《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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モア

アタシも奇蹟を
更新中

Dec. 28, 2007
モア

2007年12月28日 金曜日

天気が悪く、猫たちは良く寝ている。

カイルはひとしきり撫でてやっていると、満足したのかゴロンと横になって眠ってしまう。

いつもあちこちチョロチョロして落ち着きの無いアンダも、今日は具合が悪いのかと心配になる位、よく寝ている。

ぶーちゃんなんか、一年中いつだって寝てばかりいる。



私は午前10時の出張マッサージを受ける為に、今朝も3時前から始動。但し、せわしなくバタバタしないように・・・ね。

そして長時間2階を無人にしないように心掛ける。

いつだってママはジャムとゴマの傍にいるよ。アンちゃんちゃんを愛しくて愛しくて抱っこしている時だって、アンタ(「アンダ」ではない)たちの事も考えているんだよ。






マッサージは今日も2時間たっぷりとして戴く。

この先生のマッサージは、私やこうちゃんにとって最適なやり方ではないかと思う。適度な力加減で摩り、揺さぶる。時間を掛けて、じっくりとほぐして行く。

かつて、強揉みのマッサージを会社命令で毎週受けていた事があった。痛みで身体に力が入る上揉み返しも酷く、疲れるばかりだった。

相性もあるのかも知れないが、良い先生に巡り会えた事は幸いだった。

先生は私より5歳年下らしい。いつまでも元気でいて欲しい・・・と、利己的でもあるのだがそう願う。







しかし案の定、どっと今までの寝不足と緊張からくる疲れが出てしまい、午後は自分の身体が使い物にならなかった。

ほんのちょっと横になるはずが、一旦横たわってしまったらもう起き上がれない。夕方の猫家事まで、ろくに口も聞けずに寝ていた。








届いたばかりの「ザ・ジャガーズ」のCDをざっと聴くと、買う程じゃなかったかな・・・とも思う。

特に、あれほど懐かしくて聴きたいと思っていた「キサナドゥーの伝説」などは、お気楽なCMソングのようだ。



「マドモアゼル・ブルース」を聴いたら、小学3年生の冬のある日の風景がまざまざと蘇った。

それは母に連れて行かれた、ある展示会だった。擁護学級の生徒たちのクラフト展のようなバザーが「桐生織物会館」で催されていたのだ。

寒くて暗い、曇りの日だった。

私は厚手のオーバーを着ていた。確か白地に黒いブチ模様のある、黒い襟のフェイクファーのオーバーコートだ。よくそんな事を覚えているな、私。



私はその展示会で、私は四角い木彫りのブローチを買って貰った。養護学校の生徒の手作りで、確か300円程度のものだったと思う。

勿論、とっくの昔に失くしてしまった。自慢じゃないが50歳なんだぞ、私は。

引越しだって10回もしたんだ。ずっと同じ家に居たら、古いものも残っているかも知れないけれど、最初に親元を出た時に住んだのは4畳半一間のアパートだもの、必要最小限の物しか持ち出さなかった。

それに、その時点ですら、そのブローチはもはや存在していなかったと思う。だって買った日のうちに、裏のピンが取れてしまったのだから・・・。



40年前の小学生の私は、後で接着剤を買ってくっ付けたのかどうか・・・そこのところは全く記憶にないのだ。

鮮明に記憶しているのは、「マドモアゼル・ブルース」の曲が道中の雲が低く垂れ込めた冬の空と古い建物が並ぶ街の景色と妙にマッチしていたという事だけだ。

きっと駅から歩く道中のどこかで、その頃流行っていた「マドモアゼル・ブルース」が有線放送で流れていたのだろう。

「赤いレンガの街角で・・・」というフレーズと陰鬱なメロディーが、あの時の私の気分(10歳になるかならないかの小学生だけど、生意気にも私はいつも憂鬱だった)にピッタリだったのだろうな。

そして「織物会館」の手前にあった「西公民館」の古くて陰気な建物を見ながら、私達は交差点を右折して直ぐ左手にある展示会場へと向かった。

その時の光景が、この曲をBGMにしてまざまざと浮かぶ。



音楽って不思議だ。40年も前の、とりたてて何と言う事のない光景を、こんなに鮮明に蘇らせてしまうのだから。





今ではこうちゃんより1歳年上というオジサンになっているはずの「ジャガーズ」のボーカル岡本信の、40年前のまだ少年ぽさが残る声がちょっと可愛い。

でもジャニーズ系の男の子たちには、声だろうが顔だろうがちっとも心惹かれないのだから、どこにそのボーダーラインがあるのだろう。



ああ、思い出した。これは「明和電機」を初めて見た(聴いた)時の、あの感覚と似ているかも知れない。








カワムラさんは、夜更けにやっと復活の兆しを見せる。c/dのドライかシーバを食べられるようになると、調子が出た証しだ。

その好調は、約1日半続くのが現在のペースで、そこから突然ガタッと調子が落ちる。そして補液、また復活を待つ・・・少しずつ復活までの時間が長くなっている。



だけどここまで信じられないような奇蹟の継続を見せてくれているのは、私達を愛してくれているからだよね、カワムラさん。

そして自分自身の「生」を愛しているからだよね。



モアだって同じだ。

凄い猫だね、モア。口内炎の猫たちの「希望の星」になってるよ。頑張ろう、ずっと一緒に。

ガラ

お尻撮ったりして

Dec. 28, 2007
ガラ
ガラ

やだなあ・・・

Dec. 28, 2007
ガラ
ガラ

顔だけ写してよね

Dec. 28, 2007
ガラ

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