猫雑記20100705

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ゴマ

アンタ（アンダ）ねぇ
・・・

Jul. 5, 2010

2010年7月5日　月曜日

日が射したかと思えば、曇って突然強く降ったりして、不安定な天気が続く。

全国各地で集中豪雨に見舞われている。そしてそのゲリラ豪雨による洪水や土砂災害といった被害が出ている。

近年こういう雨の降り方が多くなっているが、これも地球温暖化のせいなのか・・・。

人間にとっては、ある程度自分達で蒔いた種であり自業自得なのかも知れないけれど、被災するのは野生動物たちも一緒だろう。

それを想像すると切ない。

若い世代の人たちが、救いを必要としている動物の為にとても頑張っている。

私の知り合いだけでも、名前を挙げる暇が無い程に大勢が、今の時期、様々な事情や背景のもと、保護をしている。

彼らは保護活動家ではない、単なる猫飼いだ。

だけど見てしまったら、そこからは逃げない。きっと内面では、多少の差こそあれジレンマや迷いはあっただろうと想像する。

でも逃げ出さない・放り出さない勇気を持つに至った、克己心を持ち、年々歳々成長している人達だ。

逃げ出しはしないけれど、個人が自分で飼える数には自ずと限界がある。

その限界にも個人差があるものの、まあ大体、経済とスペースと手数の限界があるので、３０匹も居ればもはや限界だ。

おっと、これでは自分のところの数を基準にし過ぎかな。

本当は、普通の人生を送るには１０匹くらいまででとっくに限界なのだと思う。

それ以上となると、ペットの生活レベルを落とさざるを得ないか、それが許せないなら飼い主の生活が相当に犠牲になるかのどちらかを選ばなければならない。

私達夫婦は後者を選んだので、普通の生活は送れない。

納得が行くような手の掛け方をするには、睡眠時間を削るしかない。色々と不義理もするし、極端な場合には、親の死に目に会えないような事にもなる。

どの部屋も、猫が快適に暮らせるようにと普通の家とは違う改造をせざせるを得なかったし、当然お金も掛かる。

猫ごときにそこまで・・・という考え方をする人達には想像出来ないだろうと思う位、猫関連の経費は家計の中で圧倒的に大きな割合を占める。

でも必要なお金は働いて得れば良いし、不義理をして付き合いが希薄になってしまう相手とは、それだけのご縁だったと諦めるしかないのだ。

そんな多頭生活を送るようになった事に関して、後悔した事は無い。

少しずつ段階を経てここに至ったせいもあるのだが、生活レベルを維持する為の苦労以上に、得られる喜びや幸せの実感が大きいからだろう。

かつて猫と暮らしていなかった頃には、想像もしなかった今の生活。

今、頑張って保護や多頭生活を送っている人たちも、殆どのみんながそうだろうと思う。

逃げる事無く目の前の問題と対峙している若い世代の人達が、迷いや悩みはあったとしても、自分の生き方として頑張る事を選んだとしたら、それを応援せずにはいられるだろうか。

これについては長くなりそうなので、明日に続きをば・・・。

ゴマ

暴れるんじゃないわよ

Jul. 5, 2010