニームの噴霧の効果が出ているとすれば、やがて蛾は近づかなくなるだろう。

そして卵を産み付ける事が減るはずなのだが。

そろそろヨトウムシ防止の為には、土にもジックニームを撒かなくては。



ジックニームに殺虫効果は無いけれど、虫が寄り付かなくなるという点が好ましい。養蚕農家でもないのに、蛾を育てる趣味は無いのだ。

ましてやヨトウムシは正直言って気持ち悪い。昔、バラをたくさん育てていた頃、あれがベランダ中に100匹も居たのを懐中電灯で照らして発見した時には、卒倒しそうになった。

蛾も蝶々も好きじゃない。マニアはたくさんいると知っているけれど、私はダメ。椿の枝の中に入り込んで、毒蛾の毛虫(チャドクガ)に刺された(抜け殻の毒針がたくさん刺さっただけだが)経験があるせいだろうか。

昔勤めていた会社の無人の一室でボヤを発見した時に少しも騒がず、沈着冷静に消火してから上司に報告して、「オマエは大したもんだな、普通だったらキャーとか言うだろう」と感心された私でも、大きな蛾が私をめがけて飛んで来たりすれば悲鳴を上げるかも知れない。

生き物は皆、尊い命を持っている・・・と理屈では思っていても、怖いものはあるのだ。私の場合、蛾とナメクジ、イモムシ・ケムシ、ムカデ、蛇、ドブネズミが苦手かな。これらが大好きな人がいたら、ゴメンナサイ。



午後1時に、武蔵小杉の「ホテル・ザ・エルシイ」のロビーである妙齢の美女と待ち合わせる。

明日の私の誕生日を、このホテルのフレンチレストランで「よくぞここまで無事に生き長らえました」とお祝いしてくれると仰るのだ。

いい歳をしてお祝いして戴くなど申し訳なくて恥ずかしくて仕方ないのだが、折角のご好意を有り難く頂戴する事にして、図々しくもこうちゃんと二人でご馳走になりに出掛けた。



久し振りで小杉まで出てみると、日吉よりずっと都会的なのに驚く。たった2駅しか離れていないのに。そもそもレストランが幾つも入ったホテルがあるのだ。日吉のような田舎に暮らしていると、その事だけでも凄いと思う。

北口の駅前通りには、ケヤキの街路樹が美しい。梅雨時に一番美しく映えるのは、雨に濡れると黒い木肌がますます艶めかしく映るケヤキかも知れない。



レストランでは食前酒にシャンパンを戴き、デザートの皿には、液体チョコレートでフランス語の誕生日メッセージまで書いて下さっていた。こんなオバサンには勿体無い事でございます。穴があったら入りたい。でも、もちろん嬉しい。





食事はいずれもとても美味しくて、特にあいなめのソテーがうっとりする程美味しかった。

こういう料理は、たとえ自分で作れても、作る事に神経を遣い過ぎて疲れちゃう。ステーキの焼き加減など、ちょっと気を抜くと中まで火が通り過ぎてしまうし、揚げ物だって人に揚げて貰って揚げたてを食べるのが美味しい。

食べるだけに徹する事が出来ると、ホントに幸せね。しかも個室で静かにゆったり食事出来て、細やかな気配りをして貰って、勿体無い位に良い思いをさせて戴いてしまった。

ご招待して下さった方が、その店でどれだけ大切なお客様なのかが良く解かる。



一品ずつは少量なのだが、コース料理は時間をかけて戴くので、おなか一杯になる。早食いは大食いの秘訣だと常々うそぶいている事が、やはり立証されたかな。コーヒーも香り高く、最後まで美味しく締め括れた。

満足どころの話じゃない。フランス料理なんて、そもそも15年ぶり位だろうか。実は好きなのだ、フレンチ。そりゃそうだよね、バターや生クリームでこってりとしたものが好きなんだから。



また遠からずランチをご一緒しましょうと言ってお別れする。セメント通りで焼き肉?バイキング?それとも安いカプリチョーザかな。清水港も候補だよね。

人生は短いんだ。楽しまなくちゃね。



帰宅すると、ゴマがちゃんと枕でオシッコしていた。ごめんね、私達だけでご馳走食べて来て。着替えて洗濯から始め、あっと言う間に玉手箱を開けて現実に戻る。

マルコ

仰向けで3連発

Jun. 12, 2006
マルコ
「眩しいよ」 マルコ
「やっぱコレだな」 マルコ


覚え書きとして:

朝はトースト2枚ずつとアイスコーヒー。


昼はフレンチレストランのランチコース。おすまししていたので、とても写真など撮れません。

 ・グラスシャンパン
 ・ホタテ貝柱とエビ、鱸のサラダ仕立て フランボワーズソース
 ・グリーンピースのクリームスープ(冷製)
 ・パン
 ・あいなめのムニエル ブリオッシュのせ
 ・牛フィレ肉のグリエ マデラ酒風味
 ・デザートの盛り合わせ
 ・コーヒー


夜はあっさりとスパゲッティ。トマトとパセリをオリーブオイルと塩胡椒でからめた簡単なもの。


夜食に白ワイン(ナイアガラブラン)とアイスヴァイン(既製品)を少しずつ。

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