チャイ
真面目っぽい?
Sep. 13, 2006 |
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2006年9月13日 水曜日
一日中、冷たい雨降り。
気温もいきなり下がる。
こういう時こそ、猫たちの様子をしっかり観察しなければ。
気掛かりなカワムラ爺さんは、多少気管が腫れているのか苦しそうだが、元気に付きまとってくれている。
大丈夫だね、きっと。
ゴマも連続5回、トイレでシッコしてくれている。
偉いっ!
しかし、今日は色々とあって疲れた。
話の通じない相手が多くて、いい加減、憂鬱になる。
でも直ぐに回復するさ。
そうしなければ、とてもじゃないが生きて行けない。
仕掛かり中の案件が多いのだから。
さて、今日は(も?)長いよ。
先ずは腐っていた高級玉葱の件。
流石の一流企業と言うべきか、東急の責任者の電話での応対は立派の一言。
でも結局は時間を作って、出掛けて行かなければならないのだ。1個89円の玉葱の交換の為に。本当はこんなもの、もう捨てても良いのだが、先方に事例をきちんと受け止めて戴き、改善するきっかけにして欲しい。
しかし、今日はとても行ってはいられない。そうそう毎日は出掛けられないのだ。
次に、生活クラブのミスの件。
これは配達のドライバーの対応がとてもきちんとしているのに感心したものの、電話を受けた事務方はいつもの事ながらトンチンカンで失礼だった。
いっそ退会しようかとも思うが、1人の会員を増やすのにどれだけ苦労しているかを知っているだけに(私も時々ビラ配りをさせられているのだ)、短気を起こしてはいけないと自戒する。
しかしまだ請求書も発行する時期ではないのに、今回のミスの分は一旦振り込んで戴いてから現金で返金する方法でも良いでしょうか・・・と訊かれ、それは厭だと返答する。
たとえコンピュータで自動的に請求が起こされてしまうとしても、赤伝でも何でも発行して、どうにでも処理出来るだろう。
それから、練馬のお婆さんへの捕獲器の貸し出しに関する件。
捕獲器が届いたという電話が入った。私からではなくて岐阜(の貸し出し基地)から届いた事に不信を持ったと言う。
先日の電話の際に、現在私のところには貸し出せる捕獲器が戻って来ていないので、何台も預かって発送の手間をお手伝いして下さっている岐阜の●▲さんから届く事になると思います・・・と説明しておいたのに。
そして梱包が炬燵ほど大きいので、とてもこんな大きなものは使えないからそのまま返品すると一気に言う。
ちょ、ちょっと待って下さい、中身はそんなに大きくないから大丈夫ですよ・・・と説明しても、なかなか聞いてくれない。中身は何センチ掛ける何センチで、奥行き何センチ位ですから、それでも開梱してみて大きいとお感じでしたら、再度梱包して戴かなくても結構です、誰かに取りに行って戴きますから・・・と申し上げて、やっと納得して貰えた。
これは、老人特有の思い込みと忘れっぽさだろうか。
しかし、捕獲器メーカーが簡単に私を紹介した事に関しての不信と、更には私に対しても不信感を募らせていたのだ。
即ち、私が「気が済むまで(捕獲したい猫が全て捕獲出来るまで)捕獲器はお持ち戴いていて結構ですよ」と言った事に対して、普通、常識ではそんな事は有り得ない、何の意図があってそういう事を言うのか・・・と気色ばんでさえいた。
敢えて何某かの意図があるとしたら・・・期限までに必ず返して下さいと言ってしまったら、特にお歳を召した借り手ならばそうテキパキと動けない事もあると思い、焦らせては気持ちの負担が大きいのではないかと思っての親切のつもりだったのだが・・・。
そういう先回りした好意は本当に通用しないのだろうか。そもそも「普通」って何だろう?
悲しかった。何の為に、先日1時間も電話で色々と話したのだろう。
オフラインでのご相談だけに、これまでの捕獲器の貸し出しの経緯はご存知ない。少しでも安心して貰おうとして色々なエピソードをお話したのに、私という人間そのものを信用して貰えなかったという事だろうか。
先日の電話の時には、世の中捨てたものじゃありませんね、こういう善意のネットワークがあるなんて・・・と言っていたのに、時間が経ったら疑わしく思えてしまったようだ。
捕獲器を強引に長期間押し付けて、高額な貸し出し料金でも巻き上げようとしていると思ったのか、しきりにリフォーム詐欺や振り込めサギの話をされた。
こういう世の中に見ず知らずの他人に無料で貸し出しして、好きなだけ使っても良いだなんて話があるはずがない、そうでしょう?と言われても、実際あるんだから仕方ないじゃないの。
私もかつて、たった1台の捕獲器で一晩にハナクソ親子6匹を捕獲した時、その捕獲器をある方から無償で貸して戴けた事に、とても感謝したし助かった。
それで是非マイ捕獲器を持ちたいと思ったし、同じように捕まえられなくて困っている人にも貸して差し上げたいと思ったのだ。そういうお話もしたのに・・・。
80過ぎのご老人で心臓も腰も悪いと聞いてしまっては、つい心配で捕獲のサポートと車での搬送まで人にお願いしてしまったけれど、それは私の余計なお節介だったのか。
でも、私も言うべき事は申し上げた。
無料と言ったら無料なんです・・・「普通は・・・」と仰いますが、世の中には私なんかより遥かに善意の人たちというのも実際いるし、もっとずっと欲の無い人だってたくさんいます、世の中は**さんが思っていらっしゃるより広いんですよ・・・と。
更には、今後も何らかの協力をして戴ける人をご紹介したとしても、その方達も全て完全に無償のボランティアですからご安心下さい、一切の費用や見返りは要求しませんし、私達は少しだけ努力して作り出している「余裕」の範囲でしかお手伝いしませんので・・・と。
今日のところはご納得戴いたようだが、また時間が経つと忘れられてしまうかも知れないとも思う。うちの年寄りだってそうだった。
あらぬ言い掛かりをつけては、こちらが誠心誠意説明し、それもいつも直ぐに忘れられてしまうから、念の為いつでも読み返せるようにと手紙にまで書いて渡し、よ〜く解かった、涙が出るほど感激した・・・などと言った舌の根の乾かぬちに、またぞろ蒸し返される繰り返しだったじゃないか。
しかし少し前に、もっと若い相手でも同じような事があったっけな・・・。
そうか、ついお節介な善意で一時預かりを探して差し上げ、治療費やサプリ代も支援した、エイズキャリアで口内炎の猫の保護主とのやりとりだ。
普通、無償でそんな事をしてくれる事など有り得ない・・・後々高額の請求などされては困るので、長引かないうちに返してくれと言われた。
何度もメールや電話で説明し、その時その時は納得したはずなのに、時間が経つと逆戻りしてしまう繰り返しだった。
忘れてしまおうと思っていた厭な出来事だったのに、つい思い出してしまった。
こちらの想いが通じない相手もたくさんいる事を、私はいい加減知るべきだ。そしてお節介を焼くのは、たいがいにしなければいけない。
それでも、ある日突然独り暮らしの飼い主が亡くなり、猫が10匹も残されて処分されようとしている・・・等というニュースをあちこちで耳にするものだから、先回りして飼い主が存命中に里子に出す事が出来れば・・・とつい思ってしまう。
逃げ場の無い猫というものがそこに介在しなければ、どこで誰が寂しく死のうと、敢えて何の感慨も無いけれど。
私は到底81歳までは生きていないだろうが、少しでも長生きして全頭無事に見送る事が最大の課題だ。
それだけでも精一杯のはず。だから見ず知らずの他人の為に神経と時間と金を遣うのはよそう・・・と後悔するのはこういう日だ。
安易にお節介を垂れ流した結果、詐欺の疑いを掛けられたんじゃバカバカしい。悲しいような、腹立たしいような、虚しいような、何とも複雑な一日だった。
でも多分こういう気持ちも直ぐに薄れてしまい、また何度でも同じ説明をするんだろうな。乗りかかった船は簡単に放棄は出来ない。馬鹿だと思うけど、その馬鹿がなかなかやめられない。だから馬鹿なのか。
良い事もあった。
PCのちょっとした不具合(決して壊れた訳では無い、長年使っていても壊れた事など一度も無い)に関してメールで相談しておいたら、定退日(「定年退社日」ではなくて「定時退社日」だとの事)という事で、いつも忙しいニシムラが直接うちまで来てくれたのだ。
ニシムラが玄関前に到着した時、ちょうどこうちゃんが生活クラブに電話してくれていた。
「あ〜またキャッチが入った!」
「いいよ、キャッチなんか放っておけば!」
しかし、それは到着を告げるニシムラからの電話だったのだ。まさか即日来て戴けるなんて思ってもいなかったので、ごめんちゃい。
メールチェックしたら、「川口さんのお宅の玄関まできました。18時42分」という携帯からのメールが入っているのに気づいて、慌てて転げ落ちるようにして2階から下りて行ったのだった。
私のPCにとって、神様、ホトケ様、ニシムラ様だもの。お待たせして申し訳ないっす。
そしてニシムラがそのゴッドハンドをかざしただけで・・・というのは嘘だけど、兎に角「BIOS setup がどうたらこうたら」のエラーは解消。こうちゃんのノートPCの無線LANも復活。助かりました。有り難う。
PCの蓋を開けて、真面目にメンテナンスしてくれているニシムラとの会話・・・
「そうそう、この間ね、サミットストアでニシムラにそっくりな女の人を見たのよ」
「えっ、どこのサミットですか?もしかして菊名のサミットじゃ・・・」
「菊名のサミットだったら?」
「だったら、たまに・・・」
「女装して出没しているって?」
「いや、女装はしていませんけど・・・」
大事に使いますから、ニシムラ・マシーンは。有り難うございます。
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チャイ
眠いだけよ
Sep. 13, 2006 |
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さて、気持ちも天気も重たい日には、茶白のおバカちん達を見て、少しでも明るくなろう。
うちで一番の「猫ヂカラ」を発揮しているのは、チャイだろう。私の言う「猫ヂカラ」とは、飼い主の介入の余地のない、猫そのものが発揮する「不屈の精神力」でもあり「コミュニケーション能力」「調整力」のようなものだ。
それは「生命力」や「魅力」という意味では無い。そういうものは全ての猫が持っている。しかし「猫ヂカラ」には、個体差がある。
チャイやカワムラには「猫ヂカラ」があると感じる。
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カワムラさん
まだまだ頑張る
Sep. 13, 2006 |
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残念ながら、ぶーちゃんは「猫ヂカラ」が弱い。意気地なしだからという事では無い。
もう少し我が家での例を説明すれば、お解かり戴けるだろうか。
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ぶーちゃん
びっくりおめめ
Sep. 13, 2006 |
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レンには「猫ヂカラ」がある。リマにはあるけれど、ルスにはそれほど感じない。
マルコには無い。いや、マルコもかつては猫嫌いのアインに自分を受け入れさせた「猫ヂカラ」を見せた事もあったのに、今ではジャムに対して全くそのチカラを出せない。
単なる力関係の問題では無いのだ。あくまでも、猫を相手にした場合の精神力を言っているのだが、ご理解戴けるだろうか?
いや、それは私の勝手な定義でしかないのだが、「猫ヂカラ」というのはあくまでも私のオリジナルの造語だけに、敢えて拘ってみました。
猫ヂカラを感じないからと言って、劣るという事では無い。それどころか、マルコなど何がどうあれ可愛いのだ。但し多頭飼いの場合、猫ヂカラのある子が時々いると、こちら(飼い主)は思いがけず助かる・・・というだけの事かも知れない。
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マルコ
いつもながら・・・
Sep. 13, 2006 |
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マルコ
能天気
Sep. 13, 2006 |
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覚え書きとして:
朝はトーストと飲むヨーグルト。それだけ。
おやつに「かもめの玉子」と日本茶。
昼は炒飯。具は卵と桜えび、万能葱を山ほど。味付けは塩・胡椒と醤油、胡麻油をほんの少し。
おやつに葡萄。
夜はご飯を炊いて、豚肉のソテー・キノコのデミグラスソース、キャベツとセロリ・人参の千切りサラダ、蕪と蓮根の薄切り甘酢和え。 |
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