《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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テト

遊ぶ?

Apr. 11, 2008
テト

2008年4月11日 金曜日

用事があって、久し振りで川崎駅前まで行って来た。

ちょっとしたドライブの距離だ。お天気も良くて、80年代のポップスを聴きながら楽しく走る。

かつては毎日、川崎駅どころかもっと遥か先の浜川崎まで車で通っていたなんて、今からはとても考えられない。遠いよ、浜川崎。



ちょうど昼どきだったので、ビルの中の蕎麦屋で親子丼と盛り蕎麦のセットメニューを食べた。これがとても美味しかった。

ひとくち蕎麦を啜り込んだとき、だしの香りと味が広がった。

ああ、これが蕎麦つゆだよ・・・と懐かしく感じた。こうでなくちゃ。今まで近場の蕎麦屋で食べていた蕎麦の汁の、何と香りの無かった事か。

親子丼も、正直なところ期待していなかったのに、煮汁にコクがあって美味しかった。卵の火の通り具合も程よく、ご飯と具の味のまとまりが素晴らしい。

店の雰囲気も、接客のお姉さんの気配りもグー。



思いがけず本当に美味しかったので、嬉しくて明日も行きたい位だ。

勿論、そうそう行けはしないのだが、美味しいと思うと毎日でも食べたい性分で困る。

いっその事、夜も親子丼にしようかと思った位なのだが、既に3種類もスープが作ってあるので、仕方なくそれを食べた。



たくさん作り過ぎてまだたくさん残っていたミネストローネにご飯を入れ、粉チーズとパセリのみじん切りを振りかけ、簡単リゾット。

いいのか、こんな病人みたいな食事で。

勿論、それでは足りないから、地鶏の炭火焼も食べた。コリコリと固くて、奥歯が痛まない(当たり前だ、抜いちゃったんだから)幸せと共に、しみじみと噛み締めた。








怪我をしている茶トラを保護する予定のO(オー)さん(イニシャルであって、「王さん」ではありません)が、今日、(サビ娘とキジ白息子のお母さん猫)サビ母猫を捕獲した。

一人で初捕獲成功。偉い、偉い。

明日、何とか不妊手術の予定を入れて戴けたそうだ。


しかし、茶トラは今日も姿を見せず。



但し茶トラの捜索中に、ミルクティ色のデカ猫が近所の家の縁側で雨宿りをさせて貰っているのを発見したそうだ。

人懐こい猫なので、あんな場所に捨てられて可哀想だけれど、何とか生き延びている。

しかしこの子は保護が必要かも知れない。誰にでも擦り寄って行く子は、例の怪我を負った茶トラのように人の手で傷つけられる可能性が高い。



見るもの全てに情を掛けていたらキリが無い。でも、今回は何かやらなければならないケースなのかも知れない。

エサやりのオバサンも、せめて馴れている子だけでも家に入れてやれば良いのに・・・と思うが、それぞれ家庭の事情があるのだろう。

それを繰り返し繰り返し聞かされるのは、正直言ってしんどい。

私がエサやりさんの聞き役になって、それがガス抜きになり、前向きな方向に進めるのであれば幾らでも聞くのだが、出来ない事の言い訳に終始する人の場合、それ以上のやる気を起こしてくれる事は無い。









アンダは仔猫の頃、炎天下に捨てられていてぐったりしているところを、前の飼い主さんが保護して育ててくれた猫だった。優しい人に拾われたからこそ、今のアンダがある。

4年近くも一緒に暮らしていたのだから、そのお母さんの事だって覚えているだろうね、きっと。

お母さんが大好きだったろうね。お母さんが恋しいだろうか。



でも今は私がママなのだ。

私のアンダ・・・もはやこののいない生活など考えられない。もう一生離さない。

アンダはパパの事も大好きだし、ジャム姉ちゃんもゴマ婆ちゃんも今では大好きだよね。

ママとは寝る時もずっと一緒・・・仕事も一緒にしている位だものね。


我が儘で自分が一番、何も怖くない、小さな怪獣アンダ。私達もアンダが大好きだよ。


アンダ 前足を棒のように伸ばして(動画) Apr. 11, 2008









昨夜、とてもショックな出来事があった。2階のベランダに猫が居たのだ。



たまたまカーテンが開いていて、外の暗闇に白い猫がこちらを向いて佇んでいるのが見えた。室内の私をじーっと見ている。

ベランダに生き物が入り込んだ事は、いまだかつて一度も無い。居るとしたら植木鉢から這い出たナメクジやカメムシ、ムカデ、ヨトウムシ、或いは死に際に落ちてきた蝉くらいのものだ。

つまり虫しか見た事が無かったのだ。



但し夢では、ベランダに猫がたくさん居るという状況の夢を、昔はよく見た。

その夢はこんな感じだ。アインがベランダに出てしまい、そこには野良猫がたくさん居る。慌てて室内に保護するのだが、落ち着いて良く見るとアインじゃない。目つきが違う。アインはまだ外に居るのだ。

ベランダには、アメショーのシルバータビー柄の野良猫がたくさんいて、それは夢の中では「悪魔のアメショー」だと解っている。どれがアインなのか、なかなか判別が出来ないで焦る・・・そういう夢だった。

まだ野良猫との接触が無かった頃、そしてこの家に越して来たばかりの頃だ。



箱入り娘のアインが外に出てしまう事への恐怖心、そして当時はまだ未知の存在であった野良猫の不可解さ、何かと言うと猫を飼っている事を舅から批難されていた頃の居心地の悪さや、突然言い掛かりをつけられて怒鳴られる日々の恐怖・・・そういう感情が入り混じって、あんな夢を見たのだろう。

今ではもう、そういう夢は見なくなった。私も抵抗力がつき、猫たちを守っているという自負が、潜在意識にまで染み込んだのだろうか。

その割には、いまだに学校でテストが出来ない夢や、未知に迷う夢、電話がなかなか掛けられないで焦る夢などは見るヘタレなのだけれど。



昨夜の白猫は、幻ではないと思う。

目が合ったと思ったら、ふっと姿を消してしまった。殆ど音も無く消えた。

窓を開けてベランダに出てみたが、気配もない。雨が静かに降り続いていて、外は寒かった。








ガラス戸一枚隔てて、ぬくぬくと寝ているうちの子たちと、寒さや雨に耐えている野良猫の、一体どこに違いがあるというのだろう。

猫に差や違いなんかない。私の側に違いがあるだけだ。家に保護してやれるだけのキャパやタイミングが違っただけだ。そして猫の運と出現した時が違っただけだ。






とりあえずエサと水をベランダに用意し、幻の白猫が戻って来るのを待った。庭や玄関の周囲も探すが、白猫の姿は見えない。



何かの事情で、ここまで逃げ込んだのかも知れないし、他の置き猫同様、うちをアテにして捨てられたのかも知れない。

或いは、どこかの隙間で仔猫を産んでいるかも知れない。

様々な可能性を考え、エサやりしながら捕獲出来るタイミングを計るしかないという結論に達する。



出産した直後であれば、仔猫を保護する事無しには母猫だけ捕獲は出来ない。





それにしても、暗いベランダにぼーっと浮かび上がった白い猫の姿を見つけたときの衝撃は、なかなか消えなかった。

かつて見た夢の記憶と相まって、亡霊でも見ているような気持ちになった。



だけど、現実に起きている事であれば、迷ってはいられない。困った事態ではあっても、迷っていたら結果が悪くなるばかりなのだから。

「馬鹿ほど考える」・・・そう教えてくれた、かつての会社の社長の言葉を思い出す。確かにそうだ。現場に飛び込んでこそ解る事は多い。

勿論、全くの考え無しではダメだが、行動出来ないことの理由を並べ立てている余裕があるなら、ちょっと動けば解決に近づく事もあるのだ。



それが解らないからこそグダグダと考えるのだろうが、そんな姿を他人に見せるのは間違っている事に気づいて欲しい。

そう、結局何もしないならば、一人で勝手にこっそり悩んで欲しい。

何もしないで他人にして貰うのは、それは「相談」とは言わない。それは「丸投げ」と言うのだ。

ルス

得意満面

Apr. 11, 2008
ルス
カワムラさん

ぼちぼちです

Apr. 11, 2008
カワムラさん

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