ゴマ
ハナちゃんて誰?
Mar. 25, 2008 |
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2008年3月25日 火曜日
うちの周囲の林(藪かな?)では、10日前くらいからウグイスの声が聴こえてきていた。
例年の如く、啼き始めは下手糞である。
「ケッキョッ」という感じで始まり、日を追う毎に少しずつ上達するのが解る。
勿論、1羽ではないだろうから、同じウグイスが上達しているのかどうかは定かではないが、下手糞に混じって熟練の鳴き声が聴こえるという事は無いので、多分どのウグイスも同じような上達過程なのだろう。
今日あたりは「ホホホホホホ、ホケピョ」などと言ってみたり、「ホーハケヒョ」(因みにタイプミスではない)なんて間が抜けたバリエーションを聴かせてくれたりして、なかなか笑わせてくれる。
なんてのどかなんだろう・・・とトイレの窓を開けて(安心して開けられるのは、猫立ち入り禁止の空間にあるこの窓だけなのだ)、春を満喫している。
幸せだなあ・・・
そして楽しく頑張れ、ウグイスたち。
どうせこの辺りは山だから、夏中ウグイスは留まるのだ。まだ先は長いぞ。しっかり練習して、自在に歌えるようになってくれ給え。
初夏には、所謂「谷渡り」などもたっぷり聴けるのだ。横浜とは言え、田舎でよかった。
さて、注文してあった本が色々と届く。今度こそ、一気読みしないでチビリチビリと楽しもう。
先ずはマンガ・・・そうそう仕事をサボッてもいられないので、気軽に手に取れるのはここからだ。
猫マンガ数多あれど、これぞ私のバイブル、最高傑作。
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【うちのハナちゃん】
松本 英子 |
甘さを廃した画風、作者は自分を冷徹に「いじれる」珍しい女性だ。しかしながら猫を描く観察眼の鋭さ・細やかさとその画力には確かな実力を感じる。
ハナちゃんのキャラクターも素晴らしいが、お母さんや娘である作者の猫飼いとしての資質も素敵だ。ハナちゃんをどれだけ愛しているのかが、しんみりと伝わってくる。
猫マンガ雑誌に掲載されていた頃から、何百回も繰り返し読み続けていた作品だった。
辛い事や気持ちのふさぐ事があった時、何もしたくなくなる位落ち込んだ時、毎日繰り返し読んだ。絵の細かいところまで味わい、作者の心情に触れ、私は「女帝ハナちゃん」の存在に支えられて来たと言っても過言ではない。
そして単行本になるのを待ち続けた。
ギャグマンガでありながら、しみじみとさせる。作者の猫への想いがじわじわと伝わってきて、それはどんな「恋」より甘く切ない。
昔死んだ猫への想いもさらりと描かれていながら、胸に迫る。まずい、涙が出る。
ハナちゃんとて永遠には生きていないだろう。だからこそますます愛しい気持ちが手に取るように解って、自分の気持ちと相まってますます切ない。
この猫との蜜月がいつまでも続けと願う気持ちは、報われることは無い。
だけど私達飼い主だって、少し遅れるだけで同じところに行くのだ。
行き先はもしかしたら「無」かも知れない。でも、そこにミュウたちもハナちゃんも行くのであれば、追いかけて行くよ、喜んで。
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ゴマ
あ〜他所の猫ね
Mar. 25, 2008 |
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アンダ
私はアンちゃん
Mar. 25, 2008 |
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