《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
月別インデックスへ 「猫雑記」インデックスページ HOME サイトマップ 1999年〜2004年「猫雑記」
猫たちの写真だけ見れば充分という場合は・・・「foto de 猫雑記」 サイト内検索
ルス

アタシは美しい・・・

Feb. 19, 2007
ルス

2007年2月19日 月曜日

ジャム、熱があるのか耳が熱い。

それともカラーを着けているストレスのせいだろうか。



今日は殆ど動こうとせず、水も飲まない。

フードも数粒やっと食べたきり。



口をクチャクチャしているので、これはマズイと思って強制給水を開始する。

毒素が回っている時や、それで口内炎が起き始めている時、脱水している時のサインである事が多いのだ、このお口クチャクチャは。





時々カラーを外してから、シリンジでハイポの原液とハイポ水とを飲ませる。

嫌がって首を振るものの、弱っているせいか、いつも程の激しい抵抗はないので飲ませられる。



オシッコは一度だけ。

時間が凄く掛かった。



2時間おき位に、こうして強制給水と、ほんの数粒だけでも食べてくれれば・・・と、二人掛かりで傷口を舐めさせないよう付ききりで食餌を促す。

いよいよとなれば、チューブダイエット・キドナで強制給餌だ。



強制給餌と言えば、カワムラさんへのキドナの強制給餌を今日からスタートした。

ここ数日、お気に入りの窓辺やヒーターの前に行かず、炬燵の中に篭もったきりで、缶詰フードを少しだけ、そして大好きなドライフードを一切食べなくなってしまった。

食べていても栄養が吸収されず、どんどん痩せて骨と皮になってしまっていたのだ。

その痩せ具合は、ジーコの最期のときよりも酷い。それでも機嫌良く自力で食べてくれていたカワムラさんは、本当に手の掛からない凄い猫だと感謝していた。



それが遂に、自分からは食べなくなった。このタイミングで強制給餌をしないと、もう保たないだろう。



食べられなくなったら、それはもう命の最後を意味する。強制的に入れてやっても、そこには限界がある。

しかしアインとジーコは食欲廃絶状態になっても、1時間おき、一日24回のキドナの強制給餌で1年半生きた。一時は2.9キロまで体重を落としてしまったアインは、強制給餌だけで4.1キロまで戻したのだ。

亡くなった時、アインはまだふっくらと太って見えた。





強制給餌は、何をどういう頻度で、一度にどれだけ与えれば猫の身体や臓器に負担が少ないのか、そしてより良い状態にキープ出来るのかが経験的に解かって来て、これでほぼ腎不全はコントロール出来るかに思えた。

病院でも、とっくに死んでいてもおかしくない臓器の状態で、ここまでキープ出来ているのは奇跡的だと評価して戴いた。殆ど補液に通う事もなく、投薬もせず・・・

それは私達の努力のせいではなくて、アインやジーコがスーパーキャットだったからだろうとは思っている。

だから、強制給餌さえすれば生き長らえる事が出来るという事でもないのだと思う。





それでも、やってみる価値はある。

やればやるだけ苦しみを長引かせてしまう場合もあるだろうし、どこまで続ければ良いかのタイミングを決めるにしても、それはその猫とどれだけ深く関わり、性格や状況を見極められるか次第なのだろうと思っている。



アインほど強制給餌に協力的ではなかったジーコは、最後には「もうやめて」と言って(実際には「ウワウワ」と鳴いたのだが)、力なく首を振った。それで強制給餌を止めた翌日、ロウソクが燃え尽きて芯だけになってもまだ小さな火が燃えていたものが、遂にスウッと消えた。

アインはジーコを見送った後、心筋症の発作で逝ってしまったけれど、一時は頻繁な嘔吐だけでなく下血や吐血までした末期の腎不全とは、私達との協力関係で上手に付き合えていたと思う。





しかし、全ての子にこの24時間付ききりの強制給餌が出来る訳でもない。

1時間おきと言ってもその間にはタンポポ茶だのプロポリスだの、シャンピだのハイポだのをその都度加えて強制給水させていたのだから、二人が同時に寝てしまう事は一度もない状態が1年半続いた。

先に私達のどちらかが死ぬかと真剣に思った年の暮れに、「もう止めようか」と私が言ってみた。けれど、「それは出来ないよ」とこうちゃんは言った。そうだね、止めるという事は、これで死んでいいよと引導を渡す事だものね。





もう一度あの1年半をやれと言われたら、果たして出来るだろうか。

今も小刻みにしか眠れない習慣は、身体に染み付いたままだ。しかし年毎に体力は衰えている上、ちょっと気張ってこの3ヶ月色々とやった直後だけに、ガタガタだ。せめて40歳位の頃の体力に戻りたい。





それでもカワムラさんが、これがきっかけでまた復活してくれれば・・・

そう願う私達は、もしかしたら欲張り過ぎているのだろうか。



しかしカワムラさんがすんなりと強制給餌を受け入れてくれている事は、何よりもの救いだ。

あと少し、私達と一緒に生きて、他の猫たちの要でいて欲しい。
ルス

なのにデブだって・・・

Feb. 19, 2007
ルス
ルス

もう、歌っちゃうわよ!

Feb. 19, 2007
ルス
キャベツのスープ

Feb. 19, 2007
キャベツのスープ


覚え書きとして:

朝はキャベツとミニハンバーグのトマト煮込み。昨夜すっかり作っておいたので、温め直したただけで楽チン。あとは8枚スライスの食パンのトーストを2毎ずつ、バターといよかんのジャムを乗せて。


昼は塩ラーメン。具はキャベツと冷凍のシーフードミックス。


おやつにチョコレートと日本茶。


夜はキャベツとハムと胡瓜のいつもの千切りサラダ(自家製のフレンチドレッシングに柚子胡椒と醤油を足す)、カルビ焼き肉ライスバーガー(これもOKストアで5割引で110円)、エビスビール500mlを二人で分ける。

前日の「猫雑記」へ 前日2月18日に戻る 翌日の「猫雑記」へ 翌日2月20日に進む
note
Click erch picture
please


北九州のSOSの
チラシ印刷と配布に
どうかご協力下さい。
詳しくは>>こちら






みみクンのお願いSOSバナー

エイズキャリアしっぽちゃんのバナー

片目のふうたのバナー



脱走は人災です!
必ず防止策を!




ナチュラルフードとサプリメントのウェブショップ
ショップライブキャッツのバナー
inserted by FC2 system