猫雑記20071009

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ペリー

可愛くて精悍

Oct. 9, 2007

2007年10月9日　火曜日

昨日ほどの蒸し蒸し感は無いけれど、やっぱり雨降り。

今日は歯医者の日なのに・・・。

勿論、車で送って貰う。

勿論、過保護ですよ、ええ。

しかし逆の立場でも、やっぱり私は夫を送るだろう。

何年間も毎朝、都内まで遠回りしてこうちゃんを会社の前まで送ってから、鶴見の自分の勤め先まで行っていた実績は大きいぞ。

そもそも運転免許を取ったモチベーションだって、失業中だった私がこうちゃんを駅まで送迎したいという事だったのだ。

実際には私が再び勤め人になった時、車通勤をするという贅沢がオマケについた。

自腹で駐車場を借り、そこの駐車場で野良猫にエサやりが始まった。

免許を取っていなかったら、もしかしたら今の猫人生には至らなかったのかも知れない。

アカともゴマともカワムラさんとも、そしてハナクソやその子供たちとも出会う事はなかったのだ。

最後に勤めたラボだって、車でなければあんな遠くに勤める覚悟は出来なかった。

モアもぶーちゃんもみーちゃんもガラもトムもシャインも、そしてしーちゃんや黒岩さんも、家猫になる事なく、とっくに死んでいたはず。

そう考えると、車の免許が人生を変えたと言える。

実際、運転そのものの楽しさだけ考えても、私は人生の幅を広げたと思う。行動範囲が広がっただけでなく、自分の知らなかった自分に目覚めた。

運転は楽しい。どこかに残っていた甘えも消えた。大きな責任を伴なうだけに、楽しいだけでは済まされない世界・・・

免許を取得したその晩、初めて一人で車を運転して駅まで迎えに行った。しかも新車で。狭くて混雑した駅までの道は、近所の奥さんに言わせると、とても怖くて運転出来ないそうだ。

それから間もなく、今度は一人で都内までこうちゃんを迎えに行ってみた。

事前に地図で念入りにシミュレーションしてから出掛けたのだが、１国を走り環八に入り、裏道を通って池上通りに入り・・・と少しも迷わずに行けた。

今にして思うと、あの頃は怖いもの知らずで度胸が良かった。いや、怖い事は怖かったのだろうが、早く一人前のドライバーにならなくては・・・と、自分に鞭を入れて走った。

今の方がずっと怖い。目がとても悪くなってしまった事もあるし、「五十肩」のせいで右腕が自在に動かせないせいもある。

だけど、やっぱり経験を積むに従って怖さを知るという事があるのかも知れない。私も大人になったんだな。

今、起きている事を書けないと、昔話が多くなるなあ・・・ま、いっか。

ルス

ここで寝るのよ

Oct. 9, 2007