《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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カワムラさん

暖かい窓辺で

Feb. 21, 2007
カワムラさん

2007年2月21日 水曜日

何も受け付けなくなったカワムラさんだが、今日は陽射しが暖かいものだから、やっと炬燵からお篭もりをやめて出て来てくれた。

お気に入りの出窓まで、うまく足場を伝って自力で移動した。



確かにここ数日は急に寒くなったけれど、一日中、室内は決して寒く無い。昨夜(明け方かな)だって、私が1階で寝ていると暑くて仕方ない位、ヒーターの温度設定をしてあるのだ。



もう私の足音を聞いても(聞こえているのかな、聞こえていても認識は出来ていないのかな)、階段の下まで出迎えてくれる事も無い。

私がベッドに入っても、ペリーとリマとテトはいつものようにやって来て潜り込んでも、カワムラさんは遅れてやって来る事すら無い。

でも、きっと炬燵の中が落ち着くのだろうと思って、カワムラさんのしたいようにさせておいた。暗い、静かな場所が落ち着くのだろう。

だって、そこはカワムラさんが部屋名主の「カワムラ部屋」なのだから。その部屋に居る限り、どこで何をするのもカワムラさんの自由。

幸い、寒い廊下の方には、まだ行きたがらない。私から近づく事も勿論するが、私にお愛想して無理をさせてしまうのが怖くて、見えない炬燵の中のカワムラさんに気を送る。





カワムラさんを見ていると、一日に何度も泣きたくなる。

あまり我慢していると却って辛いので、トイレの中とかPCに向かって気が済むように泣く。



でも、愛する我が子が生きている間、何故まだ泣いてはいけないのかも良く解かる。

泣くと消耗するのだ。それでは介護の為の体力が目減りしてしまう。



なのに万感胸に迫り、どうしても涙が出て来る。

鼻をかみ過ぎて、遂に鼻の中が切れて出血した。





バカだな、私は。

カワムラさんが最期まで楽しく幸せでいられるようにと心に決めて、その通りにやり、そしてその通りになっているのだから泣く事ないじゃないか。

少なくとも、カワムラさんは苦しがってはいない。

静かに微笑んで、じっとしているだけだ。部屋の守り主として。

それは今までも、今も、そしてこれからも変わる事はないだろう。



そこはカワムラ部屋。

カワムラさんの存在が創り上げてくれたユートピアなのだ。



ジャムへの強制給水は続く。

嫌がろうと、これだけは実力行使する。



ハイポと水分のせいか、今日は随分と目つき顔つきがしっかりしてきた。



但し、食べる量はまだまだ少ない。

一度に10粒も食べられれば、「ああ、お利口だったね」とこうちゃんに褒められる。

2〜3粒で顔を背けてしまう事もあれば、まったく食べたくない時もある。



兎に角、気がつけばハイポ水(かなり濃いです)とドライフードを与えるようにしている。

食べる事が最大の課題。

抜糸や傷の完治や治療や投薬は、その次の事。

食べて体力をつけない事には何も出来ない、何も改善しないのだ。

カワムラさん

私の手に顔を乗せて

Feb. 21, 2007
カワムラさん
カワムラさん

じっと目を瞑る

Feb. 21, 2007
カワムラさん
カワムラさん

小さくなった身体

Feb. 21, 2007
カワムラさん
カワムラさん

骨と皮と毛だけ

Feb. 21, 2007
カワムラさん


覚え書きとして:

朝は煮込みうどんと玄米餅の磯辺焼2個ずつ。


昼は日清のカップ焼きそば(昨夜、サミットストアで88円のを一杯買った)とメープルロールのパンにチョコレートを掛けたもの、そして冷たい牛乳。


おやつにキャベツのスープ(これでおしまい)とトースト2枚ずつ。


夜は何を食べよう。食欲はある。それどころか、幾ら食べても直ぐにおなかが空いてしまう。自律神経が変になっているのだろうか。

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