《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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モア

寄り目に戻った

Nov. 5, 2008
モア

2008年11月5日 水曜日

小室哲哉容疑者の詐欺容疑事件でもちきりのニュース番組で、小室氏の音楽を色々と流して説明していた。

元々あまり彼の音楽には興味が無かったのだが、流石に一時代を築いただけの事はあって当時の巷には溢れ返っていたから、聴いていたらあの頃の心象風景がまざまざと甦った。





私がまだ今よりずっと若くて、こうちゃんと出会った頃だ。

猛烈に働いて、しっかり稼ぎ、恋愛をし、お酒をたくさん飲んでいた頃だ。

私にとっては、最期の「夏」の時代だったかも知れない。





歳月が過ぎ、歳をとり、もはやすっかり「晩秋」に差し掛かってしまった。

若さや体力やお金・・・色んなものを失ったけれど、お互いの信頼と安定した心の状態とたくさんの猫が残った。

まだ借金せずに暮らせるだけの仕事もある。

きっとこの季節があと暫くは続くのだろう。





いつかは「冬」になり、2度と「春」には戻らない。

その時には全ての猫たちを無事に見送っていて、家財道具も処分し終えていたい。

猫たちとは日々ゆっくりと付き合いたいけれど、道具類は今から処分し始めないと捨てきれないかも知れない。もっと歳をとってしまってからでは、片付ける気力も体力も残っていないだろうから。

勿体無いと思ってとっておいたスーツも靴も、思い切ってみんな捨てよう。それでも色んな物が残るだろうな、大量のゴミとして。



まだ姑の道具だって残っているのだから、この秋こそは、そろそろ本気で頑張ろう。いつの日かゴミの収集が有料化になる前に、毎回少しずつでも捨てなきゃ。





そして生活を小さくして行かないといけない。

私達の歳と体力を考えると、これ以上は猫を増やせない。

でもエサやりを続けている以上、その保障は無いのだ。

これから迎える厳しい冬の間、1匹も保護せずに見ていられるだろうか?








モア、今回は本当に素晴らしく頑張って食べてくれている。

お陰で少し太った。

太ったら「寄り目」が復活した。



保護した当初は丸々としていて、ちょっと寄り目で可愛かった。

まだまだ全盛期には程遠いが、おなかがぽっこりしてきた。

毛づやも良くなってきた。

肝臓は良くないので脂肪の代謝が悪いらしく、毛にベタつきがあったりフケも出るけれど、せめてマメに手入れをしてやりたい。





次のステロイド注射まで、あとどれ位インターバルを空けられるか・・・

カワムラさん、私達と一緒に可愛いモアを守ってね。

モア

太ったからかな?

Nov. 5, 2008
モア
ガラ

モアちゃん
太ってるよ

Nov. 5, 2008
ガラ

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