モア
綺麗なお姉さん
健在
Jan. 28, 2008 |
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2008年1月28日 月曜日
最盛期よりもすっかり痩せてしまったとは言え、その後少しずつ体重を戻して5キロを辛うじてキープしているモア。
もとより身体が大きく、最盛期は7キロ以上もあったのだ。アンちゃんちゃんの3倍!
それが太りすぎだったかどうかは別として、口内炎や肝不全を発症した為に思うように食べられない状態が続き、一時は3キロ台まで激痩せしてしまった。
それに伴い、毛艶もすっかり悪くなった。肝臓の悪い子に特有の、ベタベタしたまばらな毛並みになってしまったのだ。
無理にブラッシングすれば生きた毛もどんどん抜け落ちてしまい、可哀想でブラッシングは控えていた位だ。ジーコの肝不全の時にも、同じ毛の状態になったっけ。
食べたいのに痛くて食べられないで激痩せしていたモアを、どこかの猫と比べてまだ体重が重たいとか、全然痩せてはいないとか、きっと川口さんち的に痩せているという事でしょう・・・等と言われた事があって、随分と失礼な人だと思った。
思い出すとムカムカする。どうしてその時に言い返せなかったのだろう。いや、言い返しても虚しいだけだ。そういう人と付き合う事が間違いなのだ。
そう言えば、アインのときも同じような事を言った人がいた。
亡くなる少し前、アインの前向きで明るくお客さん好きの健気な性格を話すと、「違うんですよ」と始まり(それは単なる口癖なのかも知れないけれど、否定語から始まる話術というのは失礼千万、無神経の権化)、アインちゃんは・・・と飼い主を前に勝手な分析を言ってのける。
何て僭越なんだろう。いつオマエにうちの猫の性格分析を頼んだ?しかも見当外れな・・・。
人んちの猫の事を批評したり、水面下の事情も知らずに解ったような事を言う人がいるのには、驚き、且つ呆れる。自分が同じ事をされたらどう感じるのだろう。それとも感じないから出来るのかな。
しかし、そういう覗き見シュミの品性下劣な連中を寄せ付けてしまったのは、まったくもって私の隙であり、私の弱さであったと思う。
ある種の怒りは風化させてはいけないのだと肝に銘じる。
ストレスを感じる位なら忘れてしまって「次に行こう!」とスイッチを入れ替えた方が楽に決まっている。でも、懲りないで同じ失敗をする間抜けな私には、風化させない記憶が大事な事もある。
要注意な人たち・・・その体系が出来つつある。
でもまだ私には、事前にシャットアウトする事は難しい。人を見る目が根本的に甘いのだ。
言う事は厳しいようで、その実、そんな事をわざわざ言ってあげて嫌われる親切なんかやめてしまえ!と思う事もしばしば。
こうして人との関わりの中でしか、人は成長しないのだという事も改めて痛感する。
痛い目に遭い、叩かれたり虚しい思いをしたり、傷つけたり傷つけられたり、またはそういう事態を回避するあらゆる努力をしてこそ、心は少しずつ成長出来るのだ。
いずれにしても、自分の言動が他人の心に起こす化学反応のようなものを多少なりともイメージ出来ない限りは、大人にはなれない。
しかし幾ら時間を掛けて考えても、考えるだけでは駄目なのだ。長い年月、実践して積み重ねてみないと、身をもって解るという事は無いらしい。
いや、他人の事を言っている場合ではない。死ぬまでに大人になりきれるのかな、私も。
常に新しい水は流れ込み、放っておいても汚泥はいつしか流れ去り、だんだん身軽になって行く。だけど、どうでも良いものを寄せ付けないだけの毅然とした姿勢が、私にはきっと必要なのだ。
治せるのかな、この無防備さは。
どんどん世俗の事から開放されて身軽になり、そして最後の1匹を無事に見送れるその時まで、こうちゃんと二人揃っていられるだろうか。
長生きしてね、こうちゃん。再来年には、赤いチャンチャンコを買ってあげるからね。
ついでにシンバルも買ってあげるよ。どちらも拒否されたけれど、絶対に似合うと思う。何たって白いおサルだもの。
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モア
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