ガラ
家の中は温室よ
Dec. 29, 2006 |
 |
2006年12月29日 金曜日
モアの退院の為に病院へ。
結果から言うと、モアは今日退院出来た。直前まで流していた点滴を抜いて、可能止めの注射を打ってから帰らせて貰えた。
但し自宅で安静にしつつ、相変わらず毎日の通院で術後の治療をする事になる。
まだまだ毎日の通院が続くのか・・・
でも、吠え続けるワンコたちもいる入院室で過ごさなければならないよりは、自宅の自分のベッドで静養出来るならばはるかに良い。
ジャムの肥満細胞腫の手術の時より、更に大きな縫い傷が痛々しい。その傷の一番下の部分には、漿液（しょうえき）を抜く為のドレーンチューブが差し込まれている。暫くはこのままだそうだ。
この漿液が溜まる事で、皮下のポケットがなかなか塞がらないらしい。
傷口の消毒をすると気になって舐めようとし、しかしカラーを着けているので舐められず、苛々するのかカラーの縁をガンガンと傷に当ててしまうのだと言う。
おうちに帰ったら狭いところで安静にさせて下さい・・・と言われる。はい、モアの専用ケージで過ごさせますから。
モアは我慢強くて素直な良い子だけれど、多少動きが荒々しいのも確かだ。
よくよく行動を観察していると、大らかな性格だけど、他の猫たちに配慮して暮らすという事はちょっと苦手なのだろう。
その動作がドカドカと荒っぽくて、しかも傍若無人（猫）で突発的な動きをするものだから、弱虫のガラはモアが怖くて威嚇してしまうのだと感じる。そして、それは条件反射へとなって行くのだろう。
ジャムとマルコも同様だが、これはもはや、どちらが悪いという事じゃない。単に相性の問題もあるのだと、長年家族として暮らしてみると、つくづくそれを感じる。
それをジャムの性格が悪いとか、ガラは意地悪だとか、そういう事を平然と言える人がいる事に驚く。無自覚な悪意のある批評家は要らない。
まあ、そういうものを防ぎきれなかった私が一番悪いのだが。
教訓として、今後は「暇で無責任な批評家」と「物見高くて長っ尻」「無神経で少女趣味の友好好き」、そして「狡い事なかれ主義」と「つるむ人たち」には重々気をつけよう。
もっと早くにそういうものを拒めなくてはいなくてはおかしかったのだ。つくづく鈍くて気が弱い（だらしない）な、私。
病院までは近いのに、年末の道路は流石に渋滞していた。そんな中、自分勝手な割り込みをするドライバーやどこでも構わず右折して後続車に迷惑を掛けるドライバー、三人も四人もが横並びで狭い道を歩く中学生・・・
ストレスは持病も悪化させるだろうし、また円形脱毛症になると嫌だから、極力鷹揚に構えて苛々しないように気をつけているつもりだが、自分勝手な輩が多くてやっぱり腹が立つ。もう少し、公徳心というものを持とうよ。
そして病院の待合室も混んでいた。診療時間が12時までだと言うのに、12時を過ぎても続々とやって来る。まったくもう・・・もっと早く来い！
しかも風邪っぴきのオバサンが、待合室でゴホゴホと咳をしている。自分ちじゃないんだから、咳をするなら口くらい押さえてよ、オバサン。風邪なんか移されたら凄く迷惑！今は寝ていられないんだから。
でも実は、明日は寝る予定でいる。もういい加減、睡眠不足と疲れが溜まり過ぎてしまった。
完徹もあれば、寝るのが3時か4時で起きるのが5時半。午後に90分位仮眠がとれる日もあれば、全く横にすらなれない日もある。こんな日々が、もうどれ位続いているのだろう。
気が張っていて、そして猫たちの為なら幸せだから、何とか倒れる事もなく無理が続けて来られたけれど、やはり若い頃のような訳にはいかない。そろそろ潮時だ。もうヘトヘトだし、ポックリ死んだら大変マズい。
兎に角、明日モアの通院の際にトムを退院させ、2匹を家に連れ帰って落ち着いたら・・・私とこうちゃんと交替で眠るのだ。
年賀状も書けないだろう、おせちも作れないはず、大掃除も特にしない・・・そういう節目の無い事は、訳あってお正月くらいは大事にしたい私としては好ましく無いのだけれど・・・
でも、今年の師走は本当に頑張ったのだから出来ない事があってもよしとしよう。
あ、でも早く野良猫ハウスの増強・増設もしたいし、やっぱり寝るのは正月になってからかな。
|
ガラ
だからのびのび〜
Dec. 29, 2006 |
 |
シャインは、一昨日の夜から少しだけ目に異常が出て来ていた。
自分でも気になるらしく、しきりに前足で擦っている。黴菌が入ってしまうから、マメに【クリーンアイ】をたっぷり含ませたコットンで拭いてやる。薄い色の目脂や、目の表面の透き通った粘膜のようなものがたくさん取れた。
一日に一度はハイポの原液をたっぷりシリンジで飲ませ、飲み水にもハイポを大量に入れてあるので、大事には至らずに済んでいると思う。
今夜は、初の爪切りもしてしまった。
流石におとなしいシャインでもたて続けに嫌な事ばかりされのが気に入らなかったらしく、軽いパンチと共に威嚇をされ、軽く噛まれた。いずれも見事な寸止め状態に手加減してくれていて、私は全く無傷だった。
でも暫くは、撫でる度に小さな声で文句を言っていたけれど。
ごめんごめん、当分爪切りはしないからね。でも目を傷つけたら危ないと思ったのよ。
|
シャイン
肉球を見せながら
Dec. 29, 2006 |
 |
シャイン
お手々伸ばして
Dec. 29, 2006 |
 |
シャイン
おめざめ？
Dec. 29, 2006 |
 |
シャイン
はい、こっちの手も
Dec. 29, 2006 |
 |
さて、本日、念願の防犯（暗視）カメラが遂に付いた。バンザ〜イ！
赤外線センサーが働いていて、門の前を通過したり、中に入って来る生き物があるとチャイムが鳴ってモニターに映し出される。
モニターは、捨てずにおいた昔のＰＣのＴＶ受像機を兼ねたディスプレイが使えた。もはやＰＣのモニターには使えないけれど、ＴＶとしては結構性能が良いものだ。
但し14インチなので映画など見るには小さいけれど、まさに今回の監視モニターとして使うにはピッタリだ。面白い程、外の様子が鮮明に映る。
本来は侵入形跡を残して行った変な不審者や、門の所でウンコをさせて放置して行く怪しからん犬の飼い主を見張る為のカメラのつもりだったのだが、意外なところで役に立つ事になった。
それはご飯を食べに来る野良猫や近所の飼い猫の様子が、実によく把握出来るようになったという事だ。
シロちゃんも庭と玄関先を何度も往復して来ているし、首輪をつけたキジ白もその兄弟と思しき茶白も、夜の間に何度も来ていた。
やっぱり狸も来ていた。とほほ。
チャイムは初日、一晩中殆ど鳴りっ放しだった。
余りに頻繁なのでちょっと煩いけれど、どうせ長時間は寝ないのだし（またしても訳あって徹夜してしまったし）、それに今までなかなか見えなかった野良猫の訪問の状況が、これでかなり解かるのが嬉しい。
そしてもっと嬉しいのは、リリースした野良猫たち（全部ではないが）も時々来ては、ご飯を食べているのが解かった事だ。良かった・・・少しだけ安心した。凄く心配していたから・・・。
庭の餌場の方がもっと規模が大きいので、そちらに来ている子もいるだろう。あとは暖かいハウスもたくさん設置してやりたい。まだ4個しか無いのだから。
北風の吹く夕刻の寒い中、見た目もすっきりと、そして手際よく取り付け工事の一切をして下さったＫさんの素敵なご主人・・・有り難うございました。
一刻も早く、請求書をメールして下さいね。年内のツケは、年内に支払いたいんですもの。
ツケと言えば、トムとモアの手術代も明日までに計算しておいて貰い、振り込みにさせて戴く事にした。
混雑している銀行まで、しかも駐車場待ちしてまで現金を引き出しに行く時間は、今、とてもとれない。ネットバンキングで振り込みすれば楽だ。残高さえあれば・・・ね。
さて、それぞれ幾ら請求が来るかはお楽しみ・・・という事で。ゾクゾク。
そして徹夜にならざるを得なかったトラブルが、夜明け前に突然起きるのだった。それはまた後日。
|
覚え書きとして：
朝はドーナツとジャスミン茶とミカン。疲れていると、ドーナツがモソモソして食べにくい。残してしまった。
昼はご飯をチンしてレトルトのチキンカレー。不味い。
おやつにチョコレートとおかきとミルクティ。
夜は鶏のハーブ焼き、ベビーリーフのサラダ、スモークチーズ、明太子とご飯。
夜食に生活クラブ生協のアップルパイとジャスミン茶。 |
|
| 前日の「猫雑記」へ |
 |
翌日の「猫雑記」へ |
|
|
