ペロ
ヘロ〜!
Jan. 3, 2010
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2010年1月3日 日曜日
昨夜は眠いのを我慢して、午前2時過ぎからの映画【4分間のピアニスト】を観た。
公開当時かなり評判になっていたので、ずっと観たいと思っていたのだ。
だけど、結論から言うとあまり感動しなかった。
人間が生きて行く間に否応無しに負う傷や、正当に評価されない事への不満や怒り、絶望・・・そういうものは理解出来るのだけれど、破滅的な感情にはシンパシィを感じられないせいかも知れない。
私がわざわざ映画で観たいのは、天才的な才能を持つ人間の癒し難い傷や制御しきれない負の感情のほとばしりや怒りのエネルギーではなくて、弱い小さな存在の人間であっても崇高な魂を持つ為に自分を律する物語だ。
ましてやリアリズムでもない。
ラストの演奏が衝撃的だったと言う人が多いようだけれど、私には正直言ってそれ程のものとは感じられなかった。
前衛的な演奏をパワフルに行えば衝撃的という事ではない筈だ。
むしろ誰もが聞き慣れた、多くの演奏家が歴史の中でさんざん演奏し尽くされて来たクラシックの作品であればこそ、衝撃的な演奏というものがあるという事が描かれて欲しかった。
その方が、抑圧され、自由を奪われ、心を閉ざし暴力的になる以外自分を出せないでいた少女の、限られた時間と自由の中で出来る最大限の自己表現であるという事に重みが増す。
何故、最後の演奏をああいう前衛的なパフォーマンスにしてしまったんだろう・・・という気持ちが残っただけで、睡眠を削ってまで今見ておくべき映画ではなかったようだ。
どんなに理不尽な目に遭おうとも、どんなに絶望的な体験をしようとも、残された人生を破滅的に生きる事には全く共感出来ないし、人をも自分をも傷つけてますます出口の無い厭世観に陥る様は、わざわざ観たくない。
映画は束の間の別世界を味わえるような楽しいものであって欲しいし、或いは人の心を信じられるものであって欲しい。
今日の映画にも勿論そういった部分はあるのだが、ラストシーンが演奏を終えて老師に「死んでもしない」と言っていた最上級のお辞儀をして手錠を掛けられるシーンで終わらせるのは、監督のあざとさだけを感じて虚しい。
せめてもう少し少女の心の「復活」を感じさせるものであったなら、また別の印象を持ったのだろうが・・・。
マーゴは年末からずっと食欲廃絶状態が続いていて、強制給餌を続けている。
投薬をやめると食べられなくなる為に投薬もずっと続けているのだけれど、どのみちこれだけ長期間自発的に食べられないのであれば、もう投薬はやめようと話し合った。
かつてマーゴには抗生剤を1年も使い続けた。その挙句にクッシングやアレルギー症状がしつこく出た。
その後は抗生剤を止めて抗ヒスタミンを1年近く続けて来た。
もう良いだろうと投薬を止めると、途端に食べられなくなった。それで仕方なくずるずると続けていたけれど、どのみち食べられないならば、抗ヒスタミンだって飲ませたくはない。
今日、本当に久し振りでたくさんウンコをした。
それでもまだ食べようとはしてくれないのだが、とりあえずウンコが出ると気持ち良かっただろうと、慢性便秘の私には解る。
マーゴは可愛い大事な我が子で、どんな事でもしてやりたいと思って、ありとあらゆる検査や対処療法を続けて来た。
勿論、マーゴが元気になる為だったらどんな事でも厭わない。その想いに今も変わりはないけれど、マーゴの気持ちを尊重してやりたい。
結局手立てが無いのなら、ストレスの掛かる検査や入院はあまりしたくない。
だけどマーゴの身体の中で何が起きているのか、それが解るのであれば、あと1度だけ検査に連れて行こうかと悩む。
悩んでいないで、さっさと病院に連れて行ける人もいるんだろうな。
私達がヘコタレ過ぎるのだろうか。しかし実際、あれだけ嫌がるマーゴを無理矢理通院させる事が続いていた頃と比べるとずっと穏やかな状態で過ごしている今、どうしてやるのが一番なのか・・・そればかり考えている。 |
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