カワムラさん
悩殺の角度
Aug. 9, 2008
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2008年8月9日 土曜日
一日、薄曇で風も強く、暑さは少しマシだったかも知れない。
1階の猫家事を開始すると間もなく、カワムラさんが立て続けに激しく吐いた。朝一番で5時頃食べさせた缶詰を全て吐いてしまった。
あと1日くらい保つかと思っていたけれど、朝一番での通院となる。
今日の体重、3.2キロ。何とかここまでで体重の減少を食い止めたい。
それでも一番重篤な頃には2.2キロまでになってしまった事を思えば、よくぞここまで持ち直してくれたものだと思う。何度、先生に驚かれた事か。
年老いて腎不全で、もしやFIP発症して・・・という危篤状態に陥ってから、もう2年以上も経つのだ。
カワムラさんとみっちり過ごせたこの濃い時間を積み重ねた月日を、神様に感謝したい気持ちだ。こんなタフな男を私達に与えてくれて、有り難うございます。
補液して貰って帰宅してからも、まだ気持ち悪いらしくて、おからの砂を食べようとする。気持ちが悪いと、誰に教わらなくとも自然と身体が求めるのだろうな。
今使っているおかにり砂は、マカロニ構造で水分の吸収がバツグンに良い。
なので、これを食べるという行為は、ちょうど「ネフガード」などの活性炭を飲ませて毒素を吸着させるのと同じ効果があるのではないかと思う。しかも臭いも自然だから、ネフガードは嫌がるくせに、おからの砂は好んで食べたがる。
だけどトイレの砂に変わりはないので、私の気持ちとしては食べさせたく無い。
トイレの中だって汚くしていないのでそんなに黴菌まみれではないと思うが、そもそも尿がどの程度汚いものなのか、私には解らない。
本当のところはどうなのだろう?と思うが、カワムラさんにはカワムラさんのやり方があって、それを尊重しながら必要な手を掛けて来た事がここまで彼を生かせているのだと思う。
だから、これもひとつの毒素の高まり具合のバロメータとして受け止めている。
少し補液の頻度を、再度上げないといけないかも知れない。それはそれで腎臓にも負荷が掛かる事なんだけどね。苦しさを減らせるよう、そして少しでも楽に過ごせるように手を貸す・・・そう決めているから、私達は。
夕方には、復活の兆し。水をガブガブ飲んで、顔も洗っていた。
まだドライは食べられないけれど、スープ仕立ての缶詰の汁を舐め、柔らかいマグロの白身の缶詰を少し口にした。
この夏も一緒に乗り切れるよね、カワムラさん?
アンタのペースに私達が合わせるからね。
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カワムラさん
綺麗綺麗して
Aug. 9, 2008
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カワムラさん
早く寝るのだ
Aug. 9, 2008
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