ぶーちゃん
爪切りは怖いの
Oct. 12, 2007 |
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2007年10月12日 金曜日
こんなに立派な顔をしているくせに、ぶーちゃんのヘコタレぶりは日に日に磨きが掛かっていく。野良ではボスだったのに、近頃では抱かれただけでオシッコをもらす事もある。
それは私も悪いのだが。ぶーちゃんの嫌がる事ばかりしているから。
ぶーちゃんはとても重たい。だから隅っこでペシャンコになっていると、とても抱き寄せられない。五十肩だから尚更、10キロ近くもあるぶーちゃんを腕だけで持ち上げる事なんか出来ない。
それでも時々はブラッシングしてやらないと、毛玉になってからではカットするしかないし、バリカンでカットしようとすれば、ブラッシングよりもっと怖がる。
だからこうちゃんが押さえて、私がブラシを掛ける。物凄い量の毛が取れる。ところどころ毛玉になりつつある場所は、特に時間が掛かる。
やっと全身をブラッシングし終えて、ついでに爪切りをしてしまおうとしたら、馬鹿力で暴れ、あの巨体で3段プラケージの上まで身軽に一瞬で駆け上がった。
「す、凄いね・・・ぶーちゃん」二人でため息を漏らす。
逃げる際、私の手の甲を2箇所引っ掻いて行った。わざとじゃない。それ位、怖くて慌てていたのだ。可哀想なぶーちゃん。
みんな爪切りは嫌い。
それでも、爪切り出来る子にはしてやった方が良いと思う。飼い主が引っ掛かれるからじゃなくて、猫にとって危険だからだ。
爪切りもさせず爪研ぎもしない子の場合、古い鞘が抜けずにどんどん分厚くなり、肉球の方へと丸まって円盤状に成長し、肉球に食い込んで行く。
そして尖った爪を何かの拍子にどこかに引っ掛けて、爪が抜けてしまう事もあるからだ。
特に重量級の子は危ない。
今までに、ジャムが2回、ルスが1回、爪を抜く怪我をしてしまった。この子たちは切ろうと思えば切れるし、実際マメに切っているのだが、それでも切った直後に古い鞘が抜けて、キンキンに尖ってしまう事もある。
だから爪切りは、切った後で鞘のお手入れもしないといけないのだが、尖った部分を切るだけで精一杯で、切り終えると逃げられてしまう事が殆どだ。
アインだけは、古い鞘を剥がさせてくれたっけ。だいたいアインは歯石だっておとなしく取らせたし、顎のアクネが悪化した時だって、ちゃんと手入れをさせてくれた。
強制給餌だって、アインほど従順にさせてくれた子はいない。
それでも他の猫が大嫌いで不寛容だったし、みんなそれぞれに一長一短あるのだ。アインだけがいい子だった訳じゃない。
人間と違って猫は基本的にみんな良い子だ。飼い主に都合が良いかどうかは、また別の問題として。
ジニーは他の猫にとって天使のような良い子だけれど、触らせないし勿論爪なんか切れない。ブラシを持って近づけばトットコ逃げる。でも指を出せば「クンクン」しちゃうのだ。
兎に角、何でもいいよ。
いつも言う事だけど、健康で楽しく暮らしてくれていてくれさえすれば。
でもぶーちゃんはちょっと情けない。
何たって、ボス猫なのだから。抱き合って寝た仲じゃないの。
明日は爪切りしようね、ぶーちゃん。
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ぶーちゃん
ブラッシングも怖いの
Oct. 12, 2007 |
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ジニー
ぶーオジチャンたら・・
Oct. 12, 2007 |
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