猫雑記20090707

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ペロ

ガラちゃ～ん！

Jul. 7, 2009

2009年7月7日　火曜日

今日は七夕。春くんの命日。

空には綺麗な月が出ていた。窓からでは星は見えないけれど、きっと春くんはメルロママと年に一度のデートをしているよね。

５時頃にベランダの草木に水やりをした時には既にカッと晴れていて、その後ザーッといきなりの雨。

その雨が間もなく上がると、また旱々（かんかん）照りで蒸し暑い。気温はぐんぐん上がり、真夏の一日になった。

但し昼頃から風が強く吹き、湿度は下がって行ったようだ。

かなり強い風で、公園の桜の樹々がザワザワと音を立てて大きく揺れている。ベランダのシマトネリコの枝も揺れている。

朝の水遣りでたっぷり与えたのに、午後にはもうカラカラに乾いていた。早めに夕方の水やりもする。

そしてこんな夏日には、仕事をちょくちょく中断しつつ、朝から猫マットをどんどん洗濯する。

糸くずネットに猫毛がどんどん溜まる。１度の濯ぎでどれだけ毛が取れるものか知りたいので、脱水が終わる度に一時停止させ、その毛をビニール袋に入れる。

何度も洗濯機を回すうちには、もの物凄い量になる。楽しい。

乾燥機を運転させずとも、浴室の物干しに吊るしておけば、窓から入る風だけで充分に乾くのが嬉しい。

いつもこうだと電気代も節約出来て、しかも暑くならなくて良いのに。

夏は特に一日中洗濯していたい位、一日中水撒きしていたい位、水仕事が楽しい。

流れる水の音を聞き、透明な水の流れを見ていているだけで飽きない。

ベランダや庭だけじゃなく、公園の木々にだって水遣りしたい。アスファルトの道にも頻繁に水を撒きたい。もし水が無限で無料だったら、きっとそうしているだろうな、私。

でも今だって充分に、上下水道代の引き落とし額は多いのだ。

毎度言う事だけど、湧き水か井戸が欲しいよ。

朝９時の開院を駐車場で待ち、一番乗りで白さびを病院に搬入。

今回不妊手術する白さびは、エサやりさんには馴れているとの事だったけれど、私が捕獲器を持ち上げると怖がって「ひゅうぅ～～ん」と唸った。

よしよし、誰にでも馴れちゃダメなんだから、それでいいよ。

そして車の中では一声も発しなかった。やっぱり野良だけの事はある。気配をすっかり消していた。

手術は今日、そして明日が退院。傷の様子次第では、退院後の数日をエサやりさんの家の玄関のケージで過ごさせてやって欲しい。

その猫にとっては一生に一度の不妊手術とは言え、知らないところに連れて行かれて物凄く不安で恐ろしいに決まっているし、子宮も卵巣も摘出するなどという痛い思いをするんだからね。

出動の頻度が高くて疲れている。暑いのと疲れで、料理がしたくない。

そもそもキッチンが狭過ぎるのも、料理がしたくなくなる原因なのだ・・・と言って気付いた。大学生の頃に住んでいたアパートでは、キッチンなどと呼べるものはなかった。

半畳の狭いスペースにタイル張りの流し台があり、流しに板を渡してガスコンロが１個置いてあるだけの台所があるだけ。

勿論、そこに冷蔵庫も食器棚も置けない。

炊飯器を置く場所もないどころか、コンロは１口なので、味噌汁を作ったらテーブル（勉強机兼用の一人用炬燵だけど）に鍋を移動させ、フライパンや片手鍋をコンロに掛けて調理した。

炊飯器は畳の上。

それでも毎日ご飯を作り、学校へ行くのに弁当を作る日もあった。

母が持たせてこれた圧力鍋で牛タンを柔らかく茹でてタンシチューを作ったり、カスタードプリンを作ったり、デミグラスソースだって玉葱と人参とセロリを炒めて煮込んで漉して手作りしていたのだ。

近所の肉屋から牛の骨を貰って来て、スープストックをとったりもしていた。

当時はまだトマトの水煮の缶詰なんかなくて、保存用にトマトの水煮の瓶詰めを作ったりもした。

今では全て、到底出来ない事ばかりだけど、その頃は手作り出来る事が楽しくて嬉しくて、図書館で借りて来た料理本を見ては、本当に何でも作った。

鯵の干物や糠付けもその当時に作り方を覚えたものだ。

キッチンが狭い事なんか料理をしたくない事の言い訳にならない事は、自分が一番良く知っている筈じゃないか。

でもね、女も更年期にもなると色々と言い訳して家事をサボりたくなるのよ、きっと。

だから今日みたいに疲れて暑い日には、何か作ろうという気が起きない。お湯を沸かして素麺を茹でるのも暑くて嫌だ。そもそも素麺は好きじゃないんだけど。

朝はバタートーストと炒り卵とソーセージ。昼は梅干のおにぎり。夜はもやしと豚肉でソース焼きソバ。

合間に、ナッツやチョコレート、牛乳とシリアルなんかも食べる。例茶もガブガブ飲む。

食いしん坊としては、こんなご飯じゃ満たされない。カロリーは足りているし実際お腹は一杯になっても、心が満ちないのだ。

明日はご飯を炊いて、美味しいチャンジャと茄子と胡瓜と茗荷と青唐辛子の一夜漬けと、それから烏賊の炒め物でもしよう。

・・・と一応宣言しておこう。

明日の事は明日になってみないと解らない。白サビの退院もあり、リリース出来る状態かどうかまだ解らないし・・・

今週は非常事態なので、うまくサボりながらやらないと、ぶっ倒れてしまいそう。

ペロ

そっち
行かせてよ～

Jul. 7, 2009