猫雑記20090306

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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イオ

じ～っ

Mar. 6, 2009

2009年3月6日　金曜日

明け方には既に雨が降っていた。

いつものようにトイレの窓から外を見ると、まだ小雨だったせいか、シロちゃんがアパートのなくなった空き地でウロウロしていた。

野良猫を雨の日に見るのは特に悲しい。雨に濡れず、寒さに凍えずに暮らせる家が無いのだと思うと、自分がぬくぬく暮らしている事すら辛い。

でも冷えると神経痛が悪化するので、スミマセンがぬくぬく過ごさせて戴きます。

夜が明けると本降りになって、一日降り続いた。

シロちゃんをうちに保護したい。ずっとそう願って努力しているのに、いま尚叶わない。

警戒して捕獲器に入らないので、美味しいもので釣って何とか抱き上げてケージに入れようとするのだが、怒って逃げてしまう。

ほとぼりが冷めたと思しき頃、またチャレンジするが失敗続き。

シロちゃんが元気なうちは、保護出来ないかも知れない。捕獲は百戦錬磨の私達だけど、一度捕獲してリリースした野良猫の再捕獲は相当に難しい。

みーちゃん然り、カイル然り・・・ぶーちゃんやモアは野良時代に既に私に相当馴れていたので、再捕獲はせず抱いてキャリーに易々と入れられたのだが、シロちゃんはみーちゃん並みに手強い。

猫に催眠術がかけられたら・・・と思う。そういう講座があれば、受けても良いかな・・・と思う。いかがわしいものでなければ。

モア、随分前から痛みを堪えて頑張って食べていたのだけれど、今日は遂に食べられなくなった。

診療時間の終わりにギリギリ間に合うよう、病院に連れて行く。

雨は既に上がっていた。本当はもっと暖かい日に連れ出したかったのだが、この場合は様子を見ている余裕が無いから仕方ない。

モアはここ数ヶ月、全く体重は減っていない。５．２５キロを維持している。だけど後足の筋肉がげっそりと落ちてしまい、いかにも老猫という感じになってきた。毛並みも凄く悪い。

モアを保護して５年・・・

保護当時、歯も綺麗で１歳くらいと判断したのだけれど、本当は何歳だったのだろう？

翌年のワクチン後、急激に歯は茶色くなり、具合が悪化した。

一応、里親募集をしたのだが、早々に取り下げた。その後４年間の病院通いと大量のハイポでのケアを思えば、里子に出さなくて良かったのだと思う。

これだけの量のハイポが使えなかったら、抜歯やステロイドや抗生剤だけではとっくに死んでいただろう。猫にこれだけの量を使う人は、私の知る限りでは数人しかいない。

口内炎で始まる場合であっても、食べられなくなってからの衰弱は急激に来る。

食べない事で色んな臓器も急に傷み、排泄の量も減り、その結果毒素も排出し難くなり、ますます食べられず悪循環におちいる。

口内炎の子には強制給餌も難しい。自力で食べられる状態を維持する事を目標にして、それに最も相応しいと信ずる事をするしかない。

それが我が家の場合、唯一効果を感じたものがハイポであったという事だろう。

人それぞれ信ずるやり方は違うかも知れないが、情報は上手に取り入れつつ、自分で試行錯誤してみる事が大事なのだと思う。

悔いが少なくて済む為にも、自分の頭と手を使って努力する事が必要なのだとつくづく感じる。

にゃんた君、引き続き目撃情報をお待ちしています。

そしてあなたの大事な猫が間違って外に出て危険な目に遭わないで済むよう、完全室内飼いと脱走防止をどうかどうか宜しくお願いします。