《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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モア

喉を撫でると・・・

Oct. 17, 2009
モア
2009年10月17日 土曜日

モア、大量ハイポ入りのキドナを夜の間に舐め尽していた。



モアがこのまま水も飲まず干からびてしまうよりは、ホタテのスープだろうがミルクだろうが水分補給の為だけでも良いから舐めさせようと思い、その際にハイポを大量に加え続けた。

今までだって大量に水に入れていたけれど、その基準を遥かに超える量だ。

一日で100ccは使っただろうか。



口内炎発症以来、決して口を触らせなかったので直接飲ませる事は何度となくチャレンジしたものの失敗して諦めていたのだが、今回は無茶を承知で、二人掛かりで押さえつけて口から直接飲ませる事もした。

半分以上は首を振り吐き出してしまったけれど、それでも半分は飲めただろう。

口内粘膜から吸収する分もあるはずだし、口に入れられさえすれば必ず効果が出ると信じて。



私たちのシャツはハイポのシミだらけ。モアのベッドもケージの床や壁も、ハイポとその後に出るヨダレが飛び散って汚れた。

だけど今やらなきゃ、明日では遅いのだと心を鬼にして続けた。






モアは、今朝になると確実に様子が違って来ていた。

先ず、ヨダレの色が透明になった。

そして最悪の状態のときには小さくうずくまっているだけだったものが、撫でればまたゴロゴロと言うようになり、ご飯の前まで行っては食べたそうにして見せる。



キドナは用意する分だけ、時間を掛けて全て舐め尽くすようになった。

低血糖や脱水、栄養不足はこれで免れるだろう。



現在、体重は3.6キロ。ずっと5.1キロを保っていたのに、この半年でこれだけ減ってしまった。

だけどアインも危篤状態から持ち直した後、2キロを割り込んでしまいそうだった体重をキドナの強制給餌だけで4.1キロまで戻したのだ。

後は肝臓に必要な栄養を適切な食餌で摂れれば、きっと体重も戻せるだろう。奥さん先生もそう言って下さったじゃないか。







モアはこの1週間、血膿混じりのヨダレが絶えず出続けて、口の周りだけでなく胸元もおなかも掻き毟る前足も、そして辺りに飛び散ったベトベトの赤黒いヨダレで体中が汚れてしまっていた。

その身体を頻繁に重曹を加えた湯で絞ったタオルで拭き続け、ベッドの傍にオイルヒーターを置いて身体を温めながら寝かせる。

渇いたら、ガビガビしていた抜け毛やフケを梳き櫛でそっと梳いてやる。それを繰り返していたら、すっかり毛は薄くなってしまってはいるものの、フワフワの毛に戻ってきた。



おなかの毛は殆ど抜けてしまい、地肌が露出している。見ると小さなカサブタがたくさんある。

皮下出血していたようだし、皮膚自体も薄くなって出血し易くなっていたのだろう。

それで身体を拭いても拭いても、ベッドがいつも赤黒く汚れたのか。








カワムラさんの命日が近いので、カワムラさんがモアをお迎えに来てくれるのだろうか・・・とも考えた。

でも、カワムラさんは言っているに違いない。「まだ早い」と。





昼間の暖かい時間だけ、ケージから出て窓辺で寛ぐようになったモア。

その顔は、痛みで苦しんでいた時とは違って見える。嬉しそうに楽しそうにしている。チューブに繋がれて生き永らえるのではなくて、これがモアにとって大切な事なんだよね。




モアと私達に希望の光が差し込んだ。

モアはもう一度元気になると信じたい。






一昨日のモアの写真と今日のものとでは、見るからに違うでしょう?それ程でもないかな?
モア

ゴロゴロ言っちゃう

Oct. 17, 2009
モア
モア

気持ちいいね〜

Oct. 17, 2009
モア
モア

ヨダレも減って

Oct. 17, 2009
モア
モア

きれいきれい

Oct. 17, 2009
モア

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