《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
月別index 2010年〜「猫雑記」index 2005〜2009年「猫雑記」index 1999〜2004年「猫雑記」index
猫たちの写真だけ見れば充分という場合は・・・「foto de 猫雑記」 Top page サイトマップ
ナム

ゴロゴログネグネ

Apr. 4, 2010
ナム
2010年4月4日 日曜日

朝の猫家事を終え、このところの私の体調不良で何もかも負担して疲れ果てているこうちゃんと、その体調不良の当人である私は、しばし仮眠をとろうとしていた。

お花見もしたいけれど、今はまたバリバリ頑張る為にもしっかり静養しなくちゃ。



ジャムを真ん中にして、やっと眠りに入ったかな・・・という時、電話が鳴った。

慌ててこうちゃんが飛び起き、電話に出る。

私はまだ体力が無くて、無理して元気に声を出して喋ると後でぐったりしてしまうので、今は全ての電話を彼が取ってくれているのだ。

それでも電話のベルが鳴ると、心臓がドキドキしてなかなか鎮まらない。





電話はお隣さんからだった。

昨日、ちょっと苦情を言ったあの隣人である。



公園で火を使っていて危険じゃないかと思うと言うのだ。

それでうちの夫に注意しろという事らしい。



お隣は母子家庭らしく、男性がいないからうちに言って来たのかな?とも思うが、ちょっと違うんじゃないかと感じた。

誰だって、気になるならば自分で言えば良いのだ。うちが貴女に言ったように。

子供じゃないんだから。ましてや教職にある人なんだから。






つまり察するに、こういう事なのだろう。

昨日、大勢集まって大騒ぎしていた自分には注意したのに、他の人が公園で火を使う事は見逃すのか?という意味合いがあるのだ。



でも、先ずは確認してみようと二人で外に出て、満開の桜の写真を撮りながら、その「火を使っている」という状況を見ておく事にした。



それはいつものボーイスカウトの訓練の一環で、小さな鉄製のスタンド式のかまどで、飯盒炊爨の訓練をしているものだった。

災害時の炊き出しの訓練もこの公園で指導しているのだが、ボーイスカウトの経験豊富な隊長が一から十まできっちり指導しているものだ。



もう長年、ボーイスカウトが野外の訓練にこの公園を使用している。

笛を使っての規律訓練の事もあれば、今日のように火を使っての飯盒炊爨の事もある。

今日に始まった事ではないし、危険の無いよう指導が行き届いている事は知っている。

傍には大きなバケツに水も用意されているし、隊長に指導されている子供は今日は二人だけなので、一挙手一投足にもきっちり目が届いている。

子供(スカウト)の服装に関しても、引火し易い化繊のジャケットで火を扱っては危険だからダメだよ・・・と注意を与えていた。





私達と隊長さんは笑顔で挨拶を交わし、その後しばしスカウト談義をした。

私だって(自慢だが)野営に関しては経験豊富な筋金入りのガールスカウトだったし、子供達を指導するリーダーやキャンプリーダーの資格だって持っている。

その隊長さんとだって、初対面でも「BP」(ロバート・ベーデン=パウエル卿)のスピリッツで繋がっている筈だ。





子供達に火を扱わせながら、消火までをきっちり指導する様子は見事なものだった。

炭を擂り潰して火種が残っていない事を確認し、その上で少量の水を掛け、穴を掘って埋める。

そのひとつひとつの事柄に、どういう意味があるのかを子供達に考えさせ、間違っても良いからと発言させ、それを否定せずに褒めてから他の可能性に導く。

その指導っぷりは、傍で聞いていて気持ち良かった。





いかにもボーイスカウトの叩き上げの隊長といった感じの男性は、私とそう年代も違わず、かつてのこの町内会の会長の息子だという事が解った。

会長だった父親もボーイスカウトの隊長を長年務めていた人だ。

私も母親がガールスカウトの開拓委員だったり団員長だったりして、親子2代のスカウティングだから、その隊長親子がどんな家庭であったか想像に難くない。

今のスカウト活動の状況は知らないが、昔のスカウトは子供ながらも名誉を重んじ、掟を守り、人の為に力を尽くす事に使命を感じていたものだ。



私なんか「そなえよつねに」が行き過ぎて、すっかりストック魔になってしまった。

それはジョークとしても、長年ガールスカウトでいた事は、私の人生に少なからぬ影響を落としている。





ま、そういう訳で、今回の視察(?)の結果をお隣に電話で報告した。



しかし、うちから詳細を報告などするまでもなく、既に隊長さんとは面識もあれば言葉も交わしていたようだ。

つまり心配で相談して来たのではなく、案の定、「うちに苦情言って来たんだから、他の人にもちゃんと目を光らせて苦情言いなさいよね」というところが本意だったようだ。

昨日の腹いせだったのね。



その事に気付いたら、だんだん腹が立ってきた。

私達の貴重な貴重な睡眠を奪ったんだぞ!しかも2日連続で。





人間との係わりって、ときに面倒で嫌だ。

野良猫の方がずっと心が通じる気がする。



勿論、うちの猫たちはどんな場合でも命賭けで守るよ。一人一人(猫の事だけど)の望みに合わせて、何でもしてやりたい。

他の方法で、彼らへの愛と感謝の気持ちを表現出来そうもないから。
ナム

アタシって小柄で・・・

Apr. 4, 2010
ナム
ナム

魅力的だから・・・

Apr. 4, 2010
ナム
ナム

コイツがしつこくて・・・

Apr. 4, 2010
ナム

前日の「猫雑記」へ 前日4月3日に戻る 翌日の「猫雑記」へ 翌日4月5日に進む
note and link
Click erch picture please
脱走は人災です!
必ず防止策を!



ディックとサム
気長に里親募集中!


母猫グレースと
アントニオお坊ちゃま
里親様決定です!

関西勢のみんなも頑張るよ

九州組も頑張ってます

可愛いさびちゃんを宜しくね!
三毛ちゃん一家もおるとよ!



ナチュラルフードとサプリメントの
取り次ぎウェブSHOP
ショップライブキャッツのバナー
inserted by FC2 system