《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ふじこ

賢くて素直

Nov. 27, 2008
ふじこ

2008年11月27日 木曜日

ふじこ、毎日トイレで大量にオシッコをし、コロコロの良いウンチもしている。

ご飯も大好き。





隠れ場所として用意した扉を外した1段ケージの上に、シエスタを乗せてある。ケージの中にはボアマットとドームベッド。

でもふじこはそこには殆ど入らず、ケージの上のシエスタで開放的にのびのびと寝ている。




寝ているところを名前を呼びながら撫でると、ゴロゴロうにゃうにゃと鳴きながら甘え、暫くするとピョンと床に飛び降り、私の足元にスリスリしてご挨拶してくれる。

気が済むとまたシエスタに飛び乗り、前足を踏み踏みして母猫に甘えるような仕草を見せる。

凄く可愛い。



しかもサビ猫の強さを感じさせない、とても優しい態度だ。

いじらしくて堪らない。






大声で鳴いて「撫でて」と要求するマーゴも可愛いし、「キャッキャッ」とサルのような鳴き声をあげてお尻ポンポンをせがむイオも可愛い。

抱かれながらかつてのミュウのように溜め息をついてみせるジャムも可愛いし、やはり生前のミュウのようにアゴをしゃくって「ん、ん」と何かを催促するゴマも可愛い。

サビは美しくて態度は可愛いし、一緒に暮らしてみると本当に手応えがあって面白い。









既に書いておきながら放置してあった21日分は別として、今夜少し頑張って22日にまで遡って今日までの日記を一気に書いた。



何故、こうして遡ってまで日記を書き続けるのだろう。

公開している限りは、数は少なくとも他人の目に触れ続ける。自分で過去の日記を読んで、面白いと感じる事はまず無い。年月の中で変わって来た価値観やモチベーションもある。

そんな過去をも含めて公開している必要があるだろうか。

あるとも言えないし、無いと決め付ける事は、公開している以上、自分でしてしまってはいけないのかも知れないと思う。

それは自分を肯定しているからではなくて、くだらない個人の日記であれインターネット上に晒している限りは受け手の判断に委ねる事であり、どう批判されても忌み嫌われても致し方ないと思うのと同時に、予想外の他人の厚意や評価を受ける事だって有り得る事自体がひとつの「結果」であるという事象を、潔く受け入れるべきだという事なのだ。



稚拙な自分を晒している事に羞恥心が働かないはずはない。

なのに続ける事は開き直りとも言えるけれど、自分をどこまで晒すか、どこに粘着質なこだわりを持ってしまうのか、どこまで自分の保身の為ではなく他人への配慮として抑制するべきか、そしてどこで闘うか・・・

大袈裟に言えば(そもそもが大袈裟な人間なのだが)、その決意を日々新たにするという作業と表明が私にとっての日記であるのだ。





10年目にも入ると、原則的には一日も欠かさず書き続ける内容など無くなる。

大事に思う事は、自分への刷り込みの為にも、既に何度も繰り返し書いていたとしても書き続けるだろう。

でも、それだけじゃネタは尽きる。

ドラマチックな事などそんなに我が身に起きるはずもない。たまたまこの数日、ドラマがあっただけで、普段はそんな事ばかり起きて欲しくない。ドラマがない事は良い事なのだ。





猫たちの様子を観察し丁寧に記録出来れば、それはそれである意味ドラマチックなのだろうが、そんなに丁寧な記録は得意ではない。

あれもこれもと強請る色気の多さが散漫な中身に仕立て、中途半端なものを吐き出しているに過ぎない結果をも招いている。

それを意識して忸怩たるものがあるのに、それでも欠かさずに書こうと思う。



それは「そうする事に決めたから」という事もある。修行として、日々のおつとめの一つとして書く。結構しんどいけれど、書く事が無くても書き続ける事でしか養われないものが確かにある。

若い頃の、或いはもっと幼かった頃の、無限の可能性と少しばかりの器用さがあった私には完全に欠けていたもの・・・つまり勤勉さと継続力と努力を養ってくれると信ずるから。



野良猫のエサやりや、収入を得るための仕事、または多くの家猫の世話なども、現在一日も休まずに続けている。それは逃れられない責任でもあるのだが、これも修行のようなものだ。

但し、こちらは責任と必然性が伴うだけに、堂々と続けられる。



でも日記は違う。必然性は無い。





易きに流れる自分の弱さや怠け心に「負けない」証しとして、今、私は日記を書き続けている。



私よりも寛大で優しい大人は、カワグチは青臭いけどそれなりに必死で、真面目で可愛い・・・と感じて下さった事もあるかも知れない。

多分こうちゃんなどはその代表で、出会いの時から今に至るまでずっとそういう感じで受け止めてくれているのだろうな。









と、余裕を見せている場合ではなかった。

今日、遂に宇都宮から仔猫がやって来た。



動物病院の隣のファミレスの駐車場で待ち合わせたので、保護主さんと共に仔猫を病院に連れて行く。

先週末に一度ドロンタールを飲んでいるそうなので、今日は健康診断とワクチン、検便、ノミ駆除をして戴いて、来週あたりまた検便をする予定にした。

マツモト先生も「おとなしいですね」と驚くほど、本当に物静かな仔猫だ。

でもきっといつか怪獣に変身するに決まっている。

いや、そうあって欲しい。





名前は「ペロ」。

うちに着いて、用意しておいたケージに入れる。

ノミや回虫がすっかり落ちるまでは、そしてペロにワクチンで免疫がつくまでは、先住猫たちと一緒には出来ない。

それに仔猫用の食餌を、みんなの居る開放スペースに置きっ放しには出来ないのだ。イオやペリー、ルスが我先に食べてしまうのは目に見えている。



案の定、ペロ用の缶詰を開けていると、イオが「アタシにもちょうだい、ちょうだい、ちょうだいったら!」とうるさい。

勿論あげない。それ以上太ってどうする?

しかも仔猫用のご飯には、成長期には敢えて必要なマグネシウムやらカルシウムやら、成猫には摂らせたくない成分が多いのだから。



ケージにドライフードとウエットフードを別々の皿に盛り、ハイポ入りのお水をセットすると、ペロは小さな歯でカリカリと美味しそうに食べた。どうやら缶詰よりもドライの方が好きみたいだ。

間もなくオシッコもウンチもトイレで上手にした。なんてお利口さんなんだろう。



一人遊びも上手で、私の手でいつまでも楽しく戯れる。

人間も猫も大好きらしく、ケージリマやガラ、トムの気配に小さな声で鳴いて甘え、私の手に切ってもいない爪を少しも立てる事無くパンチとキックして甘える。

とってもいい子。





山奥に捨てられて、保護され、遥々横浜までやって来た「ペロ」です。

どうぞ宜しく。

里親募集も間もなくスタートします。

脱走防止を完璧にして戴ける里親さまにのみ、譲渡させて戴きます。

ペロ

ゴロゴロ
ふにゃふにゃ

Nov. 27, 2008
ペロ
ペロ

もっと撫でて〜!

Nov. 27, 2008
ペロ

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