猫雑記20100109

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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マーゴ

窓辺でゴロゴロ

Jan. 9, 2010

2010年1月9日　土曜日

夜明け頃の寒い事。

昨年はこんなに寒さを感じなかった・・・ような気がするが、よく覚えていない。どんどん色んな事を忘れる。しかも新しい事から忘れ、昔の事はよく覚えているのだ。

これは年寄りの特徴だな。こうちゃんも同じだ。

ずっと２時間おきに強制給餌を続けていたマーゴだが、ほんの数粒、自発的に食べた。

そしてじーっと眠ってばかりいたこの２週間だったけれど、ここ２日ばかり窓辺でゴロンゴロンのたうって遊んだり、ペロのお気に入りの丸椅子を奪って、そこで寛いでいたり・・・かなり元気が出て来たように感じる。

あまり動いていないけれど、動くマーゴを保護主のまゆみさんに見て欲しいので載せておく。

マーゴ　ヒーターの前で寛ぐ（動画）　Jan. 9, 2010

マーゴはウンチも順調に出ている。

食べる量が足りないと排便がもたらされず、排便しないと解毒されずに気持ち悪くて食べられないのは猫も人間も同じだ。

水は大量に飲んでいるし、オシッコも回数が多い。やはり慢性の腎不全が進んでいるという事だろうか。

嘔吐させないように、食餌の間隔を長くあけないようにしている。

腎不全の場合、胃が空になると毒素が高まるようで、消化したフードや泡立った胃液、もしくは黄色っぽい胃液を吐く。

マーゴはまだ一度しか吐いていないのだが、進行を遅くする為にも、今から吐かないでいられるようなケアをしてやらなければいけない。

一気にたくさん食べさせ過ぎても吐かせる原因となるので、１度の量は少なめに、そして回数を多くして胃が空にならないようにしてやる。

実はこれがとても大事な事だ。

アインやジーコの時に先生の指導で強制給餌を１時間おきに２４回というかなり努力を要する遣り方を学んだのだが、それは確かに良い結果を出してくれた。

酷い下血をし、歯が解けてしまう程の末期の状態から、強制給餌だけで（投薬や補液は一切せず）２年近くも生きてくれたのだから。

その時のちょっと厳しい体験は、カワムラさんの介護に生かせた。

但し、カワムラさんは強制給餌は拒み続けたので、自力で食べられるものを選び、分量は少しずつ、そして回数を多く・・・

そしてカワムラさんの場合は毎日のように補液に通い、腸に便が出来ているかどうかの触診をして戴いていた。

排便出来ると、カワムラさんも生気が戻り、モリモリ食べたり大声で自己主張したりした。

食べさせ方とウンチ・オシッコでの毒素排出・・・これがどれ程大事か、私達は嫌と言う程知っているつもりだ。

だからマーゴには、早期にその対処をしたい。

マーゴは腎不全になるにはまだ若いはずだが、長期間投薬をしていたツケが溜まってしまったような気がするので、兎にも角にも解毒に努める。

それが必ず解決に繋がるはずだ。

必ずまた、自分でモリモリ食べるようになれると信じて、今は共に頑張ろう、マーゴ。

それにしても、マーゴのナイーブな事と言ったら・・・いじらしくて仕方ない。

誰とも争わず、嫌で嫌で堪らない給餌や投薬も小さくプルプルと震えて耐え、撫でて欲しいと小さな細い可愛い声でせがむ。

マーゴがうちに来て、ああ毎日楽しくて幸せ・・・と感じてくれるよう、パパとママは命懸けで頑張るよ。

タマちゃんにもそう思って欲しいなあ・・・いつまでも元気に大声で鳴いていないで・・・

根気と元気が有り余っているんだろうね、タマちゃん。

そのタマちゃんの鳴き声を動画で撮れたので、ちょっとだけお聞かせしようかな。

部屋に入ると隠れてしまうので、隣のカワムラさん部屋の格子戸の隙間から撮影したので、自由度が小さくて解り難いけれど、棚の上の白が多くてデブなのがタマちゃんだ。

FlipClip

タマちゃん　よく鳴く（動画）　Jan. 9, 2010

炬燵の毛布と壁紙が新年早々ボロボロなのは目を瞑って欲しい。

カイルとシャインもウロウロしていて、レンは２段ケージの真ん中、ぶーちゃんはそのケージの上のシエスタでじっとしている。

これはタマちゃんの鳴き始めであり、この後もっとずっとエスカレートして続いた。

元気で宜しい・・・という事にしておこう。

マーゴ

陽射しが眩しい

Jan. 9, 2010