《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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イオ

クンクン・・・
アタシだって

Oct. 18, 2006
イオ

2006年10月18日 水曜日

ジニーには、昨日は午後6時頃に薬の入ったa/dを缶詰の1/3ほど与えて完食、午前0時にはドライフードを少しだけ与えておいた。

朝になって見るとドライも全て食べてあり、午前5時半には再び薬を混ぜたa/dを同じ量、ゆっくりだけど全て食べた。いいぞ、ジニー、その調子だよ。



ケージの前でジニーの名前を呼んでいると、私達とジニーの間にレンが割り込んで来る。流石、色男のレン、いや、友好的なレンだ。

それにしても、珍しい事にレンが私達に積極的にスリスリしてくる。どうした風の吹き回しだろう。

ライバル出現で、競うようにして急激に親密度を増して懐いてくれる事がある。野良猫ベラとシロちゃんの関係もそうだ。その件は、また別の機会にじっくり書きたい。



ぶーちゃんとタムは独自の世界に浸ったまま、全く新入りに関心を示さない。ジニーを見ようとすらしない。見なかった事にしているかにも見える。

だから良いのよね、この部屋は。レンだって決して相手が嫌がる程にしつこく付きまとわないし。その辺、同じ友好的な猫でもチャイとは違う。



突然だが、ブライアン・デ・パルマ監督作品の【ブラック・ダリア】(リンク先:作品公式サイト)が観たい。



原作は『アメリカ文学界の狂犬』と呼ばれる、ミステリー作家ジェイムズ・エルロイ。

エルロイの「暗黒のL.A.4部作」と呼ばれるシリーズの第3作が、あの【L.A.コンフィデンシャル】であり、この【ブラック・ダリア】は第1作。

長い事、映画化が待たれた。



ハリウッド女優になる事を夢見て娼婦まがいの生活をしていた若い女は、上半身と下半身を切り離された死体で発見される。

口は耳まで切り裂かれており、内臓は抜かれ、身体には記号の如くえぐられた傷・・・そして死体は洗い清められていた。

「世界で最も有名な死体」と言われ、1947年にロスで実際に起こり迷宮入りになった殺人事件を題材にしたエルロイの原作を、デ・パルマはどう再構築しているのだろう。

猟奇殺人事件、惨殺死体、退廃的なエロティシズムと倒錯的なフェティシズム、そしてどこかしらシュールな感覚・・・となれば、これはデ・パルマの真骨頂であろう。

その独特な美学に裏打ちされた映像と、背徳的なムード、一流の名作を作る事になど目標を置いていないかに思える潔い、しかし大人の鑑賞に堪える娯楽性は、映画とは二流映画に限るとすら思わせる。



誤解の無いように言っておくと、「二流」とは貶し言葉ではない。

こんなモン、作る意味があるのか?と思わせるダメ映画・三流映画・クズ映画・ウンコ映画は世の中に幾らでもあるが、私の言う大好きな「二流映画」とは、例えば【ターミネーター】や【ダーティー・ハリー】、【グロリア】、アカデミー賞を獲ろうが【L.A.コンフィデンシャル】などもそうだ。

決してダメ映画ではないでしょう。それどころか、素晴らしいエンタテインメントだ。



私が好きなデ・パルマ作品は【殺しのドレス】(リンク先:サイト内の映画雑記)や【ボディ・ダブル】であり、決して【アンタッチャブル】や【ミッション・インボシブル】ではないというのも、上記の理由からに他ならない。

夜の闇の中から幽かに聴こえて来るかのような、センチメンタルで陰鬱で官能的とも言えるテーマ曲を聴いているだけで、既にその世界へと深く引きずり込まれそうになる。



港北ニュータウンの東急百貨店内のシアターで上映している事が解かった。良かった。ここがうちから一番近い映画館なのだ。

よし、全ての仕事を今まで以上に集中して早めに切り上げ、明日のレイトショーで観に行こう・・・と話す。

駐車場は映画の有料鑑賞者は3時間無料だと言うし、鑑賞券は、夫婦でどちらかが50歳を超えていたら二人で2000円らしい。何と言う安さ(どのみちレイトショーだと一人1200円だけど)

東急さん、港北区に映画館を作ってくれて本当に有り難う・・・と感謝したい。これが無ければ、横浜か川崎まで出掛けて行かなければならなかったのだから。



この年月、仕事や猫の事で忙しいという理由ばかりではなく、出不精な私にとっては「遠い」から行けなかったのだ。笑われるのは覚悟の上で告白するが、バスで20分、電車で20分も掛けて行くのは辛いのだ。勿論、時間も惜しい。

たくさん映画を観た頃、私にとっての映画は電車に乗って観に行くものではなかった。渋谷に住んでいた頃は、毎週末、家から映画館まで歩いて(15分位)レイトショーやオールナイトを観に行っていた。

そしてラーメンを食べて帰る。それはそれは自由で楽しかった20代。仕事と酒と男と映画の日々。まさかここまでの多頭猫飼いになるなんて、予想だにしなかったよ。



これからは万障繰り合わせて、毎週でも映画を観に行こう・・・・と直ぐに調子付く。

でも映画は、「猫」に目覚める前からオタクだったのだ。なのに映画館に行くなんて、ほぼ20年振り。その間はずっとビデオで我慢していた訳か・・・感無量。

イオ

このマット好きなのよ

Oct. 18, 2006
イオ
イオ

でもこっちも好きだし

Oct. 18, 2006
イオ
イオ

あったかくて楽しい

Oct. 18, 2006
イオ

夜、ぶーちゃんとタムの新聞紙トイレを作っていると、ジニーがやっと初ウンチとオシッコをした。薬が効いているのか、そして食餌の与え方を小刻みにした効果もあるのか下痢はしていない。

乾電池ウンコを5個もした。そして大きなオシッコ玉。

トイレを終えると、砂の表面を撫でるようにソフトタッチで数回掻いて、砂の持ち出しはゼロ。何て手の掛からない猫なんだろう。不憫な位にお行儀が良い。

トイレを作っている間、きちんとお座りして私達のする事を見ていた。可愛いジニー。早く解放してやりたいけれど、それはそれで一気にやると怖いだろうから、焦らずに馴染んで行こうね。



今日は、あまり頻繁にカメラを向けても可哀想だと思い、撮影はしなかった。特に見た目の変化はないし。きっと春までには、ふっくらして美人になるね、可愛い魔女「ジニー」。

豚肉ハーブ焼き

Oct. 18, 2006
豚肉ハーブ焼き


覚え書きとして:

朝はホットドッグを2本ずつ。そしてミルクティ、桃1個ずつ。


昼は肉まんと煮物(大根・コンニャク・油揚げ)、冷たい日本茶。

コンニャクには表面に細かく包丁を入れてあるので、味が染みて美味しい。一手間掛けるかどうかで仕上がりに差が出る事は経験で解かっていても、気持ちに余裕がないとなかなか出来ない。今朝は何故かその余裕があった。いや、昨日の捕獲以来、アドレナリンが出っ放しで元気なだけかも知れない。


おやつに新高梨。大きくてみずみずしくて、しかも香りが良い。美味しいものだ。


夜はご飯を炊いて、豚肉のハーブ焼き。今夜は生のローズマリーとドライハーブミックスを使用。塩胡椒してからハーブをまぶし、フライパンで焼くだけ。皿に盛ってからカボスの絞り汁をたっぷり掛ける。美味しい。

後は煮物の残り、昆布の佃煮、柚子大根の浅漬けなど。

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