マーゴ
ご飯食べたし・・・
Jan. 20, 2010
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2010年1月20日 水曜日
春が来た・・・と錯覚する程に暖かい。
昼間出掛けた時には、上着が邪魔になった。午後の数時間だけ、しばし暖房も止めた。
陽射しも風もポカポカ・・・暖かいという事は、それだけで幸せだ。
どうか野良猫たちも、束の間の暖かさを楽しんで欲しい。
そして早く冬が終わって欲しい。
少し前、テレビ番組では「紀行」ものが好きだと気付いた。
元々ドキュメンタリー番組が好きなのだけれど、神経痛で寝るに寝られないような時、何も考えずに眺めていられるような、音楽と美しい風景だけ延々と流しているような番組が好都合で、それで何となく点けているうちに次第に夢中になってしまった。
自分ではどこへも行けられないから、世界や日本の各地を巡る番組を観るのが楽しい。水辺の風景や名峰の特集が特に好きだ。
先日、3夜連続で再放送(?)していた、ヨーロッパアルプスのトレッキング紀行も素晴らしかった。
氷河が大胆に削って形造られた切り立った山・・・マッターホルンなどテレビ画面で観ているだけで恐ろしい。
流石「魔の山」と呼ばれただけの事はある。
どうしてこんな怖い山にまで登ろうとする人がいるのか、私には理解出来ない。
写真は晴れているから綺麗なだけだが、これが暗雲に包まれて吹雪いていたりしたら・・・恐ろしくて夢でうなされそうだ。
しかし観ているだけなら荘厳で素晴らしい風景というだけで済む。
3回の放送では、オーストリアからアルプスの登山ルートを歩く日、スイスからのルート、そしてイタリアから・・・
それぞれの回毎に、美しく素晴らしい映像を見せてくれていた。
その回毎の、その国の登山ガイドも個性的で良かった。
但し手法としては、日本からのトレッカーが一緒に歩いているフリをして実はナレーションを後から挿入・・・というもので、このやり方は臨場感と自然さに欠けて、あまり好きじゃない。
「世界ふれあい街歩き」もこの手法なのだが、ちょっとしらける。
しかしそういったマイナス面を補って余りある、迫力ある自然とカメラワークだった。
空中からアルプスの山々を舐めるようにして撮影した番組も年末に観たのだが、いつも偶然に観るので番組名も解らない。
あの時も、アルプスって恐ろしい・・・と思った。稜線がナイフのエッジのようで、観る者の心を凍りつかせるような風景だった。
氷河のパワーって物凄い。
いつも思う事だが、雪山登山だろうがスカイダイビングだろうが沢登りだろうが、カメラマンは本当にご苦労様だ。
昨夜観た黒部大峡谷の源流を辿る沢登りでも、夏でも冷たい激流を命からがら上っていたが、自分だけでも大変だというのに、カメラを構えてどうやって行動を共に出来るのか・・・
こういう撮影には、いつも感心してしまう。
でもその甲斐あって、黒部の秘境とも言える奥地の素晴らしい手付かずの自然が、見事に映像化されていた。
名前もつけられていない滝・・・滝の映像も好きだ。
実物を見ればもっと感動するのかも知れないけれど、今の人生に於いてはもう無理だ。私の足ではもう山歩きなんか出来ない。
だからこういう番組を美しい映像で観る度、デジタル対応のテレビを買って本当に良かったと思う。
長年テレビなんて・・・と馬鹿にしていたのだが、ドキュメンタリーと紀行ものは、これからも一杯観たい。
「日本の名峰」も、再放送も含め、ゴマと共に熱心に観ている。
立山の回だったか、登山途中で出会ったという雷鳥の親子にゴマは夢中だった。
その夏毛の雷鳥はナムかモアのような色合いで、とても愛らしい。あれが雪の季節には真っ白になるなんて、凄く不思議だ。
ところで、ヨーロッパのアルプスの山脈を観ていて、氷河が削って造ったというあまりにも激しい造形に恐ろしさを感じ、日本の山々はもっと柔らかくて心が和むよね・・・などと言っていたのに、やはり人跡未踏の山奥ともなると、それでも怖い。
日本には氷河はあったのだろうか?とふと疑問に思ったのだが、あった。
昨年、映画でその姿を観た人も多いと思うが、北アルプス・立山連峰の剱岳など、これぞ全山が氷河侵食による険しい岩山(尖峰)だ。
太古に氷河が削ったという岩山・・・そっか、日本にも氷河はあったのか。
無知でスイマセン。
雄大な山々の風景に畏れを感じつつも、どこの国のどこの山にもある登山者の為の山小屋を見る度、これを建てる為の材木や椅子やテーブル、大型什器はどうやって運んだんだろう?とか、食材が運べなくなったら大変だろうな・・・とか、下世話な事が気になって仕方ない。
暖かい部屋の中で、厳しい山の生活をテレビで観ているだけが、ヘコタレの私には相応しいのだろうな。 |
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マーゴ
探索もしたし・・・
Jan. 20, 2010 |
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マーゴ
ゴロンゴロンしたし・・・
Jan. 20, 2010 |
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実は嬉しい報告が色々ある。
マーゴについて、そしてよつばちゃんについて、それから新しい出会いの中で知った猫さん達の事で・・・
だけど余りに長くなるので、とりあえず今日のところは、マーゴが始発的にしっかり食べたという事だけご報告しておきたい。続きは明日のお楽しみ!
今日のマーゴは、食べる前は幾らケージから出そうとしても嫌々して出たがらず、しっかり自分で食べた後はぐっすり死んだように眠り、起きたら鳴いて「ここから出る〜」と甘えた声を出した。
室内に開放すると、またトットコトットコ歩き回って散策し、いつものように毛布の上でひとしきりゴロンゴロンしていたかと思ったら、寝ているルスのところへ移動して、そのルスを枕にして眠った。
ルスは他の猫に構われるのがあまり好きではなくて、妹のリマ以外にそんな事をされると逃げ出してしまうのが常なのに、マーゴの事は嫌いではないようだ。
いつまでも枕になってやっていた。
猫同士が仲良くしているのを見られるって、涙が出るような嬉しい瞬間だ。
多頭飼育の醍醐味ここにあり・・・という感じかにゃん。
勿論、マーゴが1ヶ月ぶりに自発的に食べた事も、涙が出るような嬉しい出来事だ。
強制給餌は、決して死に行く子への最後のケアとは限らない!
それが立証出来たと思う。
明日も頑張ろうね、マーゴ。そしてモアもね。 |
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マーゴ
ルスを枕に眠る
Jan. 20, 2010 |
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今日は色々と忙しい。
夕食用に作った焼き豚は絶品だった。煮豚じゃなくて焼き豚。
塊りのロース肉に塩胡椒とすりおろしたニンニクを擦りこみ、フライパンで表面を焼く。
そして200度のオーブンで20分、180度に下げて20分焼いたら、熱いうちにタレにドボン!
タレは醤油と酒、みりん、そして柚子のスライスをたっぷり。少し味を滲み込ませてから、薄くスライスした。
外側はカリッとクリスピーで、中は柔らかくてジューシー。漬け込んだタレを少し掛けていただく。
2回分作ったつもりが、余りにも美味しくて、二人で全部食べてしまった。
写真は半量。 |
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焼き豚
Jan. 20, 2010
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焼いたロースの塊りをタレに漬け込んでいる間に、胡瓜もみを作る。
昆布だしをきちんととり、三杯酢をちゃんと一から作った。一度揉んだ胡瓜のスライスをその三杯酢の半量に漬け込み、それを絞ってしまってから、残りの半量に再び漬ける。
針生姜と大葉の千切りも加える。
あまり酸っぱくない三杯酢にしたので、二人で胡瓜4本軽く食べてしまった。
安上がりだけど手を掛けた今夜の晩ご飯。また作ってね・・・と嬉しい賛辞も貰った。
でも面倒臭いんだよね、結構。 |
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胡瓜もみ
Jan. 20, 2010
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