《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
月別index 2010年〜「猫雑記」index 2005〜2009年「猫雑記」index 1999〜2004年「猫雑記」index
猫たちの写真だけ見れば充分という場合は・・・「foto de 猫雑記」 Top page サイトマップ
アンダ

なんですって?

Oct. 18, 2010
アンダ
2010年10月18日 月曜日

肌寒い位の秋の朝。

目覚めるとアンちゃんが股の間に、ゴマが胸の上に乗って寝ている。

私は動けない。



こうちゃんの肩口には、鳥がとまるようにしてジャムが寝ている。

平和で幸せで、そして窮屈だ。






かつてはこの面々は、ミュウとアインとジーコだったっけね。

あの頃もダブルベッドでは二人と3匹には小さ過ぎると思ったけれど、今も状況はちっとも変わっていない。



でもキングサイズのベッドなんか、この部屋にはとても置けないのだ。

大きめの仕事机もあれば、3段ケージもある。

完全にベッドだけ置いた寝室にしない限り、普通のダブルベッドで猫たちの間を縫うようにして寝させて戴くしかない。



ま、どうせ寝るったって短時間なんだから猫様優先でも良いと思って暮らしてきたのだけれど、歳をとり体力がなくなってくると、短時間だからこそ質の良い睡眠をとりたいとも思う。

かくなる上は二人が交代で寝るしかない・・・という解決策を見出したものの、ジャムはパパとママの二人揃って横になったところでこそ一緒に眠りたいのだ。

それがいかにも嬉しくて幸せそうだから、ジャムの為・・・と言い訳して二人で一緒に横になる。



二人とも万年寝不足だから、横になれば直ぐにでも眠りたい。

だけど、ここにゴマとアンちゃんが争うようにしてやって来るのだ。

二人とも自分こそが私の身体の上、しかも顔の近くを陣取りたくて、パンチの応酬なんか始めたりする。

さもなければ、既にスイートスポットを独占しているジャムのお尻を嗅いだり、頭を舐めようとする。



ジャムはこれが気に入らない。

独り占めしてこその幸せであり喜びなのだから、他の猫が来てみんなでワイワイ・・・なんて許せないのだ。

おまけにお尻を嗅がれたり頭を舐められたり、これを「友好の証し」と思って油断しようものなら、次の瞬間には噛み付かれたりパンチされたりして、追い出されてしまうのだ。



その点、アンちゃんは凄い。

自分の気に入った場所に居て、後からゴマがやって来て追い出そうとして噛んだりパンチしたりしても、決して負けていない。

絶対に譲らないのだ。

あの無敵のゴマが諦めて退散してしまうなんて・・・前代未聞、空前絶後。



所詮、横浜の猫なんか北九州の猫には敵わないのかな。

勿論、これはただのジョーク。「緋牡丹お竜」のイメージで言ってみるだけ。本気にしないで欲しい。



だけどアンちゃんが強いのは事実だ。

2.6キロほどの小さな小さな身体でありながら、その無敵っぷりは仮に他の猫部屋に行っても他の追随を許さないだろう。

悪びれない、懲りない、余計な神経質さが無い。



そんなアンちゃんだもの、ジャムにとっては何かと気に障るようだ。

それがジャムの現在の最大のストレスだとしても、今更部屋分けの構成を変えるつもりはない。

アンちゃんは強いようでいて身体は弱いし、持病があっていつ発作を起こすか解らない。目を離す事は危険なのだ。



アンちゃんだって、ジャムもゴマも眠っている時に私の胸の上でゴロゴロ言いながら私の顔に頭を擦り付けて、いつまでも愛情確認をする。

ちょっと部屋を出ていると、戻った時には大騒ぎして足元にまとわりついて必死で甘える。

決してもうどこかへ送られたりしないように、アンちゃんにとっては「捨てられないように」、私達の愛を確認しつつ「おべっか」しているように思えて仕方ない。

いじらしくて泣けてくる。





どの子もみんな、安心して暮らして貰いたい。

猫に関心の無い普通の他人様が見たらバカかと思うだろう位に、猫たちにベタベタと愛情表現をして、兎に角、与えられるものは最大限与えたい。

もしかしたらそれは私の都合なのかも知れないけれど、私の猫に私がどう愛情表現したいかは私の自由なのだから、こんなにも求めてくれる猫たちに「アイシテルよ・・・」と伝える事をもっともっと大事にしたい。



そんな猫たちが私をガリバーのように磔にして周囲で寝てくれたら、とても動けない。

尾てい骨も足首も痛いけど、じっと我慢してしまう。



だけど本音を言えば、好きなだけ寝返りを打ちたいよ。




何をするにも猫たちのお手伝いが伴い、余計に時間が掛かるという皮肉。

ベッドメイキングしようとすると、どこに居ても駆けつけて来て、ベッドの上で重石となるジャムとアンダとゴマ。

這いつくばって雑巾掛けしている私の背中に飛び乗って、そのまま落ち着いてしまうアンダ。

歩く私の一歩一歩に合わせて向こう脛に頭突きするナム。

カーペットの毛取り作業に打ち込んでいる私のスリッパをしつこく噛むペリー。

その毛取りスポンジを動かす手に物陰から襲い掛かって来てハンティングごっこするペロ。

私の傍らでずっと仰向けでゴロゴロして「早く撫でろ」と主張し続けるリマ。



私のする事の全てに邪魔をし、作業効率を格段に落としてくれる猫たちの愛しい事と言ったら・・・



もう自虐的に喜ぶしかないよな。
アンダ

アタシのせい?

Oct. 18, 2010
アンダ
アンダ

ふ〜んだ!

Oct. 18, 2010
アンダ

前日の「猫雑記」へ 前日10月17日に戻る 翌日の「猫雑記」へ 翌日10月19日に進む
note and link
Click erch picture please
脱走は人災です!
必ず防止策を!



ディックとサム
気長に里親募集中!


片目の女の子ひとみちゃん
とっても甘えん坊です!


関西勢のみんなも頑張るよ

九州組も頑張ってます

可愛いさびちゃんを宜しくね!
三毛ちゃん一家もおるとよ!


ナチュラルフードとサプリメントの
取り次ぎウェブSHOP
ショップライブキャッツのバナー
inserted by FC2 system