《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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マーゴ

病院は嫌だけど

Jun. 14, 2010
2010年6月14日 月曜日

マーゴ、入院。

今頃は手術を終えた頃だろうか。



全く自発的に食べなくなってもう1ヶ月。強制給餌で凌いできたが、それでも痩せてきていた。

しかも今日突然、後足の踵の部分の皮膚からまたしても出血があったので、それを診て戴くつもりで病院へ連れて行った。



ところがお腹を触診していたマツモト先生が、唐突に言った。

「腫瘍がありますね」



目の前が暗くなる気がした。

何故?マーゴは頻繁に診察や検査もして来たし、それでも何も発見されなかったのに。



切除出来るものかどうか、そして手術に耐えられるものかどうか腎臓・肝臓・貧血などを調べる為に、先ずはレントゲンを撮り、スクリーニングをする事になる。




これで何度目のスクリーニング検査だろう。

検査結果が出るまでの時間の長く感じられた事・・・実際、1時間以上は待ったのだが、その間言葉を発する事無く、二人ともじっと押し黙って座っていた。



結果としては、脾臓に大きな腫瘍が発見された。おそらく内臓型の肥満細胞腫であろうとの事。

前回の検査では何も見当たらなかったのに・・・しかし小さいうちは発見し難いし、突然大きくなるものなのだと先生は仰る。

レントゲン写真でも、かなり大きく腫れているのが解った。好酸球の値も高い。貧血もあるが、マーゴは比較的歳が若い事が幸いだ。

そのまま預けて、今夜の手術となった。



しかし実際にお腹を開いてみないと、部位によっては全て取り切れるかどうかは解らないとの事。



私達も辛いが、マーゴはもっと辛いだろう。

どうしてマーゴがこんな思いをしなければならないのか、不憫で仕方ない。



空のキャリーを持ち帰り、交代でトイレに入り、立ったままお茶を飲む。

まだ通院は終わりではないのだ。



ジャムが突然、後足の太腿の部分と腕の付け根、そしてお腹を酷く舐めており、その部分がハゲ始めた。

毎日経過観察していたので、色々と消去法で考えた末、多分アレルギーのせいだろうとは思うのだが、肥満細胞腫の切除>>この時です)や、その翌年には特定出来なかった腫瘍の手術歴>>この時です)があるだけに、今回も少し心配になった。

マーゴの足の皮膚も肥満細胞腫が関わっているのではないかとの見解だったし、ジャムに肥満載脂肪腫の再発が懸念されてならなかった。

あんなに大変な思いは、3度も繰り返させたくない。

どうか腫瘍ではありませんように・・・。





過敏なジャムは、見えない場所であってもキャリーをちょっとでも触った気配を感じただけで、一瞬でどこかへ隠れてしまう。

先日のアンちゃんの通院時にも、「ジャムなんか連れて行かないよ」と言っても、さっさと隠れてしまったのだ。

どこかへ・・・と言ったって、大きな身体のジャムが隠れられるような場所は家にはそうそう無いのだが、狭い椅子の下などに入られると、体重が重たいだけに腕っぷしだけで引きずり出すのはとても難しい。



こうちゃんが抱いている間に私がキャリーを用意する。

いつでも直ぐに使えるよう、それぞれの部屋の隅には幾つもキャリーがスタンバイしてあるのだが、その間にキャリーを持ち上げて僅か1メートル程度を移動させるだけで、ジャムは暴れ始めた。

早くしないと、何しろ力が強い。徒に怯えさせるだけでは可哀相だ。早くキャリーに詰め込んで、連れて行かなくちゃ。

今日は、こちらも決死の覚悟でキャリー・インさせる。

ギャーギャー鳴くジャムをなだめながら、再度病院へと車を走らせる。ドキドキする。



しかし結果から言えば、こちらはやはりアレルギーでしょう・・・との事で、肥満細胞腫の再発でない事に少しホッとする。



しかしアレルギーはアレルギーで結構タチが悪い。

これは体質なので、完治させる事は不可能だからだ。

既にアレルギー用の処方食だけ食べさせているので、今回は先ず、痒みと炎症を抑える対処から開始する事になった。

これで痒くて舐める、舐め過ぎて炎症を起こしてまた痒みが増す・・・という悪循環を一度断ち切るのだ。



ストレスと緊張で、ジャムはごっそりと毛が抜けて、診察台は毛だらけになってしまった。

帰宅すると、水を飲み、セレクトプロテインをガツガツと食べる。



何だよジャム・・・デリケートなのかふてぶてしいのか解らないよ。

でも、兎に角食べてくれるのは嬉しい。誰であれ、食べられなくなる事が一番辛い。






夜中までずっと気掛かりで電話の傍を離れられなかったのだが、緊急の電話は入らなかったので、最悪の事態にはなっていないはずだ。



明日はトムの通院時にマーゴの面会をさせて貰おう。

開腹手術なので暫くは静脈点滴を続けた方が良いとの事で、直ぐには退院出来ないようだ。



不安は消せないけれど、今は兎に角マーゴの手術が無事に終って、家に戻れて元気になってくれる事だけを信じていよう。



明日の私の病気の勉強会はキャンセルだな。
マーゴ

そんじゃま、ちょっくら

Jun. 14, 2010
マーゴ

行って来るわね

Jun. 14, 2010
マーゴ

ふぅ〜っ

Jun. 14, 2010

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