猫雑記20100220

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

月別index	2010年～｢猫雑記｣index	2005～2009年｢猫雑記｣index		1999～2004年｢猫雑記｣index
猫たちの写真だけ見れば充分という場合は・・・「foto de 猫雑記」			Top page	サイトマップ

シャイン

アタシって案外・・・

Feb. 20, 2010

2010年2月20日　土曜日

陽射しがあって暖かい。

地球がどれだけ太陽に依存しているのか解る気がする。

気候の大変動が無いままであって欲しい。

カワムラさん部屋の間仕切りの格子に近づきながらぶーちゃん部屋を覗き込み、相変わらずとぼけた大声で鳴いているタマちゃんに「タマちゃん、うるさいよ～」と言っていたら、シャインが駆け寄って来た。

私に駆け寄ったのか、それとも私に付きまとっていたリマに駆け寄って来たのかは解らないが（多分、後者だろう・・・）、それでも私の差し出した指をクンクンしてくれた。

そんなシャインの行動がジニーっぽくて驚いてしまう。

そして近くまで来ていたカイルも、こちらをじーっと見ている。

「カイ君もおいで」と手を格子の間から出すと、カイルも近寄って来てクンクン。以前のカイルは手など出そうものなら、威嚇してコブラのように口から飛び掛って来たのに、今ではまるで甘えん坊の猫だ。

でも何かの拍子に本能が甦るのか、「シャーシャー」言って噛もうとする。

それはそれで構わない。甘えたい素振りを見せてくれるだけで嬉しい。

同時期に捕獲して浜川崎から連れて来た親きょうだいの中では、具合の悪かったシャインしか家猫にしてやれなかった。

その重たい想いはいつまでだって付きまとう。

でも仕方ない。その時その時に出来る事をするしかないのだから。

どの子の場合も、迷いながら悩みながら家に入れた。その時その時には、今のこの超多頭生活など想像出来なかったし、１匹新たに増やす事にはとても神経も遣った。

先住猫たちと新参猫とが完全にしっくり行くまでは時間も掛かったし、いずれは時間が解決してくれると信じていても随分ハラハラした。

きっと皆さんもそうだろうと思う。

何匹までだったら余裕で増やせる、迷う事無くガンガン行動出来る・・・現実はそんなモノではないのだ。

だけど悩み苦労するからこそ、一段乗り越えた時の喜びは大きい。幸せは、ただボーッと待っているだけではやって来るものではないのだ。

シャイン

シャムっぽくなくて

Feb. 20, 2010