猫雑記20070312

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ジニー

退屈

Mar. 12, 2007

2007年3月12日　月曜日

「寒の戻り」は続いている。

今朝もとても寒かった。

ＰＣに向かって仕事をしていると下半身が冷え冷えとする。

部屋全体はかなり暖かいので、血行が悪くなっているだろなのだろうとは思うのだが、だからと言ってそうそう運動なんか出来ない。

だから足湯をする事にした。

温まるだけでなく、毒素も足の裏から一番出ると言うので一石二鳥かな。

本当は朝から始めるはずだった確定申告の為の経理事務・・・

何だかんだと雑用に逃げ続け、当然の事ながらどうにも心が落ち着かず、悲しい気持ちで夜になった。

そして泣きたいような気分で、猫家事終了後の23時頃、やっとこさっと集計を始める。

どうしてこんな直前まで気合いが入らなかったのだろう。その訳は直ぐに解かった。

やり始めたら、我ながら物凄い集中力を発揮して、どんどんはかどる。いや、所詮は個人の僅かな収支でしかないのだから当然か。

つまり、土壇場になれば火事場の馬鹿力で集中力とスピードを発揮出来る事が解かっているから、ギリギリまで腰が上がらないのだ。でも毎年そんな風に「ナメ」ていると、いつか泣きを見るかも知れない。

兎に角、今年からは「青色申告」なので、面倒だし私程度の個人の決算には大仰なのだが、複式簿記にしなければならない。でも手間を掛ける甲斐はある。青色にするだけで控除が大きいのだ。

面倒とは言ったものの、実はチョロい。EXELでフォームを作って、片っ端からランダムに打ち込んで行くだけだ。

領収証を月別に整理したりしてから入力するなんて事は不要。全部入力してからソートを掛ければ良い。そして現金出納簿は日付け順に並べ替えれば良いのだ。

入力が済んだ領収証を、今度は12月に分けた袋に突っ込んでいく。綺麗にスクラップしたり、伝票を起こしたりはしない。もしも監査が入っても、調べるのは税務署の人であり、勝手にここから見て下さいと言えば宜しい。

かつて経理部員だったＯＬの頃、お抱え会計士さんが言っていた。そんなに解かり易くスクラップする必要ないですよ、そんな事に時間を掛けるのはバカバカしい、見たけりゃ勝手にどーぞ！と言っておけば良いんです・・・と。

でも、いざやり始めると、根が整理魔だから、結局は一目瞭然な状態にしてしまう。あ～バカバカ！！

そして勘定科目毎の帳簿は、今度は科目でソート掛け直したものをコピーして貼り付け、貸借を入れ替えて相手勘定を「現金」に一気に換えれば済んでしまう。楽チン、楽チン。

とは言え、やっぱりゴミ溜めような領収証の山からゴソゴソと使えそうなものを見繕っていると、何とも侘びしく悲しい。

ああ、こんなに収入が少ないというのに、こんなにお金を遣ってしまって、私ってホントに馬鹿・・・と忸怩たる想いに苛まれながらの作業は苦しい。

面倒臭いから、減価償却しなければならない大モノは、もう計上しない事にしよう。それが良い、それが良いと言いました、マル。

こうちゃんは午前2時半で「少しだけ寝るね」と言って、直ぐに昏倒に近い状態で眠ってしまった。

私はジャムにトイレを使わせる為に、仕事を一時中断して付き添っていなければならない。二人とも寝てしまうとゴマも寂しくなってしまうのか、枕トイレでオシッコする。

どちらかが交替で必ず起きていると、ゴマもジャムも安心するみたいだ。それって、本当は自分勝手じゃないの？

・・・でも可愛いから・・・こんなに求められて、身に余る光栄。幸せ一杯・・・それには手間も一杯。

ともあれ、今夜もジャムは無事にウンチをしてくれて、それから暫くしてからオシッコも出た。私の長い夜は続き、それでも夜明けは日増しに早くなっている。

明けない夜は無い。

そして終わらない仕事は無い。ひたすら続けていればいつかは終わる。毎度毎度の締め切りでその真実だけは解かっている。

後は、いつお尻が上がるかだけなのだ。数ある欠点の中でも、こいつが一番厄介だ。兎に角、もう後が無いので頑張るしかない。

この日記がアップロード出来る事には、全て終わって余裕を見せているはず。ふっふっふ・・・

ジニたん、そんなに退屈だったら、ママのお仕事手伝ってよ。

ジニー

た・い・く・つ！

Mar. 12, 2007