シャイン
神妙な面持ち
Mar. 25, 2007 |
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2007年3月25日 日曜日
朝までずっと大荒れ。
嵐の度に、いつも思う事は同じだ。
野良猫たちは、どこで風雨を凌いでいるのだろう。
あまりの強風に、ベランダの4つのトネリコの大鉢のうち、2つが倒れていた。
去年の台風でもひっくり返らなかったのに・・・しかもヒモで転倒防止の為にベランダの柵に結んでおいたのに、そのヒモをぶっ千切って倒れていた。
倒れなかった2つは、北側にベランダの柵を背負っている。
南風が強かったので、北側に空間がある鉢が倒れたのだろう。
水浸しのベランダに出て、倒れた鉢を起こし、新しい丈夫なヒモでしっかりと結び直す。
枝が折れる事も無く、今回の転倒でも健気に頑張ったシマトネリコ。先日EM堆肥を入れてやったばかりだが、元気な新芽がたくさん出ていた。
今年も更に大きく育つだろう。毛虫ニモマケズ、台風ニモ転倒ニモマケズ・・・
ついでに大きく育ち過ぎたジャスミンをもっと大きなコンテナに植え替える事にしたのだが、いや、これは思いのほか重労働だった。
鉢中に根が張り巡らされて飽和状態になった結果、先見の明を盛った何本かの根が鉢底から張り出して太り、ベランダに敷いている人工芝にしっかり根を張っていたのだ。
鉢の中が根詰まりすると、幾ら水を与えられても吸い上げられなくなってしまう。それを危惧しての植え替えだったのだが、どうやら待ちきれずに自力で新天地を求めて「エジプトを脱出」した根が現れたという事か。
鉢の中に「モーゼ」が誕生し、他の根を脱出へと導いたのだ。
それは勿論レトリックではあるけれど、ひとつの鉢植えという世界で起きている事は、この地球で起きている事と比べて、その相対的な大きさが小さくとも、決して現象としては負けない程に多くの命のせめぎ合いが起きているのだ。
見えないものが多いというだけで、そこにはたくさんの「意志」を感じる。
だから水槽の中や鉢植えの中を、それも一つの「宇宙」であると評する人がいてもおかしくない訳だ。
しかし感心してばかりいられない。
幾らなんでも、水分だけでは健全には育たないだろう。土はただの「台」ではなくて、栄養を含む母胎でもあるのだ。
新しい鉢は、これまで古い土をEM堆肥を混ぜて甦らせる「土作り」に使っていた、大きなコンテナだ。大きな木でも植えられる大きさだから、これでこの先植え替えは必要ないだろう。
時々根詰まりを防ぐ為に「根切り」と追肥をしてやり、病虫害を予防してやれれば、この先ずっと成長し続けてくれると思う。但し、今回の植え替えでダメージを受けていなければ・・・。
今ある植物の手入れと同時に、新しく我が家でも導入出来そうな手入れの簡単な初心者向けの植物があればベランダにも庭にも植えてみたい。
暫くはガーデニングにも時間を割こうと思う。
日除けの為だけにベランダの緑化計画を立てたのは一昨年だった。
それが上手く行ってみると、荒廃して何もなかったベランダには戻せない。
実際に日除け効果が大きいだけでなく、緑は目にも潤いをもたらしてくれている。
虫も一杯来るけどね。
予告通り、筍ご飯を炊く。
油抜きした油揚げと筍をたっぷり入れ、茶碗に盛ってから山椒の新芽を散らす。
おかずは毎年送ってくれるヒロコ特製の「いかなごのくぎ煮」、お汁は茗荷の卵とじの吸い物。どれも美味しゅうございました。
ヒロコとは、「幸太」のムツコの姉さんの事だ。
私よりも10歳若い。
でもしっかりと関西の「おふくろの味」を受け継ぎ、既にその味にはオリジナリティもある。
仕事もし、立派にお母さんをしていると、いつも感心してしまう。
私なんか子供がいないから、全くお気楽なものだ。そ
の分、猫をたくさん飼育している・・・と言いたいところだが、ヒロコも相当の多頭飼いなのだ。偉いオンナだ、ヒロコって。美人だしね。
今年はいかなごが不漁だと聞く。
希少なものを有り難うね。来年も宜しくね。
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