カワムラさん
湯たんぽ暖かい
Oct. 14, 2008
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2008年10月14日 火曜日
寒い朝だった。
カワムラさん、今日の通院が最後になるかも知れない。
写真で見る顔はふっくらとしている。でも身体は勿論、前足までが骨が浮き出ている。体重2.7キロ。
先生と色々とお話しする。輸血の事、そして血液モニターしつつ行う増血剤投与の事。
カワムラさんが最初の危篤状態になってから2年以上が経つ。大袈裟な事を言った訳じゃない。今夜限りだろう・・・という日が何度もあって、奇跡的な復活を見せてくれたカワムラさん。
先生とカワムラさんと私達で力を合わせてここまで来たけれど、永久に生きていられる訳ではない事は解っている。
とうに覚悟を決めていたはずなのに、カワムラさんが余りにも陽気で逞しくて、やがては死ぬという事を忘れてしまいそうになっていた。
カワムラさんはいつ死んでもおかしくなかったのに、私達の為に、そして自分の為に、誇り高く生きて見せてくれていた。
もう何も受け付けない。
湯たんぽを入れたシエスタの中で、じっと静かにしている。
時間を巻き戻したい。ミュウのときにも、アインやジーコのときにも、そしてマルコのときにもそう願った。
カワムラさんともっと一緒に生きていたい。カワムラさんが大好き。
今夜は添い寝しよう。
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カワムラさん
少し目を閉じるだけ
Oct. 14, 2008 |
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カワムラさん
後で添い寝しよう
Oct. 14, 2008 |
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