ペリー
覆面どアップ
Oct. 23, 2007 |
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2007年10月23日 火曜日
今日も恒例、朝一番でカワムラさんを病院へ。
本当は昨夜預かったメス猫を先に連れて行ってやりたいのだが、カワムラさんも猶予ならない状態だけに、こちらを優先させて戴く。
「待っててね、グレちゃん」・・・預かった子は「グレちゃん」という。
とても可愛い、そして綺麗な子だ。
幸い、カワムラさんは一番乗りで補液が終えられた。
急いでカワムラさんを連れ戻り、のどがカラカラだったのでお茶を一杯飲んでから、今度は「グレちゃん」を病院へ連れて行く。ピストン便だ。
私たちがバタバタして落ち着かないので、ジャムもゴマも苛々している。
リマは横たわっておなかを見せながら私の行く手を遮り、「アタシを構って〜」と独特の声で鳴く。
「ごめんね、直ぐ帰ってくるよ」と言ってリマを跨ぎ、一緒に行こうとするペリーに「ノーノー、ペリー(ここだけ何故か英語)、アンタは行かないよ」と制止して玄関に通じる扉を閉め、グレちゃんをケージごと車に積み込み家を出た。
今度は病院はもう混んでいた。
結果的には、1時間以上待合室で待つ事になる。
でもその間には、偶然お会いした木澤さんともたまきさんとも、色々と話が出来た。
グレちゃんの様子をそっとシーツの間から覗くと、ケージに入れたグレちゃんのベッドの縁にアゴを乗せて、ぐっすり眠っていた。
大したものだ。
自分の匂いのついた毛布が一緒なのと、いつも外に置いて貰っていたトイレハウスのベッドだから、ちょっとはリラックス出来ているのかな。
木澤さんもお連れの方もたまきさんも、せっせと野良猫を捕獲して自腹で避妊している。頭が下がる。
たまきさんの保護猫「ぽぽろ」は、あんなに可愛いのに、まだお問い合わせが無いという。
実物を見たら悶絶する位に可愛いのに。
顔も可愛いんだけど、人も人間も大好きで、抱き上げるとグニャグニャ人形みたいな態度が可愛いのよ、本当に。
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今日のたまきさんは、風邪っぴきの「つみれ」ちゃんを連れて来ていた。
カッコいい黒白だ。この子も態度がいじらしくて可愛い。バスと電車を乗り継いで来る間も、一声も鳴かなかったと言う。
「グレちゃん」は、道中の車の中で不安そうに2〜3回だけ鳴いた。
小さな鼻に掛かった声で、明らかに人間に甘えた鳴き方だった。
一晩、どんな気持ちでうちの玄関のケージで過ごしたのだろうと思うと、余りにも不憫でいじらしくて、この子はもううちの子にしようよ・・・と二人で話した位だ。
新顔の野良猫を捕獲して避妊の為に病院に搬送する時にはいつも、こんな風にして捕まえられて知らない所に運ばれ、どんなに怖くて不安で堪らないだろうと思うと、その時から自分の大事な猫という気持ちになるものだ。
夜になって様子を聞きに行った時には、全く鳴かないしおとなしく眠っていますよ・・・と聞かされる。治療の方針は、昼間、先生とお話してある。
ウィルスが起こす口内炎と、歯石や細菌・免疫の低下などで起きる歯肉炎の違いを、モアやグレちゃん、そしてルスやゴマの場合で良く解る気がする。
原因はひとつではないだろうから、治療・対処法も何通りかあるけれど、見極める目と治療のタイミング、身体に少しでも負担の少ない治療を選択したい。
エイズのグレちゃんを、このまま野良に戻す事は考えられない。自力で美味しく楽しく食べられるようなケアを続けられるよう、家猫にしてやりたい。
入院している間に、保護主さんとも相談して先の事を考え、決断して行かなければいけない。
夜更けに、カワムラさんが少し食べた。
よし、これで朝の状態次第では、一日、補液を休ませられるかも知れない。カワムラさんも私たちも、毎日の通院は厳しい。
弱音は吐いていられないのだが、泥のように疲れている。休みたい。
自分の場所にこだわりを持つ、可愛いペリーの写真を一杯ご披露しておこう。
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ペリー
瞳どアップ
Oct. 23, 2007 |
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ペリー
横顔も覆面
Oct. 23, 2007 |
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ペリー
お気に入りベッド
Oct. 23, 2007 |
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