《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ルス

アタシ雪の女王

Jun. 29, 2008
ルス

2008年6月29日 日曜日

昨夜から、小糠雨が続く。



早く次の日記を書いてアップしないと、いつまでも最新の日記が「糞掻き棒」(の話題)になってしまう・・・と思っていたのに、また「糞掻き棒」で繋いでしまう事になった。



「糞掻き棒」というのは、昔、実際に存在したものなのだとおブリ様が教えてくれた。以下、私の掲示板に書いて下さった内容の抜粋。

糞掻き棒というのは2つあるんです。



一つは、糞へらとも言うものです。

大王のおばあ様の時代でも、いささかレトロな品物だったのではないだろうかと思いますが、昔、トイレで紙を使うことはとても贅沢でした。

今のようなトイレットペーパーもティッシュペーパーも無く、大王様のご幼少の砌には、落とし紙という名前の茶色いちり紙があった。ちょっとごわごわして・・・・

それ以前は、切った新聞紙・・・・

そしてそれ以前、どんな反故紙といえど、紙をトイレで使うなど贅沢な時代、トイレには切った藁や糞掻き棒が置かれていた。

名前のとおり、糞を掻く。

お尻に付いた(と言うかもっと微妙なところに付いた)糞を掻き落とすもので、ほとんどの場合、竹べらだったようです。

でも、それできれいになったんだろうか?????




で、もう一つは、名前のとおり棒です。六尺棒くらいの棒で先が平たくなったもの。肥溜めの発酵を促すため、かき混ぜるための棒です。




もっとも、地域が違うと、同じ名前でも違っている場合があるので、間違えていたらごめんなさい。

成る程ねえ・・・しかしおブリ様は、こういう事を良く知ってるなあ・・・。

同世代のはずなのだが、それは世を忍ぶ仮の姿で、実際には千年くらい生きているんじゃないかと思う。

そもそも人間なのかどうかも怪しい。





今は学校のトイレも水洗だろうが、昔は巨大な汲み取り式便所で、校内でも怖い場所の代表だった。大事なシャーペンでも落としてしまおうものなら、もう2度と拾えない「地獄の溜め池」だった。

私が通った中学校は私が小学校を卒業した年に中学校に変わったので、9年間同じ学校に通った事になる。小学校は南北2校に分かれて、北は新築され、南はそれまでの中学校が小学校にチェンジしたのだ。

私が小学校に入学した年は創立90周年だか100周年だかの記念で、記念日には給食のパンが少し豪華だった。

つまり物凄く古い校舎だったのだ。そんな古い校舎のトイレが怖くないはずがない。



中学3年の途中で、校舎が建て替えられてほんの少しの期間、水洗トイレも経験したのだが、8年半は古い汲み取り便所であった。

しかもトイレの内部で男女の区別は、ベニヤの仕切り板だけだった。

私が生涯(まだ終わっていないけど)便秘で苦しみ、オシッコの回数も少ないのは、あの頃、出来るだけトイレに行きたくないと思って、実際そうして過ごしたせいかも知れない。



だけど、悪い面ばかりじゃない。

流石に「糞掻き棒」の時代とは無縁だけれど、水洗トイレになって、汚物は全て一瞬で流れ去って「無かった事」にしてしまうシステムよりは、ちょっと臭くて汚くて怖いけれど生きていく上で必要な場所として「便所」が存在していた時代の方が、もしかしたら子供の精神形成の為には大事なんじゃないだろうか・・・と思う。

汚いものを、自分の知らない誰かが処理してくれている事を、現実の事として知る事も大切なのだ。

そして小学生ながらも「便所掃除」という当番もあり、自分達の汚した場所を自分達で綺麗にするという当たり前の事を自然と身につけ、汚いのが嫌だったら汚さないようにしようとも考えるようになれたら・・・

私達はもっと、地球の事も大事に出来るんじゃないだろうか。



ちょっと強引に締め括り過ぎたかな。

ルス

涼しげでしょ?

Jun. 29, 2008
ルス
メラ

どうせ暑苦しいわよ

Jun. 29, 2008
メラ

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