《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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カワムラさん

ぼちぼちやってるよ

Sep. 12, 2008
カワムラさん

2008年9月12日 金曜日

今日は暑い。

しかし湿度はそれ程高くなく、真夏とは明らかに違う空気だ。

但し、エアコンを使わずに済む程には、空気が乾いていないようだ。

外の空気を入れている時、素足で歩くと床がサラリと感じない。

我が家の基準で言えば、これではダメだ。










夜、カワムラさんの通院。診療時間の終了間際だったのに、とても混んでいた。犬連ればかり・・・。

でも引き返さず、カワムラさんにも車の中でこうちゃんと一緒に待って辛抱して貰った。

待合室に移動させてからも、カワムラさんはキャリーの中でじっと休んでいた。私が覗き込むと鳴くので、なるべく覗かないようにした。



体重3.0キロ。
遂に3キロになっちゃった。



先生にカワムラさんの腎不全と貧血、その改善の為の薬剤の使用の相談をする。

腎不全と、それによる貧血の改善の治療経験のある方から、詳しくアドバイスを戴いたので、カワムラさんにとって良い事、楽になれる事は取り入れたいと思った。

たくさんの人がカワムラさんを応援してくれている事が有り難い。



今程度の貧血では、まだ早いかも知れませんね・・・という見解で、先生は薦めなかったみたいだ。

何故ならば、使用に当たっては定期的な血液モニターが必要である事と、一定の期間で抗体が出来てしまう薬なので限定的な期間でしか使えないという事・・・だから体重が少しずつでも戻りつつあり、飼い主と本人(猫のカワムラさんの事ですが)にとっては一日一日が綱渡りではあったものの概ね状態がキープ出来ていたこの2年余りでは、導入は必要ないのではないかという見解だったのだろう。

しかしここ1ヶ月での状態の落ち方、体重減少がまた始まった事を思うと、このまま体重が減り続けてしまう前に、貧血の度合いをチェックして取り入れても良いかも知れませんね・・・と先生も仰る。



血液検査を頻繁にする事でのカワムラさんの負担だけが気掛かりで、まだ結論は出していない。でも先生と状態とタイミングを相談しながら、相応しい決断が出来るようでありたい。









カワムラさんの補液を終え、病院の保護猫扱いとなった仔猫の里親募集の為に写真撮影をしてしまう事にした。

私達が今日の診療のラストだった。こういうタイミングでないと、おちおち撮影も出来ない位いつも混雑しているのだ。

しかし短時間ではあったものの、撮影中にカワムラさんはキャリーの中で白く泡立った胃液を吐いてしまっていた。

先生がカワムラさんの面倒を見てくれている間に、急いで写真を撮る。





保護された時には、到底助からないだろうという位の大怪我をしていた。

1週間前に腹部と胸部の緊急手術をし、後日また足の手術をする事になるようだ。

とても可愛い、おとなしい女の子だった。

黒トラに近いキジトラで、仔猫時代のメラのように耳が大きい。

先生の手に遊ばれるまま・・・手の平に乗せているうちに眠ってしまう位、人を信じきっている。





車に轢かれたらしく後足の骨折と脱臼があり、横隔膜と胸膜、胸壁が破れ、横隔膜ヘルニアの状態で腹腔内に大きな血の塊があったと言う。(解剖学的には正確な表現なのかどうか解らないのですが、説明された事はそういう感じでした)

お腹から胸に掛けて、大きく切り開いた傷痕が痛々しかった。





保護当時、1キロあるかないかという大きさだったそうだ。

こんなに小さな仔猫のグチャグチャになった身体を、先生は丁寧に修復していた。改めて先生の「神の手」に惚れ惚れする。

これからまだ足の手術も控えているのだが、たった1週間でこんなに元気になっている事に驚いた。



まだ無理かと思っていたので、今日は状態の記録だけでもと思ってカメラを持参して行ったのだが、先週見せて貰った時よりも顔が大分綺麗になっていた。充分に可愛い。

よく食べているそうで、おなかもポンポコリンだ。素晴らしい回復力を見せている。仕草も愛らしいったらありゃしない。



ならば少しでも早く良いご縁を引き寄せてやりたいと思い、思い切って今日>>募集をスタートしてしまう事にした。

仮名は「ミラ」ちゃん。応援、どうかよろしくお願い致します。

あたし、ミラちゃん

Sep. 12, 2008
ミラ
ミラちゃんのおなか

Sep. 12, 2008
ミラ

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