《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ルス

ゴロゴロ

Aug. 21, 2007
ルス

2007年8月21日 火曜日

一度徹底的に崩してしまった体調は、なかなか戻らないものだな。

これが歳をとるという事か。若い頃は、ちょっと寝れば直ぐに回復した。

それどころかエネルギーが有り余っていたのか、夜中まで仕事をして帰ってからも、酒を飲まないと眠れない位に元気だった。

無駄な時間を過ごしていたなあ・・・と思う。猫も1匹だって居なかった頃の、無駄に若かった私。





こうちゃん、下痢だけでなく、あまり食べられず。

結果、すっかり体力を消耗してしまい、息切れが酷くフラフラだ。

フラフラながらも寝てはいられず、やる事はきちんとこなしている。立派なものだ。



しかし一日中しかめっ面。力を振り絞ろうとすると、顔にまで力が入ってしまうのだろう。

なのに私ときたら・・・「何、不機嫌なのよ?」と言ってしまう。

「別に不機嫌なんかじゃないよ



解かってる、辛いんだよね。

私はそんなに長く下痢をした事が無い・・・と言うか殆ど下痢をした記憶が無いので、その辛さがイマイチ解かってあげられないのかも知れない。

しかしそんな事ではいけない。他人の辛さをイメージ出来ないようでは・・・しかも他人じゃない、愛する夫ではないか。




私は私で、奥歯の歯茎とリンパ腺が腫れて、やはり思うように食べられず。

この私が食べられないなんて。でも、カレーライスだろうがヤキソバだろうが、意地でも、猫のように丸飲みしてでも食べている。

食べなければ身体が持たない。

私の場合は入口付近の不調であり、食べても別段具合が悪くならない。ろくに噛まないのに胃も痛まず、下痢もなし。つくづく丈夫な胃腸に産んでくれた親に感謝している。



しかし炎症が続いているのに手をこまねいてばかりはいられないので、とりあえず勿体無いけどハイポを飲む事にした。日に何度か、付属のスポイトで3プッシュ位ずつ。

すると、どうだろう・・・ただ腫れていた歯茎から白い膿が出始めた。キモチワルイ話で申し訳ないけれど、「膿出しフェチ」の私としては、こんなに嬉しい事は無い。



膿とは何か?

炎症に伴う細胞壊死によって発生した自己分解産物や細菌の死骸であるという。



私の今回の膿の場合、細菌の死骸だって勿論あるだろうが(何しろ口の中は細菌だらけなのだし)、あちこちの組織に炎症を起こす仕組みの病気があって、絶えず自分の細胞を攻撃してしまう狂った免疫のなせる業でもあると思う。

そして唾液が出難い事も(「シェーグレン」なので)、口腔内に炎症を起こす原因の一つだと言われている。



今はしっかり歯磨きして、寝不足を早く解消し、少し炎症が鎮まったら早く歯医者に行く事。それしかない。そして治療の痛みに泣く日々がやって来るのだ。

ああ憂鬱。






時間が無いのと疲れが酷いせいも当然あったのだけれど、憂鬱な事ばかり毎日書くのが嫌で日記をサボッていた。後日まとめて書いているのだが、何だよ、結局気の重い内容ばっかりじゃん。

だけど、こういう時期もあるさ。

これが今の私の現実なのだから、ありのままで良いじゃん。





楽しい事ばかりじゃない。でも苦しい事ばかりでもない。

心配してくれる仲間もたくさんいて、可愛い猫たちが一杯いて、頼れる伴侶がいて、何とか食べていける仕事もあって、結局のところ、つくづく幸せだと思う。

頑張れ、私。まだ頑張れそうだな、私。



でも、そんなに悲壮感は無いのでしどうかご心配なく。

自分の人生を少しでも悔いが少なく構築出来るように頑張るのだから。

ルス

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