《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ナム

これなのよね〜

Oct. 30, 2010
ナム
2010年10月30日 土曜日

台風接近・通過で一日中雨降り。

昨日のうちに食料の買い出しをしておいて良かった。



どこへも出掛けず、午後は編み物をして過ごす。



編み物なんかするのは25年ぶりくらいだろうか。

昔から編み物は好きで、猫と暮らしていない頃には良くセーターを編んだ。



叔父がニットのデザイナーをしていて都内の近所に住んでいたので、週末になると手伝いを兼ねて泊まりに行き、泊まると言っても殆ど寝ずに、2日半程で男物のセーターを1枚編み上げた。

それ位のスピードが無いとやっていられないのだ。



叔父の雑誌の仕事を手伝う事もあれば、製図して貰って自分のセーターを編む事もあった。

兎に角、1年か2年の間に物凄い数のセーターを編んだと思う。



私は会社員で、叔父の仕事を手伝ったとしても報酬は貰わなかった。

その代わり、しょっちゅう色んな美味しいものを食べさせて貰い、映画やコンサートにも連れて行って貰い、セーターを編みながらお互いの共通の趣味だった映画の話をたくさんして結構楽しかった。

それはまだ私が独身だったから、そして叔父も優雅な独り身の生活だったから、そういう事も頻繁に出来たのだ。



やがて私が結婚をすると(その結婚はあえなく破れたのだが)叔父の家にもそうそう行けなくなり、行ったとしても長時間滞在する事は不可能になった。

そればかりか電話を貰ってもなかなか長電話の相手は出来ず、独身時代の私との余りのギャップに叔父が怒って、そこからすっかり疎遠になってしまった。

当時私は危うい結婚生活をしていたので(甲斐なく終焉してしまった婚姻だけど)心に叔父を気遣う余裕が無かったし、叔父も大人げないところがあり、こちらの事情を察知しては貰えなかったのだろう。



そんな苦い思い出はあるものの、叔父のお陰で編み物に関しては相当鍛えられた。

自分で製図は出来ないけれど、編み子としてだけであればかなりと思えるまでに腕を上げた。

着崩れしない編み目のきっちり揃った編み方を叩き込まれたし、何しろ手が早くて集中が長時間続く。そして編むのは何より楽しかった。





だけど、ミュウと暮らし始めた頃からパッタリと編み物をしなくなった。

猫がたくさんいる家で毛糸玉を転がしながら編み物をするなんて無理だろうし、今後2度とする事は無いだろうとすら思っていたのに、どういう風の吹き回しか突然編み物がしたくなった。



四半世紀ぶりにやってみると、なるほど怪獣アンダは新しいオモチャかと思って挑みかかって来たり、糸好きのジャムは私が毛糸を引っ張る度に目をキラキラさせて、いつ噛み切ってやろうかと虎視眈々だ。

でも、どちらもそんなには興味が長続きしないようだ。殆どイタズラされないで済んでいる。

だって殆どの時間を寝ているのだもの。



むしろゴマがふと我に返ったようにして、残り少なくなった毛糸玉を控え目にチョイチョイして見せ、それがとても愛くるしい。

だけど毛糸玉よりもスルスルと引っ張れる毛糸よりも、ゴマは私の膝の方がずっと興味あるらしい。

毛糸を編む私の膝に乗り、そのまま眠ってしまうゴマ。軽くて、ゴマそのものが毛糸玉のようだ。



もうこの3匹は、そんなに若くないという事かな。






それで何を編んでいるかと言えば、もうセーターなんか編まない。

そんなに長時間集中し続けていられる程、今の私にはもう時間も体力も無い。

目も悪くなったし、指もお尻も痛いから、座り続けているのも辛い。

だから大物を作る気にはなれない。



それにいまどき手編みのセーターなんか着ないよ。

もしニットを着るとても買った方が安くて安直だし、セーターは洗うのも干すのも気を使うし、防虫して仕舞っておくのも厄介だ。



だから、とりあえず帽子を編んだ。

何しろ髪が薄いので、冬は頭が寒いのだ。

見本も編み図も無いので、自分の頭に合わせて適当に目を増やしたり減らしたりして、いい加減に作ったけれど、それでも結構可愛い。





しかし出来上がった帽子を被って鏡の中の自分を眺めていたら、何か変だ。

生成りっぽい白い糸で、ネットのような編み目・・・

そうか、頭にするネットの包帯みたいに見えるのだ。



化粧でもしていれば違うのだろうが、スッピンでやつれた顔、痩せて筋張った首筋、そこにすっぽり白いネット状のキャップでは、これは頭に怪我をしたか脳の手術した人、或いは薬の副作用で頭髪が抜けてしまった人みたいなのだ。



以前、額の生え際に大きな円形脱毛症が出来た時には、あまりにも目立つのでカツラを買おうか、それとも帽子を被ろうかと真剣に悩んだ。

でも、どちらも実行せずにグズグズしているうちに、やがて毛が生えた。

「マカ」を飲んだのも毛が生えるきっかけになったような気がするけれど。



今はハゲこそないものの、全体にとても毛が薄い。

元々毛が細くて薄かったのだけれど、歳と共にますます薄毛になって来た。

ゴムで結わえていても、ゴムがスルスルと落ちて来る。

日に何度も結わえ直す。

その都度、毛がまた抜けて苛々する。

毛切れも起きているのか、ワンレングスのはずがあちこちで短い毛がほつれ出てきて、顔や首に触る。

それが鬱陶しい、痒い。



いっそ家の中でもぴっちりした帽子を被っていようかと思い、この度、帽子を編んでみたのだが、どうやら失敗だったみたいだ。

手持ちの毛糸が包帯の色に近かったのが敗因か。

誰にどう見られようと構わないと言えば言えない事も無いのだが、一旦包帯に見え始めると包帯以外には見えなくなってきて、どうもシャクにさわる。



さて、どうしたものか。

いいや、明日考えよう。




ペロは相変わらず、ナムにだけマウントしている。

ナムも嫌がらずにさせているのが不思議だ。



勿論、全員が避妊済みなので彼らが何をしようが子供は出来ない。

だけどこういう行動は、避妊手術していようが本能として残るものなんだなあ・・・と改めて感心する。



ジーコも父親のミュウに良くマウントしていたし、その頃はまだ猫初心者だったから、そんなシーンを見るとショックを受けたりしたものだが、今ではすっかりスレてしまったので、そんなことでは驚かない。

お馬鹿兄弟のビルとプティも頻繁に代わる代わるマウントし合っているし、そのビルとプティの姉であるメラは馬鹿の弟のいずれかにマウントなんかされると物凄く怒って威嚇するけれど、ナムは身内でもないペロのマウントに全然抵抗しない。



同じオスでもテトの事は目の色を変えて追い掛け回し、苛めているとしか思えないナムなのに。

しかもテトとナムは、長毛と短毛の違いこそあれ同じ毛色の黒トラなのに・・・。



そんなナムが、ワルガキそのもののペロのマウントに付き合ってやっている。テトが長毛だから嫌いという事はあり得ないだろう。だってペロだって長毛だもの。

テトとペロ・・・ナムにとってどこが違うのか?





猫同士の相性って、やっぱり良く解らないものがある。

喧嘩するよりはマシだし、ペロのイタズラやマウントをやめさせようとしても全く無駄なので、害は無いのだからやりたいようにさせておくしかない。



仲良き事は美しき哉・・・かな?
ナム

まったくもう

Oct. 30, 2010
ナム
ナム

このエロガキ!

Oct. 30, 2010
ナム
ナム

しつこ〜い!

Oct. 30, 2010
ナム

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