ぶーちゃん
ぐ〜
Mar. 27, 2008 |
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2008年3月27日 木曜日
朝一番でカワムラさんの通院。
昨日の午後から殆ど食べられなかった。しかし昼間は暖かい窓辺のベッドで丸くなっていたから、そう苦しくはなかったのかも知れない。苦しい時は丸くなれず、ひたすら小さく座り込んでじっと耐えている感じだ。
夜はヒーターの前を陣取っていた。
水は自分でたくさん飲めているし、緊急事態ではなさそうだったが、水曜日は午後が休診なので、ちょっと不安だった。
すっかり状態が落ち切る前の補液こそが今まで有効だったものだから、半日以上の猶予は果たして大丈夫だろうか・・・
我が子に甘い飼い主だけに、どこまで先生に迷惑を掛けて良いか、自制しなければいけない事とのせめぎ合いがそこにある。
それにつけても、殆ど食べられなくなってから何日もしてからでは手遅れになるという事を、どうか腎不全や口内炎で食べられない子をお持ちの飼い主さんは知っておいて欲しいと願う。
でもパラドックス的に、諦めない介護は長引き、飼い主の負担はより大きくなるのだけれど・・・。
適度なところで妥協して手を尽くさず、嘆きつつ見ているだけの飼い主さんも実際には多い。
それが悪いとは言わないし、思わない。
でもそういう道を選んでいるとしたら、中途半端にケアの仕方を相談されても困る。心血注いでアドバイスしたところで、決してその通りにはしないのだから。
そして「死」やそれに伴う「哀しみ」を美化しないで欲しい。
「死」は誰(どの猫、どんな動物、そしてどの人間)にも平等に訪れる。
生きた時間の長さが価値でもない。どれだけ生きる事に誠実であったか、その事にしか意義は見出せないかも知れない。
いい加減に付き合いたくない。
苦しみから逃れる為に、誰かに答を求めてはいけない。それだけを肝に銘じて、儚い命と腰を据えて付き合っていくしかない。
私たち夫婦の場合は、いたずらに延命を望んでいるのではなく、苦しみを減らす為のケアやお手伝いをしたいと願うだけだ。
それがうまくその猫にハマると、結果的に延命されているだけなのかも知れない。
ミュウやカワムラさんたち、愛するわが子たち全員と永久に生き続けられたら幸せだろうか・・・何百年も続いたら、それは苦しい事なのかも知れない。
でも生きている限り、苦しませないようにと力を尽くす事はやめないだろう、きっと。密度を濃く付き合えば付き合う程、見送る時の苦しみは「おためごかし」ではなく苦しい。
そこから逃げずに、上辺だけの嘆きや悲しいフリに陥らないでいられるだろうか。いられるとしたら、ちゃんと頑張るしかないのだ。もっと自分に出来る事があるという自覚を持って。
「小林清志」と聞いてピンと来る人は、古い映画ファンだろう。
もしその名前は知らなくとも、アニメ【ルパン三世】の「次元大介」の声と言えば、誰でも解ると思う。
私達夫婦の場合は、偶然二人とも古い映画マニアだったので、TVで放送された洋画を吹き替えでたくさん繰り返し見て来ている。俳優と吹き替えの声優のマッチングは、他のどんな分野に関する雑学よりも、人並み外れて良く知っている方だと思う。
さて「小林清志」と言えば、俳優「ジェームズ・コバーン」や「リー・マービン」の吹き替えとして馴染んでいた声だ。
ピッタリだったね、俳優のイメージと日本語吹き替えの声が。
何故そんな話題を持ち出したかと言うと、最近、番組のナレーションだろうがCMだろうが滅多矢鱈とこの人の声を聞く機会が多いからだ。
「あっ、また小林清志!」毎日、しかも日に何度もそう言っているような気がする。
資生堂の【ELIXIR SUPERIEUR】の現在のCMの声もそうだし、先日やっていた【激録!全国警察24時 】のナレーションも、昨夜やっていた(殆ど見ていなかったけれど)番組の【SASUKE】のナレーションもそうだった。
今夜も、見るとはなしに見ていた番組で、「あ、まただ!」と異口同音に言っていた。
「トシガイ」がどうしたこうしたという深夜の番組を、遅い晩御飯を食べながら見ていたのだった。
番組はとても詰まらなかったけれど、年齢(トシ)と同じ数だけ壱万円札を使うという趣旨は面白い企画だった。
但し、対象となる人物そのものにこちらの魅力や興味が乏しければ、何をどう買ってどうこだわりを見せようと、面白いはずが無い。
他にも好きな声優は一杯いるのだが、この声の最近の露出度は群を抜いて最高に多いのではないだろうか。
何故そんなに仕事をしているのだろう?と、我が家では専ら不思議がられている。ここまで同じ声優が使われるのはどういう事か?
でも「次元」の声を聞く度に、夭折した猫の「次元」を思い出させてくれるので、ま、いっか・・・(いいも悪いも、余計なお世話なのだが)。
今、とても怒っている事がある。許し難いと心から思う。私達の生活に直接影響など無い事だし、大した事ではないのかも知れないのだが、人の心のいい加減さとモラルの低さにとても怒りを覚えている。
その事を日記に書いておきたいのだが、大袈裟な言い方をすれば、世界中を敵に回すかも知れない。
いや、まともな人達だって、数は少ないかも知れないけれど、私の身の回りにはいる。
だけど、誰を味方につけるつもりもない。
孤独な闘いを長年続けて来た結果、ああ、やっぱり、世情は私の居る小さな孤島をどんどん大陸から遠ざけてくれているな・・・と、被害妄想ではなくてそう思う。所詮は「ショースーハ」(中国語ではない)なのだ。
それでも私は、一人ででも闘う。孤立する事も怖くない。
本当に怖いものは、他人の言動の中になど無い。たとえ通りすがりに刺し殺されても、私は屈しない。それが痩せ我慢の美学なのだから。
しかし私が刺し殺されても、「イタガキ死すとも自由は死せず」などという名言は残らない。
それでもこの頃、そうした言葉の意味がとてもよく解る。自由とは政治的なものではなかったんだろうな。誰であれ、私をたとえ殺せても、心を自由には出来ない。
イタガキさん(馴れ馴れしい・・・)、違いますか?
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ぶーちゃん
うん?
Mar. 27, 2008 |
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ぶーちゃん
眩しいのよ
Mar. 27, 2008 |
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ジニー
アタシも・・・
Mar. 27, 2008 |
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