チャイ
子供っぽい僕
Apr. 9, 2008
|
|
2008年4月9日 水曜日
昨日の朝の暴風雨とは打って変わって、静かな朝。但しまだ曇っている。晴れてきたのは昼近くなってからだった。
今日は捕獲のお手伝いに出掛けるから、お天気が気になって仕方ない。明日は再び雨天に戻ってしまうらしいので、今日はチャンスなのだ。
私がエサやりをしている場所ではない上、保護してやりたいというご相談者もエサやりをしている訳ではない。
自分でエサやりをしていない野良猫の捕獲は、その動向が把握出来ていない為、極めて難しいと思った方が良い。
おまけに、私にはその現場の土地勘もあまり無い。広域に亘る野良猫スポットでもあり、野良猫がたくさんいると思われる。
かと言って、無計画に片っ端から捕獲する事も出来ない。それはまた次の課題として考える事は出来るかも知れないが、今回の課題は大怪我を負った茶トラの保護である。
彼は最近姿を見せていないらしくて、既に一度は捕獲を空振りしているのだ。その直後、2日間にわたる暴風雨・・・果たして無事でいてくれるだろうか。
しかし案じているばかりではどうしようもない。行動してみないと実際には何も解らないのだ。
エサやりさんの存在は確認されているので、接触を持てれば野良猫たちに関する情報も得られるだろうが、一度通った位で会えるかどうかは解らない。
と思っていたら、意外にも直ぐ会えた。
暫くその辺りを徘徊して目的の野良猫を捜索しつつ、通行人の様子など観察していたところ、お爺さんに近いオジサンが現れたかと思ったら、ブチブチと毟り取った細長い柔らかそうな草で野良猫の体をこすり始めた。
最初は、野良猫にイタズラでもしているのではないかと思って近づいてよく見たら、そうではなかった。その猫も、おなかを見せて転がって気持ち良さそうにしている。
こちらから声を掛けてみた。「こんにちは。随分と馴れているみたいですね」
オジサンは「こうして拭いてやらないと汚れが取れないんだよ」と言いながら、猫の背中を拭き続けた。
ふ〜ん、そんなやり方をする人もいるんだな・・・と思いながら、持参したシーバを1袋与える。可愛い茶白の猫で、あまり警戒もせず私の手から美味しそうに食べた。
「毎日ご飯を貰えているんでしょうかね?」と聞いてみた。するとそのオジサンから、エサやりさんはもう20分もすればやって来るという情報が得られた。
エサやりさんは、70代?いや、60代かな?と思えるオバサンで、色々と話が聞けた。
大半はエサやりの苦労話と、ご自身は腰痛の為にもうエサやりを続けられないかも知れないという話・・・まあ、年配のエサやりさんと知り合うと必ず聞かされる定番の内容だ。
その話を聞いている場所にも、何匹かの猫がいた。。
最近捨てられたというミルクティ色の人懐こいオス猫や、サビ猫のお母さんが産まれたというキジ白のオスと顔立ちも美しい黒サビのきょうだい。
それぞれにシーバやもう少し安いドライフードを与え、残ったフードをオバサンに「これも使って下さい」と言って渡す。
そして目的の茶トラはここ数日、姿を見ていないという事も聞けた。どこに居るのか全く解らないと言う。
心配で堪らないが、現場は家から近い訳でもなく、発見するまでずっと粘る訳には行かない。それに早く戻らないと、カワムラさんやモア、アンダの具合も気掛かりだ。
いっそサビを捕獲・避妊してしまおうと捕獲を試みたが、これもあえなく失敗。やり方と失敗の要因は、ここでは書けない。知りたい方は、今度捕獲をご一緒しましょう。たっぷりとご伝授します。
ご相談者で今回の保護予定者のOさんは、明日も捜索と捕獲に来ると言う。彼女は真面目で誠実で礼儀正しく、しかも上品な美人さんでもある。
私も出来る限りの協力を約束して、今日のところは解散した。
捕獲に失敗した日の疲れは激しい。
だけど頑張って買出しにも行き、夜にはまた大鍋に先日作って大好評だったポトフの仕込を済ませておき、今夜のところは生姜焼きと蕪の葉炒め、糠漬けなどで炊きたてご飯をたっぷり食べる。
いや〜、たっぷり食べると疲れるのね。最近やっと解ったわ。
|
|
プティ
まあるい僕
Apr. 9, 2008 |
|
プティ
でも一番スリムよ
Apr. 9, 2008 |
|
|
前日の「猫雑記」へ |
|
翌日の「猫雑記」へ |
|
|
|
note |
Click erch picture
please |
北九州のSOSの
チラシ印刷と配布に
ご協力下さい。
詳しくは>>こちら
|
|
ディックとサム
里親募集中!
|
|
脱走は人災です!
必ず防止策を!
|
ナチュラルフードとサプリメントのウェブショップ |
|
|