ペロ
またまたペロです
Feb. 19, 2010
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2010年2月19日 金曜日
今日も朝から大洗濯。
どんどん洗う。どんどん乾く。アクリルの毛布が一番。
但し、室内の加湿が足りないと静電気が起きて大変。矢鱈と猫とキスも出来なくなるので、冬の加湿はとっても大事です。
勿論、人間のお肌の為にもね。
↓この本・・・単行本と文庫と2冊持っている。
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当然、単行本より文庫版の方が新しいのだが、それでも今となっては古い本で、昭和58年の刊行である。
単行本の方は昭和55年刊行。
すっかりシミや焼けが出てしまっているが、わざわざ乱暴に扱ったり汚す事はしないけれど、本が消耗するのは仕方ないと思っている。
この27年間で何十回も読み返している1冊だが、この本に限らず私の本は繰り返し繰り返し読まれるので、本としては結構幸せなんじゃないかと思う。
飾っておいても仕方ない。読んでこその本だもの。
和田誠氏の映画関連のエッセイの本は他にも色々と持っていて、そちらも何度となく繰り返し読んでいる。 |
何故2冊買ってしまったのか解らないのだが、何度も引越しをしているうちにどこかに紛れてしまったのか・・・
いや、かつて猫がこんなにたくさん居ない時代には几帳面に片付けが行き届いていたので、そんなミスをする筈が無いのだが、兎に角2冊ある。
表紙に描かれた3人のうち、真ん中の人物は直ぐに解った。和田誠氏の好きな監督、ビリイ・ワイルダーだ。
私も大好きな監督なので、ご本人の写真を何度も目にしていたから即座に解った。
向って左側は少し考えた。う〜ん・・・と、誰だったっけ?
でも間もなく、名前が頭に浮かんだ。そうだ、ジョン・フォードだ。
でも古い人なので、なかなか写真が見つからない。それが昨日、BSでジョン・フォードの特集番組をやっていて、ようやくご本人の動く画像を見られた。
間違いない。眼鏡の下のアイパッチだけでなく、特徴的な口元もソックリだ。
だけど、どうしてジョン・フォードと解ったのかが解らない。きっと昔、どこかで見た記憶が意識化で存在していたのだろう。
そして向って右は・・・やはりヒッチコックなんだろうなあ・・・この口元から顎のライン。目がもっと鋭い印象なのだが、他に思い当たらない。
本のどこかに書いていないか、勿論ちゃんと探したけれど、著者はそんな野暮な事はしないだろう。解る人にだけ解る・・・そういう洒落っ気がお好きな方だもの。
私の映画好きのルーツが父や叔父だったので、50代になっても同世代とは映画に関してはなかなか話が通じないで困る。
生意気なようだが、和田氏くらいの世代だと丁度良いのだ。
但し、偶然、そして有り難い事に、7歳上のこうちゃんとは話が通じる。だから楽しい。
こうちゃんはこうちゃんで私と一緒になるまでは話が通じる相手がいなくて詰まらなかったと言う。映画や読書に関して、それまで全くすれ違う事すらなかった二人が、偶然同じようなものを好んで来た履歴がある事が解って、どれ程嬉しかっただろう。
当然、こうちゃんの方が私よりも年長の状態で同じものを観ているから、古い作品に関する知識も豊富だ。いつの生まれなんだろう?と思う位、戦前の映画にも詳しい。
お互い名画座通いもさんざんしたし、テレビで吹き替え版も子供の頃からたくさん観て来たという共通点があるせいだろう。
だから、ちょっと探せば他にも話の合う人はたくさんいるのだろうが、そういう人と出会ったからといって恋に落ちる訳ではないと思う。色んな偶然の賜物なのだ、きっと。
昨日も、男子フィギュアスケートを観ていて、金メダル最有力と言われていたプルシェンコの顔が、誰かに似ているよね・・・ほら、あの人、【大脱走】とか【ミクロの決死圏】とかに出ていたあの人・・・【刑事コロンボ】でワイン通の犯人・・・なんだっけ名前が出てこない・・・と私が言うと、直ぐにピンと来たらしく、「ドナルド・プレザンスでしょ?」と答えてくれる。
でも、プルシェンコとドナルド・プレザンスが似ていると言っても、その感覚を解ってくれる人がいるかな?
「え〜っ、似てな〜い!」と言われるのがオチだろうな。似てるのに。
最近、BSで古い映画を次々と放映してくれて有り難い。
【ミニヴァー夫人】も、それで初めて観る事が出来た。
1942年のアメリカの戦意高揚目的の映画だけに、日本公開は1949年だったという。
戦争プロパガンダ映画と言っても、馬鹿にしてはいけない。【カサブランカ】だって、同様の目的で作られた映画なのだから。
この時にも、またアレが始まった。
「誰だっけ、この女優?」「グリア・ガースンだよね」
「ああそうか、【心の旅路】よね」
「この男優は?」「忘れたなぁ・・・何て言ったっけ?」
この時は、私の方がボケが早く治った。
「判った、ウォルター・ピジョンでしょう」「ああそうか、【わが谷は緑なりき】の牧師だよな」
ウォルター・ピジョンとグリア・ガースンの夫婦、その息子の結婚相手にはいかにも初々しいテレサ・ライト。
イギリスが戦時下であるという時代背景・・・
新婚の息子は空軍に志願して出征し、父親(ウォルター・ピジョン)は民間人としてイギリス兵救出に駆り出されたり、留守宅では母親(グリア・ガースン)が敵兵を発見して危険な目に遭いながらも無事警察に渡したり、テレサ・ライト演ずる新妻が空襲で死んでしまったり、ラストでは空襲で半壊した教会で牧師が「勇気をもって敵と戦う」事を市民に説いたり、まさに対ナチス戦争への意識を高揚させる効果が高い。
しかし、それでも家族愛や人々の心の優しさが丁寧に描かれた綺麗な作品となっている。
映画が終わり、エンドロールが始まる前にメッセージが出る。
アメリカはあなたの金を必要としています。どうか国防債を買って下さい・・・というような内容だったと思う。最後まで読めなかったのだけれど。
グリア・ガースンは立派な顔の美女で、これ位立派な顔立ちの女優が「トロイのヘレン」を演って欲しい。
何故、唐突に「トロイのヘレン」なのかと言うと、先日、プラッド・ピットがアキレスを演じた映画【トロイ】を観たのだが、その中でヘレンを演じた女優が全然大した事無くて(現代劇でならば綺麗なのだろうが)、戦争の原因となる程の絶世の美女には見えないというのが、我が家での専らの評価だったせいだ。
グリア・ガースン、グレタ・ガルボ、アヌーク・エーメのような立派な顔立ちの美女でないと、史劇の中で美女を演ずるには見栄えがしないと思うのだが、最近の女優にはそんなタイプはいないのかも知れないな。
翌日には【ピクニック】を観られたし、これからの予定で先述の【わが谷は緑なりき】も放送する。
NHKのBS・・・なかなか有り難い。
もはや何十回目か判らないけれど、ビリイ・ワイルダー監督の【アパートの鍵貸します】もやっぱりまた観てしまうだろう。
今後の放送予定では、【ウォーク・ザ・ライン】と【ブレイブハート】、【プレイス・イン・ザ・ハート】を観よう。【南極物語】は観たくない。
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ペロ
見ててね
Feb. 19, 2010 |
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ペロ
これボクの尻尾よ
Feb. 19, 2010 |
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ペロ
舐めます
Feb. 19, 2010 |
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