《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ペリー

今日は暑いから

Jun. 18, 2008
ペリー

2008年6月18日 水曜日

今朝、猫家事を終えて玄関先の庭にバラの苗を植えていた時、山椒の木に芋虫を発見した。

多分、アゲハ蝶の幼虫だろう。食欲旺盛なアゲハの芋虫は、小さな木だと葉っぱを殆ど食べ尽くしてしまう。以前ベランダで育てていた鉢植えの柚子も山椒も、1匹の芋虫のお陰で丸裸にされてしまった。

このままではまた食べ尽くされてしまって困るなあ・・・と思い、枝ごと切り取り、公園のどこかの木に移してやろうと考えた。



暫く公園をウロウロして、アゲハの幼虫が好みそうな木を探す。

先日、行政の伐採があったばかりで、どの木もスカスカの枝ぶりだ。しかも、もし芋虫が食べない木の葉だと死んでしまうだろう。やっと見つけた柑橘系の木の枝に、時間を掛けて移らせる。

うまくやって行けるものか心配で暫く観察していたのだが、隣の木に野鳥が飛来したのを見て、やっぱりここでは鳥のエサになってしまう・・・と思った。

その愛らしい動きを長時間眺めているうちに、すっかり情がわいてしまった。このまま無事に蝶になれる確率は、きっと限りなく低いのだろう。

うちのイモちゃんが、獰猛なオナガやカラスに食べられてしまっては可哀想だ。



初めて野良猫を保護した時のような困惑を覚えながらも、再度、持参した山椒の枝にお戻り戴く事にした。

しかし、それがなかなか思うようには行かない。警戒してしまっているのか、さっきまで暮らしていた山椒の枝を避けて通るのだ。

辛抱強く待ち、やっとの事で元の枝に移動させる事が出来た。



来た道を芋虫と共に戻り、玄関でこうちゃんを呼ぶ。「どうしよう?」

聞けば、少年時代のこうちゃんは芋虫を何度か羽化させた経験があると言う。だったら一か八かやってみようか・・・という事になった。

確か、以前熱帯魚を飼育していた時に、産卵して孵化した赤ちゃんグッピーを隔離していた小さ目の水槽がある。

それをちょっと工夫したら、幼虫だって飼育出来るんじゃないか?

昔のこうちゃんは紙の箱で飼育したと言うから、ちゃんと空気の流れとエサがあれば、立派に羽化するはずだ。



邪魔だったけど捨てないで良かったね・・・と言いながら、埃を掃除し、必要の無い部品を外してシンプルな飼育箱にした。

蓋の一部を外してネットを被せ、ゴムバンドで固定する。

エサさえあって危険を感じなければ、脱走はしないだろう。

箱の中には、底にキッチンペーパーを敷いて、ウンコを捨て易くした。

山椒の枝を何本か切り取って来て、口の狭い瓶に活ける。

そこに芋虫を移してやった。

飼育箱はベランダに置き、悪魔の猫たちの好奇心に晒されないようにした。写真は、ガラス越しの画像でちょっと不鮮明だけど、次からは掃除の際に外に出して撮ろう。



これで毎日、必要に応じて掃除をしたり、エサを追加してやれば良いだろう。蛹になる時が要注意らしいので、参考になるサイトで予め勉強しておく。



こうして我が家で「一時預かり」を開始した芋虫・・・名前必要だね・・・という事で、オスかメスか解らないけれど、「イモ子ちゃん」もしくは「イモこうちゃん」と名付けた。

短時間で一杯ウンコをするので、私としては「イモこうちゃん」が良いと思う。「う」が入ると入らないとでは、大違いなのだ。



無事に羽化して飛び立つその日まで、大事に育てよう。しっかしまあ、よくウンコをする事よ。

ペリー

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ペリー
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