《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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チャイ

迫るのが得意

Jan. 24, 2008
チャイ

2008年1月24日 木曜日

昨日は結局、雪から霙、雨と降り続いて、深夜になっても上がらなかった。

でも今朝はやっと晴れた。北風は強いけれど、日差しがあるだけでもマシだろう。どこか風が避けられる場所を探して、野良猫たちが束の間ぐっすり眠れますように・・・。





その後、ガスは順調に供給されている。

ガス会社の独占的な市場の構造を思い、配管と設備があり料金を支払っているのだから、「ガスは使えて当然」という気もしてしまいがちだが、やっぱり有り難い事なんだな。



しかし今後は忘れずに月に一度、1時間だけ一つもガス器具を使わない状態を作るようにしなければならないのか。

とりあえず、今日の昼間に2時間ガスのエアコンを切ってみた。あと1ヶ月はセーフの筈だ。

その後私の日記を読んで、うちはもっと短時間の連続使用で止まってしまいます・・・という方が何人もいらしたのには驚いた。

2時間程度で警告が出るなんて・・・そんな不便なマイコン・メーターで良いのか?私なら暴れちゃうぞ。





昨日ガス会社に何度も連絡をし2度も来て貰ったついでに、キッチンのガスコンロの部品交換もお願いしておいた。

3口あるコンロの1個が、時々点火しないのだ。

昨日見てくれた人が言うには、「スイッチの中のバネがヘタってきているのでしょう」という事だった。簡単に交換出来るそうだ。ああ、良かった。



それで朝から、またしてもガス会社のサービスマンが来た。

単なるバネの交換で済むはずだったのだが、ビルトインコンロをどうしても分解出来ない一箇所があった。ネジが錆付いて一体化してしまっていたらしい。

流石15年もの・・・



拳銃だって使用する都度、分解して掃除しないといけない事を映画で見て知っている。水フィルタの掃除機も、使う度に分解掃除している。道具類はメンテナンスが命だ。

しかしまさか、コンロを分解してまでは掃除した事は無かった。

天板や五徳、受け皿の汚れはマメに掃除しているものだから、とても1993年の製品には見えないと褒められた。

だけど、まさかビルトインさせているネジまで時々点検しなければならなかったなんて・・・。



サービスマンが苦労して色々と試みたものの、遂にネジは動かず。諦めた。



ビルトインコンロを丸ごと交換でしょうか?と聞くと、その必要は無いと思います・・・という答だった。

まるっきり使えなくなった訳ではなく、小さい1口のスイッチだけが時々点火せずに苛々させるだけなのだ。それも試みているうちには必ず点火する。

いずれは取替えだろうが、まだ使えると言う。



そりゃあ新しいモノは欲しい。

今はもっと掃除も業者でのメンテナンスもし易い形状になっているらしいから、苦労して五徳や受け皿を磨かなくても済むようになるはずだ。

欲を言えば、ツルリと拭けば済む電磁調理のコンロをビルトインしたい。でも使えなくなる鍋があるのは、鍋に金を掛けてきただけに悔しいな。



この家に越して来るにあたり、システムキッチンを丸々新品に換えて15年近く。

料理をすればどうしても汚れる。汚さないで済む為には、料理をあまりしない事だ。揚げ物・炒め物などしなければ、コンロも換気扇もロクに汚れないだろうに。



でも先述の通り、コンロを使ったら直ぐに掃除したり、五徳や受け皿の焦げつきなどは歯医者のスケーリングのようにして、カリカリと丁寧に汚れだけを削り、出来るだけ綺麗に保つようにして来たのだ。高かったんだもの、このキッチンセット。



それなのに、ある時(今回ではない)ガス漏れの点検に来た爺さんが、「随分と綺麗ですね〜。ああ、料理なんかしないんだ!」と言いやがった。

爺さんに心の中でだけならばどう思われていようが構わないが、失礼な事を言わせっ放しにしておくのも(たとえ年寄りと言えど)教育上宜しくないので、「しょっちゅう磨いているんですよ、作りが悪いから凄〜く苦労して・・・」と言ってやったわ。ふふん。

しかし作ったのは勿論その爺さんではないし、ガス会社ですらない。ナショナルさんなのだ。






当時、この家の改築をした建築業者は、あまり良心的ではなかった。

この一帯を取り仕切っているらしかったが、あちこちで他所の家の内情を言いふらしたり、口の利き方も感じ悪いので、ある時以来、もう付き合いをしない事にした。

電気工事も水道屋も、ちょっとした修理を直接頼もうとすると「**さん(その建築業者)を通じて依頼して下さい」と言う。

ダイレクトに受けてしまったりすると、次から使って貰えなくなるのだと言うのだ。ますます感じ悪いし、そうやって上前をハネている構図んだな。



増築した際には、2間幅の大きなクローゼットを作った。

部屋の壁をデコボコさせる原因の箪笥類は全て収納してしまえるように、ウォークイン・クローゼットを部屋の幅一杯に作ったような感じだ。



他にも収納がたくさん必要になると思い、各部屋にクローゼットを作った。(今となってはそれでも足りず、結果として部屋はどんどん狭くなりデコボコしているのだが・・・)




そのクローゼットは全て、扉がナショナルさんの木製ルーバーで、私にはとても高価に感じた。

でも、選択肢が無かったのだ。

まだ引っ越して来る前の打ち合わせには怖い舅・姑が同席しており、まだ初々しかった嫁の私など殆ど発言も出来ず、業者の言いなりで当時の私達には分不相応な建具やシステムキッチンを入れられてしまった。

勿論、モノは良いし満足しているのだけれど、もっと安いメーカーのもので良かったのだ。



因みに2間幅の自慢のクローゼットは中間に柱が無く、天井の重みで中間が下がり始めたのか、ルーバーの折り戸が開かないという事態が、作って1年未満に起きた。

勿論その時は建築業者を呼んだのだけれど、遂に解決しなかった。明らかに設計・企画ミスだと思うけれど、家も古いし若干傾いてもいるし、やり直させるような気力もないままもう15年目になる。



15年も待たず、10年目頃から色んなものが壊れた。

昨年は湯沸かし器も壊れたし、蛍光灯の安定器も壊れた。冷蔵庫も洗濯機もエアコンも壊れた。家とは関係ないけどPCも壊れた。

壊れない道具というものは無いんだな。



形あるもの、全て壊れる。死なない生き物もない。

それを虚しいと思ってしまったらやっていられない。

きっと何か意味があるのだろう、ちっぽけな私が生まれて来た事にも、こうして恥を晒して生き続けている事にも。

チャイ

受け身も出来るよ

Jan. 24, 2008
チャイ
メラ

デカくてどーも
スイマセン

Jan. 24, 2008
メラ

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