《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ぶーちゃん

ボクの後輩が来たの

Dec. 30, 2006
ぶーちゃん

2006年12月30日 土曜日

訳あって、徹夜になってしまった。



昨日、仕事を始められたのは深夜になってから。幾ら忙しかったとは言っても収入源となる仕事を放置しておいては、やがては「食い詰め者」となってしまう。そんなカッコ悪い事は出来ない。

それでつい欲が出て、眠いのに仕事を続けていた明け方の5時・・・突然、PCの画面がパッと消え、バックアップ機であるWindows XPのマシンと作業機であるWindows 2000のマシンの画面が、交互に切り替わり始めた。

どちらのマシンに於いても、何のキイ操作もマウス操作も効かないし、終了すらさせられない。仕方なく強制的に電源を落として再起動させても、一向に画面の切り替わりの連続が止まらない。



かつて一度、同じ状態に陥った事があった。その時は、マシンの生みの親であるニシムラに来て貰ったのだが、彼が到着する頃には治まっていた。

何が原因なのか、ニシムラ博士によると、キイボードで画面を切り替えているそのキイが、連続して押されてしまった状態を内部でキープされているのだろうという事だった。



乱暴にガンガンとキイを叩くので、キイボードがへたって来ているのかなあ・・・それとも何か変な操作をしたっけ?

そう言えば、今回のこの現象が出る少し前に、膝に乗っていたゴマが突然キイボードの上に飛び乗り、どのキイを押したのかは見えなかったものの、「ピピーピーピー」と警告音が鳴った。

その時には何の異常も発生しないで済んだのだけれど、あれが原因だったのかなあ?



何度か立ち上げ直したものの、全く同じ状態が続いている。OSは立ち上がっているのに、何も受け付けない。このままでは仕事の続行も出来ない。PCに依存している仕事だけに、とても困った事態になる。

勿論、別のマシンでやり直せば済む事だけれど、締め切り直前になって初っ端からやり直しでは間に合わない。毎晩、電源を落とす前にバックアップを外部のハードディスクにとっているけれど、少なくとも今夜頑張って進めたボリュームは失われてしまうのだ。



一体どれ位の時間、この不具合が続くのだろう。それとももう自然には直らないのだろうか。何がいけないの?どうして機械にこんなに翻弄されなくちゃいけないの?

ニシムラに電話して泣きつきたいけれど、まだ夜明け前だ。せめて午前10時を過ぎなければ、人様の家に電話するのは憚れる。

誰か助けて・・・と思いながらも、一旦冷静になって考える。

PCだけ何度立ち上げ直しても駄目だったものの、キイボードのケーブルをディスプレスの切り替え機から一旦外して、そしてディスプレイの切り替え機やルーターなどの周辺機器全ての電源を落としてみたらどうだろう?



ふっふっふ・・・直りましたよ。そして歓びのうちに、仕事もキリの良いところまで仕上げ、日記も書いちゃったりして寝不足は更に加速度を増したのであった。チャンチャン♪・・・ではない、寝ないと死ぬ。



しかし今日もモアの通院だし、トムも退院させるにあたり、トムのケージに覆いを付けたり、シャインの目の具合も一向に捗々しくないので何度もケアしなければいけないし・・・そうこうしているうちに昼近くなってしまった。



モアをキャリーに押し込め、空のキャリーも持参して病院へ向かう。

到着すると、既に待合室は一杯。どれだけモアを待たせなければならないのだろう・・・と不安になったのだが、2人ほどで順番が回って来た。1匹の患畜に付いて来ているご家族連れが多かったようだ。

しかも、昨日の「無責任咳込みオバサン」もまたやって来て、相変わらずゴホゴホやっているではないか。ゲッ!

昨日も今日も猫本人は連れて来ていないが、どうやら口内炎の猫の事で来ているらしい。

エイズキャリアですものね・・・と奥さん先生が言うと「えっ?知りませんでした」「ええ〜っ!やだ〜」等と大声で言っている。はしたないし下品な反応だ。

先生はカウンタ越しにカルテを遡って調べ、丁寧に説明してあげているが、オバサンは自分の聞きたい事以外には反応しない。よく居るタイプだけど。

挙げ句の果てに、「エイズの治療薬も出して下さい」と言う。先生が、そういうお薬は無いんですよ・・・と言っても、以前はピンクの錠剤が出ていただとか、訳が解からない事を言い続ける。

それは多分ステロイドだったのではないかと思いますが、ステロイドを使うのはよほどの場合で、食べられなくなった時に限定しているんですよ、と言っても、なかなか納得しない。

いい加減にしてよ、みんな診療時間が終わる12時を過ぎても、まだ順番が来ないで待ち続けているんだから・・・と心の中で呟きつつ、こうちゃんと顔を見合わせ、誰にも見えないようにしながらお互い口の端をピクピクさせて不愉快を表現し合った。



モアは今日も化膿止めの注射を打って貰い、先生には「また明日連れて来て下さい」と言われて、ああ、やっぱり明日もか・・・とガックリする。

でも可愛いモアの為だ。頑張って明日も来よう。オバサンとはもう出くわしたくないけれど。



そしてトム・・・入院室から連れて来られ、キャリーに入れながら、血液検査の結果と総合的な診断を伺う。検査の結果は、分厚い束になっていた。こんなにも何度も調べて下さっていたのか。

いかに脱水が酷くて死にかけていたか、血液検査の結果にもよく出ていた。

詳細は公開の場では書かない方が良いだろう。

時折、血液検査の結果の数値や治療費の明細を公開している人もいるけれど、如何なものかと思う。

それでその先生の見解と違う意見の人がいたり、ペットが万一不幸な結末になった時、この時代、誰がどう、そういうものを利用してその獣医師の追い落としを図るか解からない。

実際にそういう事件がたくさん起きているのだから、診断書やらレセプトを公開する神経が解からない。今お世話になっている獣医師の気持ちになって考えてみては如何だろう。



先生に、トムは「結構やんちゃなので・・・」と言われる。

どういう意味だろう?と思って、「触らせないような事がありますか?」と訊いてみる。すると先生は、「結構、怒りっぽいですね」とニコニコして言う。

ひゃ〜、色々とご迷惑を掛けていたんだな・・・と、改めて申し訳なくなった。死にかけていた時は痛々しく、弱々しく、おとなしかったけれど、回復するにつれて、野良の未去勢の3歳半のオスらしく、乱暴者に戻って行ったのだろう。

去勢は数日前に済ませて戴いたものの、おとなしい飼い猫になる日は遠いかも知れない。

それでもいいよ、命が助かっただけでも奇跡的だと思えるから。あとはゆっくり暖かい家の中で過ごそう。ケージから出られる頃には、自分の家だと思えるようになってくれていると良いけど。

たとえ一朝一夕にはそう思えなくても、ママは決して外には出さないけどね。もうトムは家猫なんだ。自由で不安で危険に満ちた野良生活は、もうおしまい。オマエは川口トムになったんだぞ。



先生、トムを助けて下さって、本当に有り難うございます。そして、また明日からも宜しくお願いします。



モアとトムを次々と3段プラケージに納め、暫く付き切りで様子を見ている。

モアは直ぐにハイポたっぷりのこげ茶色の水をたくさん飲み、「やれやれ、今日もおうちに帰れたわ」というような顔をして寛いで見せてくれた。本当にこういうところが良い子なのだ、モアって。


トムは、トイレを置いている最下段に下りて、そこでお篭もりしてしまった。一応ケージはグルリと目隠ししておいたので、他の好奇心旺盛な猫たちの目からは遮られているのだが、そこが落ち着くのであれば、暫くは好きにしていなさい。

こちらにもハイポたっぷりの水容器とご飯を最上段に置いて、さて、私達はまた買い出しに出なければならない。



昨夜の暗視カメラでの観察により、野良猫たちの夜中の餌場の動向が解かって来たので、彼らがより快適に安心してご飯を食べ、外で過ごせるような配慮を形にして行きたい。

その為の資材を、今日今日とて仕入れに行くのだ。当分、試行錯誤が続くだろう。楽しんで取り組もう。

ホームセンターの親切オジサンとも、すっかり顔馴染になってしまった。帰り掛け、一応年末の挨拶をするが、また明日も来るかも知れませんけど・・・と言っておく。

ペリー

黒白がやっと増えたの

Dec. 30, 2006
ペリー

外の作業が終わる頃には暗くなり、うちの子たちの猫家事にそのまま突入。

シャインの目は相変わらず涙と目脂が出続けているし、それに元気が無いように見える。ご飯は必要量をしっかり食べてくれているものの、一日中じっとベッドの中で寝ている。

しっかりね、シャイン。アンタにも何だってしてあげる。

うちの子はみんな愛しい我が子。アンタたちが何を感じ、何をして欲しいのかを飼い主こそが真剣に探りながら、ママなんだから責任を持って試行錯誤するよ。



ジニーは、やっと少し撫でさせてくれるようになった。今朝、それも突然に。

今までは近づけばトットコ逃げてしまっていたけれど、今日はベッドで寛いでいるところを、そっと手だけ伸ばして背中を撫でてみた。独特の表情を更に際立たせて、目を細めて撫でられていてくれた。


リマもルスも、イオもチャイも、もちろんカワムラさんもゴマもジャムも、それぞれに自己主張して自分を一番に構って欲しいと言って来る。

みんなの主張を聞いて回り、それぞれにスキンシップをしていると、あっと言う間に時間が経つ。それが今の一番の幸せだもの、時間が足りないと文句ばかり言っていたら罰が当たるね。

みんな、うちの子になってくれて有り難う。ママと思ってくれて有り難う。

但しカワムラは、私を「ママ」とは思っていないかも知れない・・・そこが怖い。きっと数ある自分のオンナの一人だと思っているに違いないのだ。

エロジジイ健在。有り難い事でございます。



そしてトムの様子は・・・

ご飯と水はしっかり平らげて、あとはトイレを使うのみ。大分緊張しているみたいなので、可哀想でまだ撮影は出来ない。ウンコでも出れば、少しは落ち着いた証拠だろう。

それまでは、おとぼけトムの登場をお待ち下さい。

彼は面白い顔をして、すっ呆けたところがあって、きっとカワムラさん路線を行くんじゃないかと思う。そういう風に育てる、仕立てる名演出家だもの、私は。

でもカワムラほど大物では無いかも知れないけれど、そこはまだまだ若輩者だから仕方ない。年季が要るのさ、何事も。ペリーだって身体だけは大人だけど、まだ幼稚園組だしね。トムも幼稚園から始めて貰おう。





という具合で、予定の昼寝は叶わず。せめて夜が明けないうちに寝よう。明日は明日で忙しいのだから。
カワムラさん

オレの路線て何だ?

Dec. 30, 2006
カワムラさん


覚え書きとして:

朝は煮込みきうどん。具は長葱と鶏肉・卵・カマボコ・三つ葉。


昼は焼きうどん。具は卵・ベーコン・キャベツ・缶詰のスイートコーン。味付けは醤油と酢・七味唐辛子。


おやつにチョコレートとおかきとジャスミン茶。


夜はご飯を炊いて、青梗菜のニンニク・唐辛子・オイスターソース炒め、焼き餃子(冷凍)。

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