《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ゴマ

アタシって賢くて

Feb. 16, 2008
ゴマ

2008年2月16日 土曜日

今日は幾分暖かいだろうか。

しかし台所に立っていると凄く冷える。換気扇をつけていると足元が冷たい風でスースーする。サッシの窓しか無い家だというのに、どこから入ってくるのだ、その冷たい風は。夏は暑いくせに。

昔の寒い土間の台所で働いていた主婦は偉かったのね。私の歳でも、土間の台所なんかTVでしか見た事無いのだけれど・・・。



あまりにも冷えて足腰がしくしく痛むので、夕方、少しの間ホットパックをあてて寝ていたら、眠り込んでしまって夢を見た。

私は、引っ越し先のマンションのリビングに一人で居る。

何故引っ越したのか解らないのだけれど、これから大量の荷物を荷解きしなければならないので憂鬱な気分だった。



しかも、物件を見ずに契約を交わしてしまったらしく、間取りも知らないのだ。一部屋ずつ点検する事にした。



まずは玄関の下駄箱を開けると、たくさんの靴が並んでいる。男物も女物もある。先住者が靴を残して出て行ってしまったのか。これを捨てなければならないじゃないか・・・見た事も無い他人の靴なんて、汚らしく感じる。


リビングとダイニングに接した小部屋は、家事室にするしかないかな・・・と考えている。いや、家事室と言っても一体何をすると言うのだ。ここは猫のフードと砂、毛布や猫ベッドなどを保管する倉庫だな。



リビングからベランダまでの間には、左右に振り分けで部屋が作られている。

普通だったら、そういう場合には廊下を挟んで振り分けになっているものだが、廊下は無く、二間続きの部屋が背中合わせに合計4部屋あって、それぞれリビングからしか行き来出来ない構造に振り分けられているらしい。

かなり大きい物件だという事が解って来た。そうでないと、猫たちも全員入れられないのだから、また当然ではあるのだが。



先ずは右側の2部屋から見て行く。

それぞれの部屋には抽斗や洋服ダンスまで残っていて、それを開けると洋服がびっしり入っていた。普通の人が街着にはしないような派手なワンピース、派手な光物の男性用スーツ・・・それも大量だ。

抽斗の中にも、シャツや衣類がびっしり、押入れには布団類も全て残されている。

これはもしや夜逃げでは?と思い始めた。

この派手な衣装から推測するに、水商売の経営者夫婦だったのだろうか?昭和30年代の映画の中でよく見た、キャバレーの支配人やホステスさんの衣装のように煌びやかだ。



リビングに一旦戻り、今度は左側の2部屋を見に行く。

こちらには襖で仕切られた和室の2部屋があり、その襖は4枚が全て開く立派なものだ。

しかも真っ白な地に、黒々とした墨で文字がたくさん書かれている。普通じゃないものを感じ始めた。

先住者は、どうやらある筋の関係者ではないのか。



どうしてこんな物件を見ずに、しかも購入してしまったのだろう?仲介業者に連絡を取りたいのだが、契約の書類が見つからない。

こうちゃんに相談しようにも、こうちゃんは既に仕事に出掛けている。どうしよう?と思っていたところに電話が鳴った。

電話に出ると、こちらが声を発するより前に相手が一方的にまくしたて始めた。

どうやら先住者の男性らしく、私をこの家の留守番の若い衆だと思って話をしている。かなり怒っている。数日したら戻るから、不動産屋にそう言っておけ・・・とかなんとか言っている。

こ、怖い〜・・・と思って目覚めた。

目覚めるといつもの家の、狭い仕事部屋のベッドの上に寝ていて、腰の辺りにはゴマが乗っかって寝ていた。

ああ、良かった、引っ越さなくて済んで・・・と思い、ゴマの程よい重みにも幸せを感じた。

ゴマ

ホントは可愛いの

Feb. 16, 2008
ゴマ
ジャム

アタシも可愛いよ

Feb. 16, 2008
ジャム
ゴマ

アンタはいいの!

Feb. 16, 2008
ゴマ

今日はジーコの命日。もう3年が経ってしまったなんて。



ハナクソの娘「福ちゃん」の人間のお母さんから、ジーコとアインへとお花を戴いた。あの子たちの事を忘れずにいてくれる人がいて嬉しい。

福ちゃんのお母さんは、ゴマの誕生日のメッセージカードも、レンとトムの誕生日のメッセージカードも下さった。



福ちゃんのお母さんは私と同い年、そして同じ病気を持つ同士だ。不思議なご縁だな・・・。

ハナクソ親子を捕まえるのに、生まれて初めて使った捕獲器を貸して下さったミネさんも、同じ病気だ。

そしてミヨコも同じ病気。

きっとみんな基本的な性格が似ているのだろうと思う。



性格や生き方が体質や病気を決定する。安保教授もそう言っているし、実際、私やこうちゃんの大雑把な統計でもそれは言えると感じる。

ジーコは控えめで、且つ頑固な性格だったと思う。それが一体どんな病気を招いたのか・・・まだそれは知りたくないような気がして、掘り下げられない。



今もこれからもずっと愛してるよ、ジーコ。言えるのはそれだけだ。

ジーコのお花

Feb. 16, 2008
お花
イチゴと
シュークリーム

Feb. 16, 2008
イチゴとシュークリーム

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