猫雑記20110105

2011年《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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レン

かわいこちゃ～ん

Jan. 5, 2011

2011年1月5日　水曜日

寒い。

いつもの年はどんな寒さだったんだろう？と毎年思う。

喉元過ぎれば暑さも寒さも忘れるようだ。

その忘れっぽさは年々激しくなる。

だけど記憶にも強烈に残る去年の夏の暑さだけは、これは特別だった事が気象庁の発表で裏付けられた。

観測史上一番の平均気温の高さだったそうだから。

最近の事はどんどん忘れるくせに、ずっと思い出しもしないでいた大昔の出来事、子供の頃の事がやけに鮮明に甦って来て仕方ない。

それもあまり嬉しくない、仕方なく省みれば恥かしくなるような思い出ばかりがまざまざと思い出されて、自分が如何に駄目な人間だったか・・・今も駄目だが今より更に駄目だった・・・を改めて思い知らされてやりきれない。

子供の頃のあまりの駄目さ加減にいたたまれず、今からでも親切で優しい人間になろうと心掛けてみたりしている。

孫がいてもおかしくない充分に大人の歳なんだから、子供の頃の未熟で我が儘だった自分を許してやっても良さそうなものだ。

自分の過去が全て清廉潔白で、どこを切り取って眺めてもピカピカに輝いている・・・なんて筈が無いじゃないか。

歳をとると、適度なところで自分を許す・・・それが大事だと思えるようになって来た。

それは何でもいい加減にダラダラ生きるという意味ではない。

努力する事は努力し、目標を掲げるべきところは掲げ、且つ分をわきまえ足るを知るという事だ。

それが出来ない人は、きっとそういう部分で心のバランスがおかしくなってしまうのだろう。

ささやかな人生だけど、願わくは、せめて意識があるうちはバランスだけは保っていたいと思う。

という事で、多少自分に甘い部分は許されたし。

恥の多い人生を恥じるなかれ。

寒いけど毎日良く晴れている。

ベランダにザルをぶら下げ、４つ割りにした白菜と厚い銀杏切りにした大根を常に干している。

このカラカラの天候のお陰で、３日か４日で良い感じに干し上がる。

干し白菜は中華スープでトロトロに煮込み、干し大根は少し歯応えを残してキンピラのようにピリ辛で炒め煮するのが一番美味しい。

干すのは３～４日、食べるのはあっと言う間だ。

大根や白菜が美味しい冬・・・せめてこの寒い冬を温かい美味しい食事で楽しもう。

外の野良猫たちには申し訳ないね。

あなた達には、吐くほど大量のご飯を用意してあるからね。

シャイン

アタシの事？

Jan. 5, 2011