《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ナム

パパもナムナム?

Jul. 22, 2010
2010年7月22日 木曜日

猛暑は続く。

そして毎年この季節になると、アライグマやタヌキの親子が夜な夜な野良猫のエサ場にやって来て、バリバリと凄い音をさせてガッツリ食べて行く。

幾ら補充しても足りない位だ。



冬にはロイヤルカナンを半分混ぜている野良エサだけど、こうもタヌキたちに大量消費されると、高いフードの混入率を保つのは経済的に難しくなる。

何たって月に120キロは必要なのだ、野良エサだけで。

そりゃあそうだろうな・・・家猫のフードだけでも毎月32キロずつ買っているのだから。



だけどみんなが飢えずに済むようであって欲しい。

キャットフードをたらふく食べていたら、農家の丹精して作っている果樹を食い荒らすのも少しは減るかも知れないし、少ない食べ物を争って喧嘩する確率も少なくなるかも知れない。

仔猫や小鳥が襲われる機会も少なくなるんじゃないだろうか。



だから食い意地の張ったカラスやオナガにだって、本当はエサを与えたい位なのだ。

パンの耳とかオカラとかを食べてくれないだろうか、カラスやオナガ。そしたら安上がりなんだけど。



エサの減る冬には、安いミカンやリンゴを買って来て庭の隅のテーブルに置いておくと、ヒヨドリが喜んで食べに来る。

よほど嬉しいのか美味しいのか、喜んで鳴きながら食べている。皮だけ薄く綺麗に残して行く。



いっそ庭に、ミカンやリンゴの木があればよかった。

たくさん実をつける葡萄はあるけれど、カナブンやマルハナバチ、そしてスズメバチばかりがやって来て物騒だ。





この辺りにはまだ広い敷地を持つ元農家や大地主の家があり、そこにはまだまだ野生の生き物が棲息しているようだ。

タヌキ然り、アライグマ然り、ヘビなども一杯いるらしく、先日も車を走らせていたら道路を横断していた。



しかし田んぼは無いから、蛙が大合唱するような事は無い。

随分昔の事だけど、埼玉は北本の友人宅を訪ねた際、あまりの蛙の鳴き声の五月蝿さにビックリした。まわりは見渡す限り田んぼだったのだ。



私の生まれ育った田舎は田園地帯が無いので、蛙の声に親しんだ記憶が無いし、ヘビも蛙も実物を見た事がなかった。

それに私は子供のころから完全にインドア派だったので、セミだってカブトムシだってロクに間近で見た事が無いのだ。



鬼ごっこやかくれんぼだってした事が無いし、専ら家に閉じこもって絵を描いたり本を読んだり、ピアノの練習をしていた。完全なる「もやしっ子」で、それゆえガールスカウトに放り込まれたのかも知れない。



私は放課後の校庭で遊ぶような事もしなかったから、鉄棒もドッジボールも苦手だ。

走るのだけはクラスで1〜2を争う位速かったけれど、なにしろ子供のくせに身体は固いし、腕立て伏せや鉄棒での懸垂、そして足掛け周りなんか当然出来ず、足掛け上がりすら一度も出来た例が無い。

鉄棒が上手な女子は、それだけでカッコ良かったなあ・・・。



そしてドッジボール・・・あれが嫌いで仕方なかった。

そもそもあのボールを強く、そして目標物まで正確に投げるという事が出来ない。腕立て伏せが一回も出来ない位、私の腕はヤワだったのだ。



運動会も嫌いだった。

徒競走やリレーなど走る競技は得意だったけれど、あの当時の田舎の小学校では、なんとも野蛮な事に裸足で走らせたのだ。

校庭には砂利が一杯で、裸足で走ったりすれば足の裏にそれが痛い。

普段から外でパラパラ走り回ったりて鍛えていないから、足の裏の皮が柔らかくて、小石など踏もうものなら飛び上がるほど痛いのだ。

しかし痛いなどと言えば、担任の先生に叱られるか嫌味を言われた。

戦争中じゃあるまいし、子供を裸足で走らせなくても良かろうに。



ええ、私は昭和30年代生まれの子供らしくなく軟弱に育ちましたよ。

だから喘息やアレルギーが出たり、膠原病になったり、経済的に自立はしていてもオタクになったりしたのかも知れないけどね。



でも今から子供の頃に戻れたとしても、やっぱり鉄棒も裸足の駆けっこもドッジボールもしたくないし、しないだろうと思う。

もし人生を20歳からやり直せるとしたら、唯一、煙草に手を出さないでその後の人生を送りたかったと思う。

煙草は大好きだけど、これだけは依存症になってしまって悔いている。



さて、秋の煙草税値上げまでに、私は禁煙出来るのだろうか?本気で取り組めるだろうか?






やっと画像の整理が出来て、日記に貼り付けられた。

このところ、その作業が毎日出来ないものだから、日記そのものはちゃんと毎日書いていても、毎日アップロードが出来ない。

やっと今日までアップデート出来た。



だけど、どうせまた溜め込んでしまうのだろう、何日分も。

そういう几帳面に出来ない事が嫌で仕方ないのだけれど、少しだけ自分の箍を緩めないと、どんどん首が絞まってしまう気がする。

歳を重ねる毎に、少しずつ自分に対して大らかにならないとダメだ。少しずつ衰えているのだからと言って、より頑張ろうとすると、必ずどこかに歪が出る。



その事を身を以て思い知っただけでも、今年は有益な年になったのかも知れない。まだ半分近く残っているけど、今年最大の収穫はこの「自覚」で間違い無さそうだ。

父・・・いや、パパが教えてくれた気もする。

パパは今も死んでいない。私が死ぬ時に、本当に死ぬのだ。



こうちゃんが、身体を持たなくなった猫たちと共にパパにもお経をあげてくれている。

有り難う。

どこの宗教にも属していないけれど、こうちゃんは生まれながらのお坊さんだからね。

誰よりも修行に満ちた厳しい生き方を一日も欠かさず続けているし、誰よりも欲が無く、清浄な精神を持つ人だと思えるから、こうちゃんのお経はどんなお坊さんよりも有り難いよ。

南無南無。
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