《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ゴマ

何かと複雑

Jun. 9, 2008
ゴマ

2008年6月9日 月曜日

>>大五郎改め「大吾」・・・あの大怪我の傷は、完治していなかったようだ。



以下、勝手ながら飼い主さんの日記を引用させて戴き、その様子をお知らせしたい。

大五郎は本当にたくさんの人達から応援して戴いて元気になり、幸せになれた子だ。私には、あの時、心から応援して下さった皆さんに、今回の経過をご報告する責任があると思う。

ここまで丁寧に解り易く書いて戴いているものを私が下手に要約するより、そのまま読んで戴きたい。(いいよね、みおちん?)

創離開 2008年6月8日


昨日の夜。
そろそろ寝ようかという時に、大吾の右腸骨付近の毛が濡れているのに気づいた。

最初はグルーミングでもしたのかなと考えたが、場所が場所だけに妙に気になる。よく見ようとするが、大吾はバビューンと逃げ去ってしまう。それでも、どうしても確認したかった。



大吾がケージ内に逃げ込んだのを見計らって、ケージから抱っこして抱き込む。果たして、濡れていた部分は以前大怪我をした部位だった。

濡れた毛を掻き分けると、皮膚の一部に2〜3mm程度の穴が開いている。そして、そこから浸出液が滲み出していた。

やっぱり…というところか。それとも、どうして今頃…と言うべきか。



できれば以前手術していただいた病院へ連れて行きたかったが、勤務の都合を考えるとそれは来週まで不可能だ。かといって、このままにはしておけない。

とりあえず手持ちのイソジンで軽く消毒。翌日(つまり今日)、仕事が終わったら近医に連れて行くことにした。



そして今日。病院へ連れて行き、今までの経過を説明する。明らかに創の離開だ。

無理やり大きな傷口を縫い合わせたので離開するかもしれないと言われてはいたが、あの手術からすでに半年近く経過している。

その間なるべく激しい運動をさせないように、ケージをメインにして暮らしてもらってきた。

なのに、やはり傷は開いてしまった。如何に皮膚を無理矢理寄せざるを得なかったか…ということなのだろう。



離開した部分から内部を覗くと、ポケットがまだ存在しているのが分かる。

結局傷を更に切開し、内部をデブリと洗浄、そして縫合の処置をしてもらった。

内部のポケットは、浅い所で1cm程度。でも筋膜の一部がネクっていて、深い所では3〜4cmほどの深さがあるようだった。



切開してもその周囲からは出血がなく、即ちそれは、その部分の血流が途絶えているという事。いずれ、組織がネクってしまうという事だ。

血流の途絶えた部分を更に切除し、まずは縫合して組織がくっつくのを待つことになった。

勿論、その間に傷が炎症を起こしてくるようなら、再びデブリと洗浄が必要になる。場合によっては、炎症がおさまるまで創部をオープンにしておかなければならないだろう。



幸い、今のところ左側の傷跡は大丈夫そうだ。でも、いつ離開するか分からない。

手術から半年近くたっても、まだまだ内部の空洞は広い。

大吾があまりに食欲旺盛で元気なものだから、ついあの大怪我を忘れてしまいそうになる。半年程度では、まだ安心できないレベルということなんだね。



本当はそろそろ大吾をケージから出して、部屋の中で自由に出来るよう、実はうめと同じゴハンに移行している途中だった。

このままのペースでいけば、おそらく数日中にはそれが実現できていただろう。

でも、また後戻りだ。


ケージから出ると、大吾は嬉しくて盛大に走り回ってしまう。それじゃー、創部の安静が守れない。



ただし今日デブリと縫合の処置をしたことで、今はカラーをつけている。このカラーが曲者で、装着したままでは大吾は上手にケージの上り下りが出来ない。

いや、時間がたてば出来るようになるのだろうが、元来体格は大きな猫だ。その大きな身体にカラーをつけると、ケージ内では確かに身動きが難しそうなのだ。

ゴハンだって、置き餌のお皿が邪魔そうで、且つ、うまくケージ内では食べることが出来ない。



こうなりゃ、しょうがない。カラーが外れるまで、とりあえずケージから開放するしかないだろう。これで走り回ったりしなけりゃいいんだけど。



明日、インスタントラーメンでも買ってこよう。お目当ては、そのカップ。カラーの代わりに、そのカップを試してみようかな…なんて思っている。

どのくらいの大きさがいいかなぁ…。



なんだか、今年はウチの猫にとって厄年なんではないかと思いたくなる。いやいや。早く発見できてよかったと思うしかない。

どうぞ順調に大吾の傷がくっつきますように。そして、ゆっくりでもいいから、皮下ポケットが埋まってきますように。





大吾カチカチ 2008年6月9日


今日も仕事帰りに病院へ。

傷は、外見上腫脹している様子はない。縫合してしまったので内部の様子は分からず、とりあえず外の消毒と抗生剤の注射。



昨日カラーを装着してからというもの、大吾は以前入院していた時と同じように、カチカチに固まってしまった。お陰で処置や内服はさせやすいものの、ゴハンを食べず、オシッコもしようとしない。

ケージから出すことで走り回ってしまわないか心配だったが、そんなもの杞憂に過ぎなかった。

でも、ゴハンとトイレはしてくれないと困る。



念のため病院で流動食を出してもらう。

家へ帰ってからも、大吾は固まったまま。黒缶は割と好きなほうだが、やはりカラーを着けたままでは食べてくれない。当然水も飲む気配がないので、とりあえずシリンジで20ccほど飲ませる。これがまた、上手に飲んでくれるから助かる。



自分がそばにいて傷口を舐めないか見ながら、カラーを外して黒缶をそばに置く。すると、ようやくちょっとずつ口をつけてくれた。

食べてくれなかった時の為にa/d缶も準備したが、何とか規定量の2/3くらい食べてくれたので、ひとまずホッとする。

でもそのままカラーを外していたら、案の定傷口を舐めてしまった。やっぱり着けてないとダメみたい。

再装着すると、また大吾は石のように固まってしまった。外してる間は、ほんのちょっとお喋りしてくれたり、撫でるとゴロゴロ言ってくれたんだけどな…。



縫合している以上、外側を消毒してもあまり意味はないだろう。むしろ怖いのは、傷の内部。

そこが炎症や化膿を起こせば、また大掛かりな手術が必要になってしまうかもしれない。だからその兆候を見逃さないためにも、皮膚色や熱感、腫脹の有無etc…観察強化だな。

来週までは様子を見ながら、必要があれば近医に通院。そして、来週には一度、手術をしてくれた病院へ連れて行ってみよう。そこで先生の見解を伺って、また今後の方策を立てようと思う。

それまでの間、傷が炎症を起こさないことを願いながらなんとかゴハンを食べさせ、栄養をつけてもらうことしか出来ないだろう。



ウチに来た当初もオシッコはなかなかしてくれなかったから、しばらくは待ってみよう。念の為、お水だけはシリンジで飲ませて。

そのかわり、オシッコやウンチがお腹にたまっていないか先生に診てもらわなくちゃだ。触っても分からないんだよね…、自分じゃ。



明日も仕事帰りにもう一度病院へ行って、お腹の様子を診てもらおう。

先程、里親・・・いや、飼い主のみおちん、またの名を「N・梅の助」さんと電話で話し合う。

そして別件でマツモト先生の病院まで来る予定のあった来週まで待たず、明後日の水曜日、マツモト先生の病院まで大吾を連れて来て貰う事にした。

その後の事は、その時に共に考えよう。大吾にとって一番良い道を。



兎に角、私の見込みが甘かった。退院させるのを焦り過ぎたかも知れない。改めて責任を痛感している。

大吾が再びあんなに酷い事にならないで済むよう、出来る限り手を貸したい。

必要とあれば、うちで預かって毎日通院させる事も考えたい・・・な〜んて、私は大吾と少しでも暮らせたら嬉しいけれど、大吾にはストレスだよね。



来週、みおちんが再びマツモト先生の病院に来るまでに、大吾の傷が少しでも良くなって欲しい。そして、おめでたい事の二重奏になる事を祈る想いだ。

何がおめでたいのかは、今はまだ秘密だ。えへへ。







私が徹夜で起きていた分、ベッドの私の寝るべき場所はジャムとアンダがきっちり埋めてくれていた。随分と距離が縮まったものだ。

ゴマはずっとPCの周辺で、私に付き合ってくれた。但し眠ってはいたけれど・・・ディスプレイの上で暑くなり過ぎると、下りてキイボードの脇で。



連日、何も案件の無い日というのが無い。従って寝る時間なんか無い。

そして怒涛の朝へと続いて行く。今回は特に・・・。

アンダ

迷いゼロ

Jun. 9, 2008
アンダ
ジャム

複雑な上・・・

Jun. 9, 2008
ジャム
ジャム

迷いも多いのよ

Jun. 9, 2008
ジャム

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