ジニー
ガツガツ
Oct. 29, 2006 |
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2006年10月29日 日曜日
朝にはもう、雨はやんでいた。
良かった。
たまにはお湿りも欲しいけれど、野良猫の事を思うとやっぱりお天気が良い方が嬉しい。
先日の3日連続の雨降りで、野良猫「ベラ」の長毛がすっかり汚れてしまった。
拭いてやりたいと思っていた矢先に、また雨。
明日こそ何とか綺麗にしてやろう。
ジニーをあの日保護出来ていなかったら、先日の冷たい雨の日までは保たなかっただろう。
家に入れた日は、恐怖のせいではなく小刻みに震えていた。
病院に連れて行くと、一目見たマツモト先生が「ああ、これは・・・」と絶句した。
これだけ飢餓状態が続いたら、皮下脂肪を再利用しようとして肝臓に・・・と言いかけた私の言葉を、先生はジニーの身体触って「皮下脂肪はゼロですね」と遮った。
既に体温が下がっていたので、もう数日放置していたら今こうして生きてはいなかっただろう。震えながら、前の飼い主をアパートの部屋の前でじっと待っていたんだと思うと、不憫で堪らない。
その部屋の住人は男だったと聞く。家賃を滞納して何時の間にか居なくなり、大家が部屋に入るとゴミの山と猫のウンチだらけだったと言う。
ジニーはきっと可愛がられていたはずだ。そうでなければ、こんなに穏やかなメスであろうはずがないし、飼い主の帰りをじっと待っているなんて事はなかったのではないか。
私がジニーを見つけた時、ジニーは身体を精一杯小さく縮めて、体温が失われないようにしていた。半分瞬幕に覆われた目をうっすらと細く開け、暖かい日なのにぶるぶると震えていた。
そんな風に、飢えと寒さで震えている野良猫がどれだけたくさんいるのだろう。
引っ越しや出産で飼い猫を遺棄したり、飼っている猫を避妊せずに産ませては仔猫を捨てるような人間は、一度自分も極限までの飢えと寒さに震えるがいい。
ジニーをもう震えさせはしない。
一日に4度のご飯だけではまだ食べ足りず、「もっと頂戴」とねだる日々だ。
消化不良にならない程度に、その都度小分けしておやつのように与えている。
メラの２倍は食べている。それはそれは凄い量だ。
首の周りの肉付きが少しだけ良くなって、締められた鴨のようじゃなくなった。
ますます可愛くなってきたね、ジニー。
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ジニー
もう食べちゃった
Oct. 29, 2006
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ジニー
アタシ丸くなった？
Oct. 29, 2006 |
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注文しておいた猫毛布が届いた。
なかなか按配が良い。中綿が入っていてフリースの二枚重ねで、周囲をパイピングしてあるのでふっくら。裏は滑り止め加工してあるので、置いた所でずれ難い。
シエスタに1枚ずつ敷いてみた。縦横サイズがあと10センチずつ大きいともっと宜しいのだが、1枚500円弱では仕方ないか。
早速そのシエスタに入り、毛布の感触を楽しむカワムラさん・・・わざわざルスが入っていたシエスタに入り込み、ルスを退かしてしまった。他にもたくさんあるのに、人（ルスだけど）が入っている所に入りたがらなくても良さそうなものだ。
ペリーもイオもぶーちゃんもお気に召したようだ。良かった良かった。また買ってあげるよ。
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ぶーちゃん
ボク専用のベッドなの
Oct. 29, 2006 |
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ぶーちゃん 特大シエスタに毛布
Oct. 29, 2006
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ぶーちゃんのベッドだけは特別に大きい。だから毛布も3枚必要だった。
ここには時々、タムが一緒に入っている。1匹ずつ入れるように、他にも標準サイズを幾つか置いているのだが、巨大な猫2匹一緒でギュウギュウなのも楽しいらしい。
もっと小さい猫ベッドにレンも含めて3匹詰まっている事もあるのだから、やっぱり猫って狭い所が好きなんだろう。
ミュウだって、入れっこないのは誰の目にも明らかなのに、ティッシュの箱に入ろうとして箱を真っ二つに裂いてしまった事があったっけ。ミュウの目には、入れそうに見えたのかな。
カワムラ部屋のあちこちに置いているシエスタにも、全て毛布をセットした。炬燵にも人間用ベッドにも、ソファにもケージにも大小様々の毛布だらけ。これをまた順繰り洗うのだ。
洗濯は好き。でも畳んで仕舞うのは嫌い。それはこうちゃんの仕事だ。
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| カワムラ部屋シエスタの毛布 |
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どうして失礼な人が絶えないのだろう。
猫を保護したいので捕獲器を借りたい、ついては最短でいつ届くのか返事が欲しいと、住所すら書いていないメール。
住所をお知らせいただければ明日には発送する手配をし、明後日には届きますが・・・と急いで返信するものの、その後全く返信なし。
今日にも届けて貰えると思ったのかも知れないが、それにしても場所すら書いて来ない、間に合いましたとも言って来ない、この非常識。
里親募集の掲載依頼の文章があまりにずさんで、掲載にあたってはもう少し丁寧に書いて下さい、そして大人猫であればワクチンや避妊をしてやっておいた方が里親さんは見つかり易いですよ・・・と返信すると、貴女はプロで猫の商品を売りたいが為に里親募集のコーナーを設けているのだと判断しました・・・といういきなりの中傷。
どこを見ればそういう結論になるんだろう。
そもそもどちらが先に始まったコンテンツなんだと思っているんだよ。
それに私は販売なんかしていないぞ、よく見てよ、取り次ぎと販売じゃ全然違うんだよ・・・
と言い返したいけれど、相手は頭がおかしくなっているのだろうから、きっと何を言っても今までの例と同じで時間の無駄だろう。
里親募集だって捕獲器の貸し出しだって、私は有料で請け負う業者じゃないし、税金で食べている公人でもない。
どうしてそう高飛車に出られ、罵られ、してもらっても当たり前という感じで扱われるのか解からない。
でもそんな人達ばかりじやないのも解かっているから、やっぱりやめられない。
始めた事には責任もある。ここでアホくさい、もうやめた・・・と言うのは簡単だが、どうすれば上手い具合に続けられるか、いつもバランスをとり続けるしかない。
猫と猫を愛する人が居ると思うと、弱い私でももう少し頑張れるはずだ。
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カワムラさん
俺はぬくぬく
Oct. 29, 2006 |
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覚え書きとして：
朝はプレーンオムレツと、ウインナソーセージをボイルしてから焼く。あとは天然酵母のパンをトーストし、紅茶を淹れる。デザートに柿。
昼は明太子のスパゲッティ。もみ海苔たっぷり。その後、よもぎ大福と日本茶。ユルユルと柔らかくて、大福じゃないよ、こんなの。餡子は美味しかったけど。
夜はキャベツと玉葱、セロリ、人参、ウインナソーセージのトマトスープ。そしておにぎり。おにぎりって美味しい。 |
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