ガラ
夢見る瞳よ
May. 17, 2010 |
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2010年5月17日 月曜日
人生は一炊の夢。
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(人の世は夢) |
長い地球の歴史の中では、一人の人生なんて「長さ」を持たない「点」のようなものだろう。ご飯が炊けるほどの長さすらないかも知れないのだ。
それでも一炊の間に見る夢には、相当にたくさんのものが詰まっている。
先の戦争を経験した父の人生は、戦争を知らない私たちの世代と比べたら遥かにドラスティックに変化し、価値観の大きな転換も余儀なくされ、波乱に富んだものであったに違いない。
それでも父の84年の生涯は、振り返ればきっと一瞬の事であったかに感じたのではないかと思う。
私の人生もまた、相応に変化には富んでいたけれど、今は多分もうそれ程には大きな変化の波は訪れないだろうと信じたい。
きっと次に、そして最後に迎える大きな波は、こうちゃんとの死別だろう。
その波を越えられるのだろうか、私は。
ま、私が先に逝きたいと思っているので、「一足先に行って待ってるから、早く来てね」と言いたい。
猫の一生なんて、私たちよりもっとずっと短い。
その一生を、出来るだけ楽しいものであるよう、安心して過ごせるよう、手助けをするのが私たち飼い主の役目だと思っている。
そしてそんな生活の中で、どんどん我が儘に、お気楽に、お馬鹿になってくれたら良い。
マルコは時々、怖い夢を見ていたのか、苦しそうな声を出してうなされていた。
仔猫のときに味わった恐ろしく辛い経験のせいだったのか。
そんなマルコの寝姿を見ながら、可哀相でならなかった。揺り起こして、夢なんだよ、もう安心していれば良いんだよ・・・と言い聞かせた。
マルコは解ってくれていただろうか。
解ってくれていたよね。そして苦しい思いをした分を超えて充分に幸せの手応えを満喫して、ちゃんと帳尻を合わせてから神様の許に戻ったんだよね。
マルコだけじゃない、カワムラさんもみーちゃんも、勿論ミュウやアインやジーコも、そして多守ちゃんも、きっと神様から私に贈られた出会いだったのだろう。
タムがあとどれだけの時間を持っているのか解らない。
でも、タムとの出会いもまた、双方にとって必然だったのだろう。
抱けなくてもタムを愛してる。
今、タムが穏やかで幸せな気持ちでいてくれる事だけを、タムの為に祈る。
これからは大切なものとの別れに満ちているだろう。
まだ最低でも26匹を見送り、いつかはこうちゃんとさえも。
しっかりしなきゃ。
人生の最後の季節には、一番苦しい峠が待っている。それを越えられたらきっと、安堵して死ねるかも知れないけれど。
夢の中の事にしては結構しんどいものだな、たった一人の人生ですら。
でも、同時に結構楽しいよ。失うのが恐ろしい位に愛するものがたくさんある人生って、悪くない。 |
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ペロ
いつも夢の中だよ
May. 17, 2010 |
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シャイン
夢なのかしら?
May. 17, 2010 |
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レン
いいよ、夢でも
May. 17, 2010 |
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